スピーチ上手になるための3つのコツ
おはようございます。こんにちは。いたをです。
あっという間の春休みが終わると、新年度の生活が容赦なくスタートします。
職場で、学校で、就活で、サークルで、PTAで…、今ドキならオンライン上で、といろいろな場面でちょっとしたあいさつやちょっとしたスピーチをする機会もあるかもしれませんね。今日はそんな時、苦手意識を克服し楽しく話(スピーチ)ができるコツを書いてみたいと思います。
最初の緊張は、自分のことを話すことで軽くなる
講師業をしている手慣れの人と違って、ほとんどの人が、挨拶をしたりスピーチをしたりするのは、年に1度も無いでしょう。そりゃ緊張しますよね。
話し始める一番最初に自分の好きなことを1つ紹介してみましょう。自分自身に関する情報を話すことを「自己開示」といいます。自分の人柄を聴き手に知ってもらうことで、自分と聞き手の間にある心理的距離を縮める役割を果たしています。
心理的距離が縮まれば、自然と緊張の空気はほどけていきますよ。
伝えたいコトを限定する
2つ目のコツは「話の冒頭で結論を一言で伝えること」です。
言いたいことを5個も10個も…と、たくさん抱えると、伝えている本人でも、「結局何を言いたいのか」と、整理できていないために、聞き手が混乱してしまい、それが場の空気を緊張させ、結果として話し手も緊張してしまうというサイクルに陥ります。
伝えたいことは1つにしましょう。最初から難しいことをやっても上手くいかないのは、冷静に考えても分かりますよね。
スピーチ原稿を作り始めるとガチガチになる
スピーチ原稿をきっちり書き上げて、その原稿を間違いなく読み上げる。あるあるな光景です。今だから言いますが、私も20代頭の頃まで、そのようなことをしていました。小学校の頃、始業式や終業式で「1年間の想い出」を作文に書いて壇上で読み上げるってやつです。
緊張するんですよね。間違えたらどうしようとか、読み飛ばしたらどうしようかとか。今、その時どうだったかと聞かれても思い出せないんですよ。あんまりにもガチガチだったので。
今日3つ目のコツは、原稿をきっちり仕上げるのではなく、伝えたい「キーワード」を挙げてそれを繋げていく手法。逆に余裕のあるスピーチをすることが出来ます。
何故なら原稿を書いて、暗記して…なんて作業をしなくても良くなるから。キーワードだけなら覚えるのも早いですよね。
また、具体的なキーワードを挙げることで、具体的なスピーチとなり、聞き手側も解りやすくなるという利点があります。
「富士山」「ラーメン」「新幹線」に共通することは?
では、具体的なキーワードに関連して質問です。「富士山」「ラーメン」「新幹線」に共通することは何でしょう。シンキングタイムです。ちょっと考えてみましょう。
分かりましたか?
「富士山」「ラーメン」「新幹線」に共通すること。それは、すぐに映像が浮かぶこと。「富士山」と耳に言葉が入ってきた時に、最初に漢字の「富士山」をイメージする人は少ないと思います。あの「稜線の美しい」「白い雪をいただいた」「松竹映画の最初にみるような…」富士山の美しい映像をイメージされた人が多いのではないでしょうか。「ラーメン」や「新幹線」もしかり。映像が浮かぶものは「強い」キーワードになります。
キーワードを挙げるときには、こういった映像が浮かぶようなものを挙げていくと、スピーチ(プレゼンも!)が上手くできます。映像が浮かぶということは、具体的なこととして聞き手側に伝わりやすいのです。
同じように数字も強いキーワードになります。
TV番組やインフォマーシャルで、こんなフレーズありますよね。
「86%の人が実感しています」
「承認基準の最大量100mg配合」
「日本人の3割しか知らないこと」
ついつい、見入ってしまいますよね。
キーワードを上手く使うことで、分かりやすい、聞き手に上手と思わせるスピーチが簡単にできるようになります。
最後に
今日はスピーチ上手になるための3つのコツということでお伝えしました。
誰でも最初は緊張するもの。もちろん私いたを、もです。
あとはコツを押さえ、経験を増やしていくことで、気がついたらどんな状況でも話せるようになってますよ。
それでは、また。
(今日のタイトル画像は「ぱくたそ」さんからお借りしています)
model by ゆうせい
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