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ぼちぼち書評

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2022年11月の記事一覧

ふたりのイーダ

ふたりのイーダ

小学校の頃に何度も読んだ本。名作です。
子どもの頃に読んだ本で、一番心に残っている本は?と聴かれたらおそらくこれをあげます。
図書館でふと思い出して検索したらあったので、35年以上ぶりくらいに読んでみた。
読みたいと思いつつ何度か本屋で探したのですが、売っているのを見たことがない。

広島原爆を題材にした童話。
妹のイーダと、母親の出張中に預けられた祖父母の家の近所のお姉さん。

祖父母の家の近く

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不毛地帯4/4

不毛地帯4/4

ようやく最終巻。
仕事忙しかったので来週読了かと思ってたけど、土日で一気に読めた。

石油の採掘権獲得
掘り始めてから出るまでの苦悩
ひっそり進めていた自動車提携
人による組織運営(カリスマ大門、名参謀壱岐)から組織による組織運営
最後に壱岐秋津とシベリア

ドロドロした政治と会社のお話、っていうのはほぼ興味なくなってるところもあるので、ある意味昔ながらの舞台設定だよね~

政治ネタを除くと、受注

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1冊目に読んでおきたい教科書です

1冊目に読んでおきたい教科書です

GSFでお世話になった荒瀬さんの本。
サーチファンドの本ではなく、DXの本です。

SF活動というより後継者のいない中小企業を。。。の活動からは身をひいてサラリーマンに戻ってて、DXの前のデジタライゼーションとかは、何とかできるところを増やしていきたい立場。

いわゆる製造業にいるので、フルデジタルにはならず、モノが存在する事業。
とはいえ、モノを作るのにデジタルデータを有効に活用するにはどうすれ

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不毛地帯3/4

不毛地帯3/4

1週間に一冊ペースをどうにか継続。家帰ったら、ほぼ寝るまで読んでる感じ。
自動車会社、石油、それに伴う社内の駆け引き、壱岐と秋津の関係の4本柱。

自動車会社。ISUZUとGMが元ネタっぽい。いすゞの車って日本だとトラックとかのイメージなので、ホームぺージ見ることもなかった。
日本市場のとっかかりを求めたい海外企業(外国籍企業)。日本の会社を任本陣がうまく経営できずに・・・ってシャープもそうだった

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