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欲しいって状態を作る

Satoshi Suyama

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マーケティングの概念

今回のテーマですが、「社長の戦略講座」というタイトルなワケですからここで一度、マーケティングについて触れておく必要があるかなと思います。なので、あえてテーマにとりあげさせていただきました。

来たかー、ついにこの重いテーマ。マーケターとしてはこれ、わかっていないとってねって感じの基本なんですが、正直マーケティングの概念とか理論的なことはどうでもいいんです😁いきなり、は？ですよね。

つまり大事なのは、商品やサービスを買う時に、「欲しい」って状態を作り上げることこそマーケティングだって事がわかってもらえば、今日のポイントは掴んでいただいたと言っていいでしょうね。

以上、終わり。ってワケにはいかないと思いますので、理屈をコネコネと説明してまいります。

マーケティングと言っても、かなり説明しづらいです。と言うのも、マーケティングとは、一言で表現しきれないところがあって、あえて説明するとかなり小難しくなってしまいます。が、調べれば簡単に答えが出てきます。

Wikipediaでは

ウィキペディアにはマーケティングの概念として、こう書いてあります。

マーケティングとは、企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。

ってことです。一言で説明するとこんな感じです。

マーケティングの第１人者とも言われるドラッガーは、マーケティング論について詳しく解いていますよね。それはそれで興味があればしっかりと本を読んでいただければ良いことなんですが、よく言われているのは、「マーケティングはセールスを不要にする」って言葉です。

この言葉は、けっこう一人歩きしてますよね？もしかして聞いたことがあるかもしれませんね？

ドラッガーの理論

これはマーケティングの「理想」だとドラッガーは言ってます。なので、マーケティングの理想は販売を不要にすることであって、目指すものは、顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから売れるようにすることだと言ってます。

つまり、もっと簡単に言ってしまえば、売らずして売れるようにすることがマーケティングだと言うことになってしまいます。

え？売らずして売る？どう言うこと？って感じですが、この辺から解釈はどんどん飛躍していってしまいます。要は定義が難しすぎてなんだかわからないので、みんなが勝手にわかりやすく説明していると言うことになってしまいますよね。

詳しく説明すると

この定義を踏まえて、さらに詳しく説明すると、「企業や組織などが行う活動」というのがいわゆる販売活動ってことになります。セールスプロモーションなどもその一つですね。

で、「顧客が真に求める商品やサービスを作る」ってことですが、これはそもそも顧客は何を欲しがっているのかをリサーチしないとわかりません。顧客が求めているものは何なのかを追求することから始まります。

そして、「その情報を届ける」ということが、すなわちこれが営業活動になります。営業と言ってもあらゆる方法がありますが、中でも大きく分けてオンラインとオフラインで営業するとここでは仮定しておきますね。

さらに、「顧客がその価値を効果的に得られる」ということは、価値を創造して顧客が欲しいと思うものが、思うように手に入るようにするってことです。

この一連の流れをセールスプロセスと捉えることができますが、この流れの中において、顧客は欲しい商品やサービスを自ら手にするという理想的な状態を作ることがいわゆるマーケティングだってことです。

そうするためには、顧客のニーズを解明して価値を創造する哲学があって、その仕組みやプロセスを戦略的に行うことがマーケティングであるってことです。

これ全部ひっくるめてマーケティングと言ってますが、一つ一つ噛み砕いて説明するとこうなるってことですね。

わかりやすく解説したつもりですが、これでもまだわけがわからない状態のような気もします。ここまで良いですか？大丈夫ですね？

マーケティングのまとめ


ここで、もう一度、整理してまとめてみましょうか。

先ず、販売活動がある（これは、企業や組織の社会的活動ですね）

次に、市場リサーチをする（ここで、顧客の動向を調査します）

そして、情報を届ける（これが一般的にいうセールスですね）

最後に、顧客が欲しいものを与える（ここで自ら手に入れてもらう）

こう言うと、めちゃくちゃ簡単に聞こえますね。だから、売らずして売れるようにする活動をマーケティングという。です。

何だかわかったようなわからないような感じですが、一つだけ言えるのは、マーケティングって社会の中で必要不可欠な活動であることは間違いないと言えますよね？人は生きていく上で必要とするものはたくさんあります。それを手に入れるために、お金を使って対価交換をするわけですから、欲しくないものはわざわざ買うことはありません。

つまり、欲しいものしか買わないわけですが、この「欲しい」って状態を売り手側が買い手側に対して作り上げることこそマーケティングだと言えるでしょう。

人が「欲しい」って状態になるまでには、売り手側からすれば、かなり地道なプロセスを踏んできていることがわかったと思います。

一言でマーケティングと言ってもいろんな解釈があるはずです。数ある学びの中からこれも一案だと思っていただければ幸いです。

今回はかなり難しいテーマから入ったんで、どんなに堅っ苦しくなるかと思ってましたが、まあまあ、いい感じにまとまりましたね。と、言うわけでぜひぜひ今後も戦略講座、参考にしていただけると嬉しいです。

それと、最後にお知らせですが、第1回目のnoteからstandFMというラジオ番組で放送してますのでそちらも聴いていただくとよりリアルになります。アクセスの方法はPSに記載しておきますのでこちらから聴いてください。ついでにフォローもお願いします。

それでは、飽きない人生満喫しましょう！じゃまた。さいなら。

PS:スタエフで話してnoteで読んでいただくという伝え方をしていますが、これはどっちがどっちでも構いませんよ👍



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