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『いっこ さんこ』|ポップな絵と音のリズムで、赤ちゃんと楽しもう|大人も楽しめる絵本&ファーストブック

赤ちゃんに絵本を贈るとき、文字のリズムが楽しめるものをよく選ぶ。子どもが思わず口ずさんでしまうような、そんなリズムを探している。

そんな絵本から、この1冊を紹介したい。

『いっこ さんこ』
及川賢治(作)
竹内繭子(作)
文溪堂
24頁 216×150mm
定価:946円(税込)

作者の及川賢治さんと竹内繭子さんはイラストレーターで、おふたりで「100% ORANGE」として活動されている。

及川賢治さんはTwitterInstagramで、活動を拝見できる。

この絵本は、タイトルの通り「いっこ さんこ」のリズムで物語が進んでいく。

「いっこ さんこ」このリズムの繰り返しが心地よく、癖になってしまう。きっと子どももこのリズムを口に出して楽しんでくれるだろう。僕・私が読むよ!と自ら声に出して本を読んでくれるかもしれない。

ぱきっと鮮やかな色使いと、ポップで愛嬌のある線の絵に、子どもも、そして大人も目が惹きつけられるはずだ。見開きページを大胆に使ったイラストの構成も美しく、楽しくなってくる。

なんで「いっこ にこ さんこ」じゃないんだろうねえ、そんな風に話すのも楽しそう。

数を覚える楽しみも、絵を数える楽しみも、リズムに乗る楽しみも、いろんな楽しみがあるこの絵本。子どもと一緒に読む、にぎやかな時間が目に浮かぶ。


絵本についての私のnote


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