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HR Topics

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HR関連の気になるnoteをpick upしてます。キーワードは→のような感じです。#EmployeeExperience #TalentManagement #Diversit …
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#組織開発

「組織開発」は人事に何をもたらしてくれるのか?

Engagement Run!の講師を担当している神吉徹二(@tetsujikotta)です。8月からジョインさせて頂きました。「組織開発」が狂おしいほど好きです。 今日は、「組織開発※」が人事部門にもたらしてくれる大きな効果について、私が実践する中で感じたことを書いてみたいと思います。 ※組織の課題を(Wevoxなどのサーベイツールを活用するなどして)対話し、自分達で組織を良くするために打ち手を実践していく活動全般のこと。 誰なのか? 普段は、フリーランス人事として10

リモートワークの「チームビルディング」に必要なたった1つのこと

こんにちは、こがねんです。メガベンチャー人事で「組織開発」をしています。 「組織開発」とは「組織がよりよくパフォーマンスするために行うありとあらゆる働きかけ」のことですが、今日のnoteはこの「組織開発」の一大テーマの1つ「チームビルディング」についてのお話です。 リモートワークのチームビルディングは「今そこにある危機」「チームビルディング」とは「グループ(ただの人の集まり)」を「チーム(共通目的に向かって協働する人の集まり)」にすることです。どんな組織もミッションやビジ

OKRは、このままだとMBOと同じ過ちを繰り返すかもしれない。

OKR(Objectives & Key Results)は組織を運営するマネジメント層や人事を担当している人達に、随分と市民権を得てきたように思う。 特にスタートアップ界隈では、組織運営ツールとして必須になっている空気感さえ感じる。 OKRは、組織を1つにまとめていく(組織の凝集性を高める)ためのとても良いツールだと思う。 でも、中々上手く運用することが難しいツールでもあるので、運用しながら学んだ点で、「あぁこれがもしかしたらエッセンスなのかな・・・」とこの3年くらい

キャディの組織のこれまでの歩みとこれから

はじめまして。 キャディでHRの責任者をしている原です。 キャディは、8月24日のリリースの通り、シリーズBラウンドで80.3億円の資金調達を実施しました。今後は受発注のグロースを起点に、図面管理や生産管理などの周辺プロダクトへの拡張、更にはそこで蓄積されたデータなどのアセットを活用して様々な領域へビジネスを拡張することで、2030年までにグローバル1兆円のプラットフォームを目指します。 このnoteでは、上記の実現に向けてHRが担う役割をこれまでの歩みと共にお伝えできれ

スタートアップのチーム作りを「クラブチーム化」しているという話。

チームRuntrip、プロ契約選手を増やしています。 「プロ契約?」 と思う人、あぁ、なるほどなと思う人。 色々いると思いますが、ラントリップが「スポーツ × IT」のスターアップだからといって、プロスポーツチームを作るという話ではありません(笑) では、しっかりと説明していきます。 コロナで火がついた人材リソースの細分化と流動性このあたりは本noteで詳細を語らなくとも自明だと思いまが、スタートアップ界隈でもいわゆる「複業」という概念においては、需要(案件)よりも

人事の目的は、人と組織で最高のパフォーマンスを出すこと

事業の成長には、良い採用がスタート地点となり、そして、事業成長の根幹はヒトだと思っています。 先日、採用力に関する記事を書きましたが、採用がゴールではないので、同時に、中で働く皆が力を発揮できる組織を作っていくことが課題になります。 私はHRバックグラウンドはなく、M&Aなど投資やIRを行うファイナンスの人間です。今は、事業拡大をするためなんでもやる意気込みで、ファインディというスタートアップの社長室で働いています。 採用・人事のプロではないため、色々な方にヒアリングし

なぜ従業員から意見が出ないのか? 〜心理的安全性の罠〜

こんにちは。 様々な経営者や人事の方と話す時によく議論に上がるワードが「心理的安全性」です。 心理的安全性とは、 のことです。 組織開発におけるキーワードとして、マネジメントにおいて意識をしている方も多いのではないでしょうか。2015年にはGoogleが効果的なチームに必要な概念として発表をし、人事界隈での認知が広がりました。 そもそも、なぜ心理的安全性が必要なのか?心理的安全性はなぜ重要と言われるのか。それは、心理的安全性によって従業員の意見行動を増やしたいからで

組織開発のとてつもない威力について、何も分かっていなかった。

複数企業でフリーランス人事として働く、というキャリアを選択して1年半ほど経った。 自分が働かせてもらっている企業や自分に依頼を頂くお仕事で組織開発のアプローチを行うことが最近特に増えてきた。 組織開発はとても強力で効果に驚くことも多いので、具体的に何が良いのか、そもそも何なのか、現時点の理解を整理しておきたい。 「組織開発」についてほとんど知らなかった。組織開発の印象は、企業内で研修を担当している人が「人材開発とか組織開発とかを担当してまして…」とカッコ良く言うときに使

タレントマネジメントのフレームワーク

今やHRに関わる人々にとっては、一般的な言葉として定着した「タレントマネジメント」ですが、日本ではマッキンゼー&カンパニー社がまとめた「War for talent」という著書がきっかけで、注目を浴び始めたと言われています。この頃から、「人材」を「人財」と置き換えるような企業も増え始め たのが印象的でした。 ただ、実際には、タレントマネジメントをいわゆる「(IT)システム」として捉えているケースも多いようで、基本的なフレームワークというか考え方なくして、真の「タレントマネジ

【人事向け】従業員体験(Employee Experience)2.0の世界がやってくる

はじめにこんにちは、ランサーズの曽根(@hsonetty)です。 前回は「スマートワークway 20選」というテーマで、個人の視点に立ったときのこれからの働き方について書かせてもらいましたが、今回は人事や経営者の視点に立った話になります。 先日、とあるウェビナーで「アフターコロナのスマート経営」というテーマで登壇させていただきました。働き方の変化について色々と話したのですが、最近少し思っているのは、「10年後の未来が今、目の前にやってきている」ということ。 先日、ランサ

エンプロイー・エクスペリエンスを組織全体に広げるための5ステップ

オンボーディングよりも大きな概念になりますが、今日は「エンプロイー・エクスペリエンス」関連の記事を取り上げます。 ■引用記事: https://www.myhrfuture.com/blog/2020/1/22/five-steps-to-scale-employee-experience (2020.1.23) ■タイトル Five Steps to Scale Employee Experience ■記事要約: ・従業員の経験(EX)は、HRで最も大きなトピック

「60名→1700名」組織拡大の真ん中にいた僕がメルカリで向き合う次の壁

こんにちは、石黒といいます。2015/01にメルカリにJOINして人事と採用のど真ん中でずっと走ってきました(つもりです…)。 ミッション達成のために採用をし続けてきました。頼もしい、大好きな仲間がたくさん入社してくれました。 しかし、人の採用が進み、組織があれば、そこに組織的課題は大なり小なり生まれます。 このnoteで伝えたいことこのnoteで伝えたいこと先に書きます - [組織課題]に向き合う僕たちは今、「期待値の整合(=expectation alignmen