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392☆はじめてのイタリアワイン

私の人生の中に初めてワインが登場したのは就職してすぐ、今でも忘れない、広尾の有栖川公園の裏手にあった隠れ家リストランテです。

私はわりと地味な学生時代を送っていたので、バブル期の広告業界の華やかな世界に完全に気後れしてました。
だって、働いてる女子たちが皆さん、むちゃくちゃ美しく、それこそ仕事が終わったら、デートかエステかパーティーか、って感じだったし。

同じ部署に配属されて仲良しだったMちゃんもモデルみたいにキレイで、けっこう年上のむちゃくちゃリッチな実業家のカレシがいたのですけど、なぜか私も一緒に、いろんなところへ連れていってくれました。

その1つが件のイタリアンだったわけです。

家で食べるミートソースやナポリタンではなく、スカンピエビのソースで和えた生パスタ。
お正月に飲んでた赤玉白玉ポートワインではなく、イタリア産のワインをそこで初めて飲んだのでした。

甘くないワインです。
白はすぐに美味しいと思えたのに赤ワインを受け入れられるまでに数年かかったのを覚えています。

あれから30年近く、もうずーっとワインを飲んでますけど、ちゃんと勉強しようと思ったのはイタリアに移住してからなんですよね。
ソムリエ試験には落ちちゃったけど、なんせ勉強歴は6年強。
知ることでますますイタリアワインの魅力にハマってます。

私が知って面白かったことをシェアしたいと思い、オンラインサロンで「はじめてのイタリアワイン」を企画しました。

イタリアワイン初心者向けのクラスです。

土着品種のブドウを中心に、イタリアらしい有名どころを紹介していきます。
1年を終えればイタリア旅行中はもちろん、日本でイタリア料理店へ行くときのワイン選びにも困らなくなること、間違いなし。

合わせたい料理、チーズなど、ワインのお供についても紹介します。

イタリアワインにもバローロのような長期熟成の長けたものがありますけど、やっぱりその持ち味はフレッシュさだと思う今日このごろ。
イタリアのすばらしいポテンシャルを持った大地と気候で育まれたブドウそのものを味わうイメージです。

分かりやすいので基本さえ押さえておけば初心者にもわかりやすく、フランスワインに比べるとカジュアルなのもイタリアワインの良いところ。
もちろん、イタリア料理好きな方ならなおのこと!

イタリアの土着品種は現在のところ545種が登録されています。
ちなみにフランスでは210種だそうですので、その数、倍以上(汗。
どんだけ地元愛が強いんだ、という感じです。

初年度は日本でも入手しやすく分かりやすそうな下記ラインナップを予定しています。

4月「イタリアワイン概要、試飲の仕方、味わい方」
5月「サンジョヴェーゼ(赤)」
6月「プロセッコ(グレーラ)(泡)」
7月「ヴェルディッキオ(白)」
8月「トレッヴィアーノ(白)」
9月「カタラット(白)」
10月「モンテプルチャーノ(赤)」
11月「バルベーラ(赤)」
12月「プリミティーヴォ(赤)」
1月「アリアーニコ(赤)」
2月「カンノナウ(赤)」
3月「サグランティーノ(赤)」

毎月第3金曜日23時からZoomにて開催します。
ちょっとしたオンライン飲み会感覚でぜひご参加ください。

Zoom視聴になりますが、アプリケーションのダウンロードの必要はありません。
こちらからお送りするURLにアクセスいただき、パスコードを入れるだけで視聴できます。

【サロンメンバー募集中】

サロンメンバーになると月4回配信を1,000円でお楽しみいただけます。
一見さんは1回500円で視聴可能。
お試し視聴もできますので、興味のある方はお気軽にご連絡ください。

入会はこちらからよろしくお願いいたします。

ところで、あのリストランテにはMちゃんに、
ものすごく美味しいデザートがあるから彼にごちそうしてもらおう!
と、誘われノコノコとくっついて行ったのですけど、思えばそれが人生初のティラミス!

キレイなのに性格も良かったMちゃん、あれからすぐお嫁に行きました。
プリンセスみたいに可憐で美しい花嫁姿だったなぁ。
今はどうしてるのかしらん。

私はあの世界に入っていくことができず、ガンガン仕事をしてたら、いつの間にか今みたいな人生になってましたけど(笑。

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