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グッド・ホログラム・モーニング no.2/エッセー

 

 びかびかときいろく、その日生まれたばかりの朝日。化粧水で濡れ、しっとりとした顔に浴びる。頬の表面は冷たく、奥はあたたかい。ひんやりした風の冷たさが、肌を刺すようで気持ちがいい。11月の朝。きいろい光は、じんわりと、強い意思を与えてくれる。目覚めどきの太陽のエネルギーよ!上からピンク色が追いかけているけれどきいろは追いつかれることはない。小さな芽がたくさん出てきた植物への共感にも似ている、生き生きと鮮やかで強い活力が指の先まで満ちる感覚がある。
 小走りすると、目の前で留まっていた数十匹のすずめが一斉に飛ぶ、バタバタバタ!と。やっぱり同じだろう、どこの国でも、どんなことがその日にあろうとも、この美しさは変わらない。自ら忙しさで朝を隠しているけども、ちゃんとあるのだ。これは地球と私たちの宝もののひとつだ。


エッセー:グッド・ホログラム・モーニング no.2
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●前回のエッセー

◎エッセーはここにまとまっているよ
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たくさん書きます。描きます。たくさんの人の心に届きますように