日経記事で、井戸端会議【 日経×note 】

※ 本日は、イベントレポです。

 私が会員となっているNサロンにて、「待ってました」な講座がありました。

日経記者さんによる【noteで書く人のための日経活用術】

  日経の現役記者が講師の特別講座です。

  私は今のところ、イベントは全てオンライン視聴Katyさんの投稿から、ワークや懇親会などリアルタイムの様子を見て「いいな~」と思いつつ、本講座も、ウェブにて追っかけ視聴しました。

 イベント内容も、Katyさんの投稿を読めば、完璧だと思うので、今回は、「自分ごと」メインに書きます。

■ 私にとっての、日経×note

⑴ 日経×noteの親和性

 私は今まで120のnoteを投稿しました。そのうち、日経の記事を引用し、#COMEMO のタグをつけて投稿した記事が「42」。実に35%も活用しています(日経新聞さん、ありがとうございます)。

(参考:COMEMO投稿リスト)

 では、なぜ、COMEMOを活用しているのか。それは今回のセミナーで触れられていた次のスライドがポイントです。

 私はそもそもアウトプットがしたくてnoteを始めました。ニュースの解説や私見を呟いたり、議論したい目的であれば、newspicksやTwitterの方が適していると思います。

あくまで軸は「アウトプット」と「自分ごと」(日々の思い)

 しかし、私の専門分野である「税」は、残念ながら発信力が弱い。というか、興味がもたれにくい

 しかも、何か発信する場合、題材となる「税制度」自体を説明する必要があり、私見に至るまでに長文を要します。

そこでCOMEMOです。

 まず、新聞記事を引用する場合、記者の方が非常に分かりやすく解説してくれています。よって、題材にしたい「税制度」については、補足説明程度で私見に展開できます。

続いて、発信力のこと。

 私が学生時代、教授に「良い」論文を書くポイントは「適時性」「有用性」「独自性」の3つを満たしていることだと教わりました。

恩師「時代遅れの論文、役に立たない論文、オリジナリティーの無い論文、そんなの誰も求めてないですよ。いいもの書こうよ。」

 noteは、論文とは違い、時代遅れだっていいし、役に立つかどうかなんて気にしなくてよい。そう思いますが、「税」のことを発信したいなら、この3要素を抑えたい。

すでに、日経の記事になっているということは・・

① タイムリーな話題 = 適時性(タイムリー)
② 求められている情報 = 有用性(ユーティリティ)

は、だいたい満たしています。日経さんが「これは求められている!」と判断して記事を書いているはずなので。

後は、「独自性(オリジナリティー)」です。

noteは、自分ごとなど、独自性を出すには最適な場です。

 ということで、興味をもたれにくい「税」の投稿に、日経新聞の力を借りて、少し発信力を得て、独自性に拘った私見を述べる。そんな点が私にとっては親和性が高く、活用させていただいています。

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⑵ こうなったらいいな、と思う事(井戸端会議)

 セミナーでは、畏まらず「自分ならではの視点で、発信しよう」ということを講師が話していました。

 私は、専門家や学者、有名な会社の経営陣による投稿はどちらかというと、記事の延長上にある【解説】にように思います。これもとても良いことで勉強になります。

 ただ、もう少し現場の人たちで、日経の記事について思う事を書く。記事への【井戸端会議】がこのプラットフォームで行われたら、もっと盛り上がるのではないか、なんて思います。

 消費増税の話題でも、専門家がその是非を語ることも勉強になりますが、プラス、現場の中小企業の経営者、レジを担当している社員が、現場の状況や思いを記す。もともと興味のある専門家は、現場の声を見ることができる。もともと興味のなかった人も、自分の現場で起きていることが新聞記事となっていて、社会問題であることに気づく。

そして、つながる。こんな展開。

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(ただ、リアルな井戸端会議とは違い、投稿はオープンなもの。文章に、しっかり責任を持つことも忘れないようにしないといけないと思います。)


■ 取り上げられた記事からの考察

 COMEMOに40投稿以上してきたので、ありがたいことに、おすすめのようにピックアップしていただいたnoteもあります。自分なりになぜピックアップしていただけたか、良い機会なので考えてみました。

⑴ 日経電子版・紙面に取り上げていただいた記事

 この記事は、まさかの紙面にも掲載していただき、リアルな知人からも反響をいただきました。(・・しかも税ではなく、育休制度に関する記事。)

 なぜ育休制度について書こうと思ったか。投稿した時の心境、よく覚えています。

一言でいえば「ムムッ」と思ったからです。「違和感」です。

 投稿を読んでいただければ分かりますが、記事から感じた「違和感」を自分なりに分析した結果、とある法則に気づいた。ここが独自性として光ってくれたのだと思います。

 この発想は、前に私が書いた「クリティカルシンキング」で新聞を読んだ結果だと思っています。

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⑵ その他、COMEMOにピックアップしていただいた記事

 最近だと、この投稿です。

 適時性、有用性はそもそも極めて高い論題。新聞記事の限られた字数の中で、説明しきれないことを、一応専門家として補完したこと。そして、やはり日頃の思いを私見で述べたこと自分ごとであり、世の中ごとの視点が、選んでいただけた要因なのかな、なんて思います。

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 とはいえ、私はまだまだひよっこ。全然偉そうに語れるような人間ではないです。

 今回、セミナーで「中の人」の思いが聞けました。今後も、私は私なりに。でも、プラットフォームは皆さんで作るもの。1人でも、「へえ~」と思っていただけるよう、続けていきたいと思います。

■ ちなみに講師の1人は・・・

 今回の講師の、渡部加奈子さん。実は、私がnoteを始めた頃、渡部さんの記事を読んでは「スキ」を付けていました。憧れの方です。

 なぜ「スキ」を付けていたか。

 Morning Briefingという投稿をされていたのですが、これがすごい。

TANTEKIなんです。(端的)

 端的に物事を伝える、のお手本のようなnoteです。

(例えば過去の記事)

 同じnoteという場で、書かれているものを読むと、差が歴然。やはり記者さんって凄い。

 そんな渡部さんの講座を視聴することができ、講座内容ももちろんですが、Nサロン会員でよかったな〜、なんて思いました。

(参考:Nサロン)

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