古神道と言霊と星読みと【其の二】
「運命は自ら創る」
僕が大学時代に大学に通わなくなった大きな原因の一つですが、笑
当時に猛勉強をした安岡正篤先生の遺した有名な言葉です。
「運命」と聞くと、
「運命のルーレット」とか(ZARDとコナンが懐かしい…)、
「運命の赤い糸」とか(これも『時計仕掛けの摩天楼』やん…笑)、
何か”決まりきったもの”のような印象はありませんか?
これに対して「自ら創る」とは、
文字通り「自由」な「創造」を意味しますよね。。
あれ?おかしい・・・
パラドックス?・・・。
たった一言の中に、何か深い意味が込められていることがわかります。
「運命」と「宿命」は違う!!
例によって、書籍からの引用を始めましょう!
いつも長くなるから皆さんを困らせてしまいますが。。m(_ _)m
続いて、別の本からも引用します。
一言で言うと「諦め」とか「他人任せ」とか、
「自分の意志で決めて動く/動かす」ということを放棄して、
ただ流されるままに生きているなんてのは、本当に勿体無い!と思います。
言うなれば、
自分の人生の主人公は自分であるのに、
スポーツ選手や有名人の「推し」に走ってしまったり、
”応援”というよりは”傍観者”に回ってしまうような有り様のことです。
シャーディス長官の最期の勇ましさには、
マガト隊長と共に強烈な印象で心を打たれました。R.I.P…
「星読み」は「命を知る」ためのもの
「星読み」や「占星学」と聞くと、
あたかも決まりきった将来を当てる「占い」のイメージが付き纏います。
ですが、本来の意味合いとしては、
また安岡先生のお言葉をお借りするならば、
「命を知る」というところにあるのだと理解しています。
「命を知らざるは以て君子たること無きなり」とは、
儒教の祖である孔子の言葉を纏めた『論語』の最終章に出てくる一節です。
「命を知る」ことの重要性がこれだけでわかりますが、
人には誰でも「生まれた瞬間に星々から受け取るエネルギー」があり、
その「個性」は「2万6千年に一度」しか訪れない特別なものです。
これを知らない手はない!ということで、
「星読み」の真の役割も見えてくる、というお話です!^ ^
「言霊(ことだま)=事霊(ことだま)」
『万葉集』の時代には、
「言霊」は「事霊」と表記していた
という事実がございます。
そこから「言霊は現実化する」「言葉がそのまま現実をつくる」
という「言霊信仰」が伺え、
言葉の持つパワーが畏れられていたことが読み取れます。
「畏れる」と「恐れる」とは漢字の表記で意味が違って、
単に「忌み言葉」を避けるとか、
「悪い言葉」は言わないでおこう、
という「悪影響」を恐れるのみならず、
「言葉は強力だから大切に扱おう」「言葉の使い方には気をつけよう」
という前向きな心がけも含むので、
「畏れる(畏まる)」の方が当たっているでしょう。
雪降る新年の「吉日」にこそ「予祝」!!
今日は一日中、私の住む滋賀県では雪模様です。
今年一番の寒波到来といった感じでしょうか。。。
そんな季節にいつでも思い出すのは、
4500首を超える万葉集の和歌の最後を飾った、
編纂者である大伴家持のこの一首!!
新しき年の初めの初春(はつはる)の今日(けふ)降る雪のいやしけ吉事(よごと)
詳しい解説は便利なネットにお任せするとしまして、笑
ここまでお読みならばもうお分かりかと思いますが、
「吉事(よごと)」は「寿詞(よごと)」と同じ
ということです!!
雪が降り積もるように、
善い言葉を重ねていくことで、
よき出来事をどんどん起こして参りましょう!!
本日のメッセージ:
「宿命」を「運命」に変えるには、まずは「言葉」から変えていく。
「運命」は「言葉」を通して「自ら創る」。
お後がよろしいようで……。
お読みいただき誠にありがとうございます!!(^0^)
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