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148 型破りから生まれる常識

Insight Tech アイタスクラウド営業担当です。
基本となる型を崩した商品・サービスがヒットすることが近年では増えてきましたね。

「言われてみれば確かに」といった発想の転換から生まれるものや、盲点を突いたようなアイディアから生まれるものが多いのではないでしょうか。記事中にある着る医療機器や着る岩盤浴もさることながら、新幹線による荷物配送やカラオケ店のレンタルオフィス化などもその類かなと思います。デジタル領域であれば尚のこと多いですね。

こういった商品やサービスの開発背景を辿っていくと、必ずと言っていいほど誰かの悩みや不満というのが原因になっていますね。
必要は発明の母と言いますが、悩みと不満は必要の母といったところでしょうか。

モノやサービス、多様な価値観に溢れた現代では、「必要!」と顕在的に感じるものはお金と時間ぐらいで、モヤモヤとして言語化しにくい悩みや不満の方が圧倒的に多い気がします。「こんな商品が必要なんです」と誰かが丁寧に教えてくれる訳ではないので、世に溢れる悩みや不満を観察し、誰のどんな課題を解決するのかを検討する必要がありますね。


Insight Techでは「不満買取センター」という世の不満を買い取るサービスを展開していますが、中身を覗いてみると多種多様な不満が投稿されています。

既存サービスに対する直接的な不満もあれば、「あ~分かる!分かるけど(・.・;)」といった、共感するものの解決してくれるサービスがパッと思いつかない不満もあります。既存の事業領域から少しピボットすればで実現できそうなビジネスのヒントが、人の悩み・不満には溢れているので、不満買取センターに限らず、自社への問合せ、アンケート、クチコミ等の「生活者の声」は今一度じっくり観察してみるのも良いかと思います。

自社の事業とは一見関連の薄い不満であってもアイディア創発の足掛かりになり得るので、「うちは〇〇だから」と型にはまらず、半歩でも外に出て、型破りな発想から新たな市場を作れる企業が今後も持続するのではないでしょうか。


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