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季節を味わう、七十二候のしらべ。

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2021年10月の記事一覧

季節を味わう、七十二候のしらべ。「菊花開く(きっかひらく)」

季節を味わう、七十二候のしらべ。「菊花開く(きっかひらく)」

昨日までは秋晴れが続いて、真っ青な空がどこまでも続いてとても気持ちよかった。
菊の花が咲く頃の青空を菊晴れと言うそう。

どこまでも青い空を見ていると、空はどこまでも広いのだなと改めて感じさせてくれる。

菊花開く(きっかひらく)

新暦では10月13日〜17日 二十四節気「寒露」の次候

菊の花が咲き始める頃。

菊花展や菊まつり、はたまた競馬の菊花賞と菊にまつわるイベントがこれから盛んになる時

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季節を味わう、七十二候のしらべ。「鴻雁来る(こうがんきたる)」

季節を味わう、七十二候のしらべ。「鴻雁来る(こうがんきたる)」

note投稿55回目である。

すっかり夕方の冷え込みも厳しくなってきて、気がつくとあっという間に日が沈んでしまうことが多くなった。

秋の夕日はなんだか物悲しい雰囲気を纏っていて、少し切ない気持ちになる。

今回は七十二候紹介、第10回目である。

二十四節気 寒露(かんろ)

二十四節気の17番目 10月8日〜10月22日

露が冷たく感じられてくる頃のこと。
空気が澄んでいるため、月が綺麗に

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季節を味わう、七十二候のしらべ。「水始めて涸るる(みずはじめてかるる)」

季節を味わう、七十二候のしらべ。「水始めて涸るる(みずはじめてかるる)」

note投稿50回目である。
今近くの公園でコスモスの花たちが所狭しと太陽に向かって咲き誇っている。

昨日の台風余波に伴う強い風と雨で、コスモスたちが折れかかっていたが、今日どなたかが直してくれたらしい。
昼間行ってみるとまた元のように太陽に向かってのびのびと咲いていた。

今回は七十二候紹介、第9回目である。

水始めて涸る(みずはじめてかるる)

新暦では10月3日〜7日 二十四節気「秋分」

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