答えを導き出す行動原則
最初の１行目
マーケティングを学んでいれば、広告やチラシなど、或いはWEBページでの１行目ってものすごく重要という事は理解できていると思います。
最初の一言目でいかに見込み客の注意をひいて、続きを読んでもらうか？目に止めてもらうか？が、WEB広告などでは1番重要なんです。
例えば「注目される見出しを作れ！」ということを普通に考えて作業してみると、全く行動原則を無視して作ることもできます。
そうすると当然、適切な行動になっていないのがわかります。結果的には、あまり良い見出しにはなっていません。
注目される見出しの作り方を考えてみると、良い見出しを作るためにプロがやっていることとは…ある行動原則をもとにしています。
行動原則を活用
注目される見出しを作れる人、作れない人は何が違うか？というと、知識・経験・才能が違う...かも知れません。確かそれはにあると思います。
しかし、決定的に違うのは注目される見出しを作るためにやっている「行動」がないってことです。
とういことで今回は、答えを導き出すには行動原則があり、これを活用する事によって成果をあげて行ける...という事についてお伝えしたいと思います。
行動原則の法則
答えを導き出すには法則があります。要するに、何をしたらいいか？この法則を使って言語化します。それは、MORSの法則と言ってそれぞれの頭文字をとって「MORS」となっています。
M=Measured：計測できる
O=Observable：観察できる
R=Reliable：信頼できる
S=Specific：明確化されている
この４つの条件に当てはまるものを「行動」と定義されています。なので、MORSに照らし合わせて、この法則を活用するとすべき事が理解できます。
例えば、注目される見出しを作れない人は、「見出しを作るために、２〜３個しか書いていない」としましょう（実際、この傾向は、よくある話です）。
しかし、プロは、良い見出しを作るためにたくさん案を出します。「良い見出しを作るために50個程度の案を作っている」としたら、どうでしょうか？（実際、それくらいは作っています）。
比較してみると良い見出しを作るための行動がわかるはずです。「いや、50個はしんどいですね…」確かにそうでしょう。
原則の活用事例
でも、その見出しの「案」出しをするために、このような行動があったら、どうでしょうか？例えば・・・
「三社（3人）のお客さんに電話でヒアリングをする」
「競合が使っている広告・チラシ・HPをチェックする」
「さらに、使われる見出しをノートに書く（三社）」
「見出しの案出しをするために、サンプル集を机の上に用意する」
などなど。そして次の行動は、
「過去、自分たちでやったキャンペーンの見出しを確認する」
さらに、
「よかったものを３つリストアップする」
・・・というプロセス。
このような行動がわかっていたら、なんとかなりそうだな...と思いませんか？「しんどそう」と思うかもしれませんが、「注目される見出しを作る」という目的から考えるとかなり良い行動になっていると思います。
注目される見出しを作れる人はやるべきことをやっている人です。つまり、良い見出しを作れる人は、何も特別な才能や経験、知識があるわけじゃないんです。
行動を定義する
それよりも大事なのはやるべきことをやれているか。そして、どれだけ知識があっても、やるべきことをやれていなければ良い見出しは作れないって事です。
今回ここで挙げた「行動」について、これは間違いなく「注目される見出しを作る」上ではとても重要な行動になる訳です。
このように、「行動」について、すべきことができていれば「見出し」だけに留まらずあらゆる事に活用できるはずです。
この事例を参考にしながら、案を出す際、その答えを導き出す法則を使って行動を定義してみると成果につながる可能性は大きくなるでしょう。
はい、ってわけでぜひぜひ今後も戦略講座、参考にしていただけると嬉しいです。
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