見出し画像

息子を応援してやりたい気持ちもあるけれど…わたしも悩む。そして願いはひとつ。

高校3年生になった息子。
立ちはだかる3つの壁。
やらなきゃ、受験勉強。
やりたい、バンド。
大事な、友達?彼女?
息子も悩んでいるのだろうが
実は、母もとても悩んでいるのだよ。

🎸3つの壁


春から高校三年生になった息子。
大学へ進学するという希望は
高校受験前から変わっていない。

はず…

何でまだ志望校決まってないの?
進学する気あんの?

こっちとしても心の準備とか
もろもろの準備とかあるんですけど。
受ける大学によっては
勉強する内容も違うだろうに。
でもまぁ、最終的には
本人が決めることだから信じて待とう。

としていたのに、
ある日、息子が言う。

「バンドに入ることになったけん」

はい?

「ベースやることになったけん」

ん?やったことないよね。
旦那様がいくつかギターは持っているけど、
うちにベースなんてないよね。

で、買ってあげる親バカ。

で、で、最近帰りが遅いと思ったら
悩んでいる友だちの
相談にのっているらしい。

受験。将来のため。
バンド。今やりたいこと。
友だち。大切にしたいもの。

3つの壁が息子の前に立ちはだかる。

大学受験。人生の分岐点。とても大事。
息子も将来やりたいことはあるみたいで
何も考えてないわけではないようだ。

吹奏楽部の息子はクラリネット、
管楽器を扱っている。
高校の部活ではマーチングもやっていて、
それはそれはとても頑張っている。
そんな息子が相談にのっている友だちが
バンドでギターをやっているようで、
弦楽器にも興味が出てきたらしい。

なぜ今なんだ。
なにもこれから受験という
大事な時期に始めなくても…
というのが本音。

さらに最近帰りが遅かったり、
週末に出かけるようになったので
彼女でもできたのかと思っている。
友だちの相談にのっているらしいが
おそらく女子だな。
女の勘!!

我が息子ながら優しいやつではないか。
いや、本当は彼女なのかもしれん。



🎸大切な時間


やっぱり親としては
大学受験を最優先してもらいたい
という気持ちはあるが、
後悔しないように生きて欲しいとも思う。

母としては何にしても応援してやりたい。

高校に入ってからは
将来の糧にもなりうる青春時代を
“コロナウイルス”という悪魔に
まんまと邪魔をされ
思うように満喫できなかったもよう。

学校の行事も制限され
休みの日に友人と出かけることもできず
学校や部活も休みを余儀なくされることも
あった。

その反動なのか、ここ最近は
今までなくしていたものを
取り戻すかのように
やりたい放題やっている。

友人といろんなところに出かけては
きっといろんな体験を
楽しんでいるのだろう。

知らなかった世界に触れ
一気にたくさんの興味があふれ出している。

いいんだよ、うん。
とてもいいことだと思う。
母としても嬉しいことだ。

しかしねぇ・・・。

時期・・・。

う~ん・・・。


🎸道はひとつじゃない


大学受験、今年はとても重要だ。
なぜなら、これから受験のいろいろが
変わっていくらしい。

親としてはどうするべきか
悩みに悩んでも答えは出ない。

きっと当事者である息子がいちばん悩んでいるだろう。

やらなきゃならないことがあるのは
知っている。
でも、やりたいこともたくさんある。
そして今大切にしたいこともある。

優先順位すらつけるのが難しい。
だからと言って
どれも全力で行くのも難しい。

悩む悩む・・・。

道はひとつじゃないと思う。
大学や留学は社会人になってからでも
受験は可能。

やりたいことは
やりたい時がいちばん楽しい。

高校の友だちとの時間は今しかない。

どれも大事。選ぶのは息子。
わたしは息子が選ぶ道を応援しよう。

なにも道はひとつじゃない。
いろんな道があるから人生楽しいんだ。
自分で選ぶから人生楽しいんだ。


🎸願いはひとつ


どの道を選び進むことになっても
わたし“母”が最も願うことはただ一つ。

“元気で笑っていて欲しい”

わたしが経験してきたことを押し付けて
道を示すことはしたくない。

先回りをして
息子の可能性を狭めることもしたくない。

わかってはいるけど
愛しい息子が心配で心配でたまらない。
でも我慢ガマン!

聞きたくてウズウズ
言いたくてウズウズ
でも我慢ガマン!

そんな自分にも
呪文のように唱える

“元気で笑っていて欲しい”

願いを胸に
ただ見守るだけ。


今回も最後まで読んでいただきありがとうございます☺️
これからもnoteで書いていくためにも皆様の記事を参考にさせていただきたいので、少しでも何か感じた方は足跡を残していただくと嬉しいです🧡

それでは次回もお楽しみに~♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?