Shota ITAKURA (板倉翔太)

15年間アイスホッケーやってました。仕事の経歴はSI→Game→AI→DX→Design。現在は伊藤忠テクノソリューションズ株式会社でDX支援をしています。簡単なことを難しく考えるのが好きです。会社のnoteに投稿したものはマガジンにまとめています。

Shota ITAKURA (板倉翔太)

15年間アイスホッケーやってました。仕事の経歴はSI→Game→AI→DX→Design。現在は伊藤忠テクノソリューションズ株式会社でDX支援をしています。簡単なことを難しく考えるのが好きです。会社のnoteに投稿したものはマガジンにまとめています。

マガジン

  • @itkr 執筆・登壇・インタビュー

    @itkr 主に職場のアカウントで自分が執筆したもの・登壇・インタビューの記事をまとめています。一部再投稿された投稿があるので、時系列がおかしくなっているかもしれません。

  • DXの概観

    SIerの技術者目線のDX

最近の記事

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2023年にやること(仮)

いつぶりでしょうか、新年の抱負のようなものを書くのは。意識高い系だった頃はよくそんな記事を書いていたような気がします。 しかし、目標を立てて満足してしまい行動できないこともあるし、1年もあれば状況も変化するので目標が変わることもあります。 したがって、ここでは昨年から続けていて2023年も継続して行うことや、今現在行う予定のことを書きます。極めて個人的なことになるでしょう。 💼 仕事について「UXエンジニア」を定義づけする 自分の名刺には「ソフトウェアエンジニア」と書

    • 2023年の振り返りと2024年現在の目標

      2023年は入院をしたり、人間関係が変わったり、いろいろありました。その中で立てた目標などを振り返りつつ、継続して行うことをメモしておきます。 メンタルについて昨年1年間は、この数年の中でも比較的メンタルの安定している年でした。その要因はいくつかあって、自分の中では以下のものの効果が大きかったと思います。 サプリメントの継続(ビタミンD、マグネシウム) 自宅で仕事する(通勤ストレス低減) 不安やコンプレックスを刺激する情報を遮断 熟達を必要とする趣味をやめる 家事

      • 【下書き供養】2023年にやること(半年経過時点)

        2023年の年初に書いた、「2023年にやること」が半年経過時点でどうだったかを書いたものが下書きに残っていたので、公開しておきます。 今年(昨年。※2024年1月1日追記)の1月に、目標ではないですが現状やることと予定を書きました。それが半年経ってどうなったか。継続していること、変わったことを整理しつつ今後の予定を書いていこうと思います。 仕事について前回のnoteではコードを書く仕事を意識的に行うと書きました。この半年間はかなり実装の仕事をしています。特に、これまでの

        • マーケットインの難しさと、私がGoodpatchで働く理由

          Goodpatch Advent Calendar 2023 のエンジニア版の17日目です。 今年の11月よりGoodpatchで働いるエンジニアです。ただ、所属しているのは別の技術会社[^1]という、少し変わったた立場にあります。実はこの立場になった理由の1つは、今回の記事のタイトルである「マーケットインの難しさ」に付随する課題を解決することだったりします。 これまで私は大小様々な企業で働いてきました。30人くらいのスタートアップもあれば、連結で10000人規模の会社も

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        • @itkr 執筆・登壇・インタビュー
          13本
        • DXの概観
          3本

        記事

          内向的な人間の得意なこと

          タイトルは少し間違っていて「内向的な人間」ではなく「自分」。内向的な人の一般論については論文を漁ってもらうとして、この文章は自分が改めて感じたことを書き連ねただけの随想。 内向的性格自分が内向的な人間であることは間違いなくて、いつも誰かと親しくなるには少し時間がかかる。キャリアをスタートさせた頃は、作業中の人に何か質問するというのも躊躇した。逆にそのおかげでプログラミング中のエラーなどを自力で解決する技術が身についたいう恩恵もあるが。 これはその場の空気を読むとか、相手が

          内向的な人間の得意なこと

          事業会社等のデザイン組織・DX組織をまとめる(随時追加)

          DXやデザイン思考が注目を集めている現在、デザインファームやSIerなどに頼らず、自社でデザインやDXの組織を構築する事業会社が増えているように感じます。そこで、主にnoteで見つけたデザイン・DX組織をまとめます。 デザイン関連三井住友銀行 (主に) 三菱UFJフィナンシャル・グループ NTTコミュニケーションズ リコー リクルート サイボウズ LIFULL

          事業会社等のデザイン組織・DX組織をまとめる(随時追加)

          事業会社のためのDX推進の概観

          2018年9月、経済産業省が「DXレポート~ITシステム『2025年の崖』の克服とDXの本格的な展開~」を発表、徐々にデジタルトランスフォーメーション(以下DX)という言葉が注目されるようになりました。 社会情勢としては目に見えない驚異が世界的な広がりを見せ、幸か不幸か働き方やビジネスも大きく変わっていきました。そんなことも相まって、今では企業のIR資料や広告でDXという言葉を見ない方が珍しいかもしれません。 一方で、DXという言葉が一人歩きしてしまっているのも事実です。

