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拙速でもいい。ITパスポート合格したいno.17

理系と文系で分けてみた場合、理系の人の特徴は「定義が大好き」なとこですね。「定義が曖昧だから議論がかみ合わないんだよね」みたいな感じ。

システムは理系のロジックスですから、定義がすべての前提になります。

文系は主観で生きてる人が多いので定義に対する認識は緩いです(最近は変わってきてますが)。



▷ 要件定義とは

・業務で必要なことをキチンと決めること

・システム開発でいえば、
「企画」-「要件定義」-「開発」-「運用」-「保守」
という手順の中の2番目のプロセス



▷ 誰がどんなことを決めるか

さて問題です。要件定義で正しいのは次のどれですか。

① アイデアマンの社長が自分のやりたいことを好きに決める
② ボイスの大きい人が「これ大事!」といって強引に決める
③ ズルい人たちが自分たちが有利なことをコッソリ決める
④ 会社にとって必要なことを多数決で決める

正解は「どれでもない」ですね。

ある程度ちゃんとした企業だと、システム開発案件は、経営層、情報システム部(情シス)、ユーザー部門、ベンダー(開発を委託する先)が当事者となって内容を詰めていきます。

要件定義プロセスは企画プロセスに続くフェーズで、ここでは
「ユーザーニーズの把握」と「それにどこまで応えるか」
がポイントになってきます。



▷ 要件定義の失敗事例

では、この要件定義のフェーズではどんなことが失敗の原因になるのでしょうか。

<要件定義あるある>

・ユーザーリクエストがてんこ盛り
・イレギュラーなことを「システム化して」と言ってくる
・予算をケチる
・納期を急がせる
・外部の業者(ベンダー)に丸投げ
・決めたあとでボコボコ追加や変更が出てくる



では、今日はここまで。お疲れさまでした!


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