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セールスを不要にするためには?

カラーバス効果

近年、いやここ2〜3年ですかね?マーケターとかマーケティングって言葉をよく見たり聞いたりするようになりました。これって、カラーバス効果なんですかね?

ちなみにカラーバス効果とは、ある一つのことを意識することによって、それに関する情報が無意識に自分の手元にたくさん集まるようになる現象のことです。

カラーバスは「color(色)」を「bath(浴びる)」、つまり色の認知に由来しますが、色に限らず、言葉やイメージ、モノなど、意識するあらゆる事象に対して起きると言われてます。

例えば昨年、ルノールーテシアって車を購入したんですが、この車を知る前は全く意識もしてなければ見向きもしませんでした。

なのに、いざ検討段階に入り、実際に買うと決めて、買って乗ってみると街で見かける車などこの車種やメーカーばかりが目に入ってきます。

まさにこれをカラーバス効果って言うんでしょうね。なので、メーカーの広告やマーケティングそのものが一気に入ってきている感じがします。

もちろん、普段からビジネスとしてマーケティングを意識してますので、これに類する言語が自然と集まるのは当たり前の事なんでしょうね。

消費者が何かを「欲しいって状態にする事」がマーケティングだと私は定義していますが、商品やサービスを売り込まれていない感じで買った時(売れた時)がうまい売り方なんでしょうね。

と言うことで、今回は結構幅が広いマーケティング概論の中から、セールスを不要にするためには?についてお伝えしたいと思います。果たしてそんな事ができるのでしょうか…?

ドラッガーの言葉を引用

「マーケティングはセールスを不要にする」と、ドラッガーが言ったとか、言わなかったとか。…って、あなたも聞いたことがあると思います。

たぶん、ドラッガーの書籍にはそんな一文はどこにも見当たらないし、そんなフレーズは言ってないと思われます。

実際には、マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから売れるようにすることである。
と言っています。

なぜか、これが簡略化され「マーケティングはセールスを不要にする」と解釈されている様です。これについて、株式会社識学のコンテンツではこのように紹介しています。

実のところ、販売とマーケティングは逆である。同じ意味でないことはもちろん、補い合う部分さえない。当然であるが何らかの販売は必要である。だが、マーケティングの理想は、販売を不要にすることである。マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから売れるようにすることである。<P.F.ドラッカー. [英和対訳] 決定版 ドラッカー名言集 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.278). Kindle 版.>

ドラッカーに学ぶ「マーケティングの本質」

と、このように「マーケティングの理想は、販売を不要にすることである」って前置きがあって、本論を語っていると言うことです。

続けて、この様に説明しています。

小さな市場でも大きな市場でも、イノベーション起こして顧客・マーケットを創出しよう。そして、実際に顧客に会って顧客が感じている価値を把握しよう。そこで正しいマーケティング行えば、自ずと商品が売れるようになり販売は不要になります。

ドラッカーに学ぶ「マーケティングの本質」

と、紹介をしています。

もちろん、こういったマーケティングに関してのコンテンツは、このnote社長の戦略講座でも過去に何度かお伝えしてきています。

詳しく触れているのは、2020年11月に「欲しいって状態を作る」って記事で、マーケティングの概念をお伝えしています。ので、バックナンバーから読み直してみて下さい。

セールスを不要にできるか

では、セールスを不要にするためにマーケティングで何を伝えればいいのか?ですが、多くの人が勘違いしているのは...自分(自社或いは自社の商品やサービス)がいかに優れているか?を伝えようとしていることです。

もちろん、マーケティングで優れていることを伝えられるのであればそれに越したことはないです。がしかし、「マーケティング=優れていることを伝える」と捉えるとマズイです。

そう考えていると例えば、スタートアップであれば、「自分には経験もないし...」「人に言える実績がない...」と、前に進めなくなってしまいます。

では、何を伝えればいいのか?というと、それは、他社・他者との違いです…つまり、違いを伝えるのです。他に比べて優れている、のではなく、他に比べて何がどう違うのか?です。

セールス不要は結果論

優れていることを伝えるのではなく、違っていることを伝えるワケです。そう考えれば、スタートアップであろうと、どんな場合においてでも、伝えることが見えてくるはずです。

Twitterにも書いてますが、

マーケターとはマーケティングを管理して回す人のことです。基本的に販売企画が根幹にあって、あらゆる要素が加わってきます。最終的にマーケティングをして成果を上げるのは、事業の責任者である社長の仕事です。

粋なマーケターTwitter

...と、この様に、社長は事業の責任者ですので、自社の商品やサービスを他と比べて何がどう違うのか?を、明確に伝えることができれば成果を上げることができるはずです。

なので、マーケティングでセールスを不要にするには、顧客のニーズに合わせて他との違いを見出し、価値を提供し続けることだと言えます。

その結果、自ずと商品が売れる様になり、販売(=セールス)が不要になるってことです。要するに、「セールスが不要になる」と言うことは、マーケティング施策の結果に過ぎないってことですね。

多くの人は結果を見て批評します。結果的にセールスが不要なほどマーケティングは素晴らしいと言えるのですが、そう評価できるのは…理解している者だけでしょうね😆

はい、ってわけでぜひぜひ今後も戦略講座、参考にしていただけると嬉しいです。

お知らせ

それと、最後にお知らせが3つあります。

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・2つ目は、マーケティングのこと、集客やセールスなどについて質問を下さい。匿名で聞ける質問箱からお願いします。質問を採用させていただいた方は、noteで紹介します。さらに、連絡先明記の方にはプレゼントを差し上げますので、どしどし質問待ってます。

・3つ目最後に、第1回目のnoteからstand FMというラジオ番組で放送してますのでそちらも聴いていただくとよりリアルになります。アクセスの方法は、PPSに記載しておきますのでこちらから聴いてください。ついでにフォローもお願いします。

それでは、飽きない人生満喫しましょう!じゃまた...さいなら。

おまけ

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最も興味深かったのは、プライミング効果と価格の組み合わせです。ここまでまだ勉強ができていないので、今後の課題として須山さんのお言葉を念頭に置き体系的に取り組むことができればと考えました。


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