          事業会社のためのDX推進の概観

          書くこととは、浸ることである

          回想昔、高校の教科書に掲載されていた梶井基次郎の「檸檬」が好きだった。今ではほとんど内容も忘れてしまったが、その代名詞とも言える「見すぼらしくて美しいもの」という言葉はよく覚えている。小説の中では壊れかかった街のような一般的には美しくはないものに惹かれた心境が書かれている。 高校時代スポーツ推薦で大学に行こうと決めていた僕は、クラスメイトが受験勉強を終える時刻まで汗を流していることがあった。その帰り道、暗がりを照らす国道沿いのセメント工場の人工的な明かりによく心惹かれていた

          書くこととは、浸ることである

          ナンピン買いの前に考えること

          株式投資をやっている人なら誰もが一度は聞いた格言だと思います。僕も持っている銘柄のいくつかは含み損になっているので、ナンピンをしたくなるときがあります。そのときに僕が考えていることなどを簡単にまとめます。 2つの質問Q. その株は本当に買いたいのか ―― ほとんどの場合は買いたくはありません。逆に売りたい。本当に良いと思っている銘柄なら買いたいと思うのですが、買った当時は良いと思っていても今では良いと思っていない銘柄がずっと含み損であることが多いです。 Q. なぜナンピ

          ナンピン買いの前に考えること

          「意識高い系」こそが古い価値観に囚われている人なのだと思う

          「意識が高い人と『意識高い系』は違う。」そんな言葉さえも様式美となった昨今。意識高い系という言葉のニュアンスが漠然とでも浸透しているものとしてこの記事を書く。周りから痛いと思われても愛すべき彼らについて。 僕自身も学生の頃は意識高い系だった。思い出したくもない過去だ。「世界を変えたい」とか「成長して影響力を持ちたい」とか一丁前に語りながら、世の中のことも知らなければ、何かを実行できるようなスキルもなかった。 意識高い系の典型的な言動はこうだ。「これからは個人の時代になる。

          「意識高い系」こそが古い価値観に囚われている人なのだと思う

          かっこいい人は「大企業からベンチャーに転職した」って言う (?)

          かっこいい人は「大企業からベンチャーに転職した」って言う。多くの場合は「(一生安泰の)大企業から(あえて)ベンチャー企業に転職した」っていうニュアンスが含まれていると思う。Wantedlyもnoteも大体この論調。 優秀な人はやはり新卒で大企業に行くことが多いだろうし、当事者もきっとそう認識している。僕はそういう人生を送ってきていないので、皮肉ではなく普通にかっこいいと思う。 「今の会社は嫌いじゃないけど、『このまま一生同じ仕事をするのか』と考えてエリート街道と安定を捨て

          かっこいい人は「大企業からベンチャーに転職した」って言う (?)

          ベンチャーか大企業か 〜 ビジネスをスケールさせるという視点から考える

          就職する際にベンチャーに勤めるか、大企業に務めるかというのは一つのテーマだと思います。私は数十人のスタートアップから数千人の大企業まで務めたことがあります。その中で少しずつ違いが見えてきたのでベンチャーと大企業について、気が向いたら書いていこうかなと思います。今回はビジネスをスケールさせる戦略の違いについて。 なお、企業ごと・業種ごとに違いがあるので一概にベンチャー・大企業と分別できるものでは無い点はご留意ください。また、主にIT業界を前提として書いています。 ビジネスの

          ベンチャーか大企業か 〜 ビジネスをスケールさせるという視点から考える

          未経験からプログラマーになるには

          最近Twitterなどで「未経験からプログラマーに!」といった文言を見かけます。私はITエンジニア(SEとかプログラマーとか色々呼び方はあるけどIT技術系の職種ということでこう表現します)という仕事をしているので、どんな人だったら未経験からITエンジニアになりやすいのかを書いてみようと思います。 業務経験とはなにかまずどんな人が未経験からITエンジニアになれるかの前に、未経験者と経験者の違いを考えてみたいと思います。私自身は自分の技術がそれほど高いと思っていませんが、それで

          未経験からプログラマーになるには

          2020年現在の日本のIT業界とDXと

          はじめに2020年はコロナ渦で世の中は大きく変わりました。とくに働き方は変わり、リモートで働く人も増えました。業界によって業績も様々だと思いますが、幸いなことに私のいるIT業界の需要は比較的多いように感じます。IT業界の端っこにいる私ですが、このような情勢の中で、ある目標ができました。この記事の前半部分では日本のIT業界の問題点を振り返り、後半では2020年現在のDXへの追い風、そして私の目標について書きます。 受託企業と自社開発企業御存知の通り、日本でIT企業というと受託

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