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プロスポーツチームで働く僕が得る事ができた1番大きな財産。

こんにちは、日本一の英語コーチングサービスを作るために全力で生きてる壱成です。アスリートの英語通訳をしたり企業の通訳をメインでしながら英語コーチングサービスを作って言ってる最中です。

今日のnote

今日はプロスポーツチーム働くことで得られる1番大きなものついて書いていこうと思う。

2018年からスポーツ選手の英語通訳として働き始めた。その時の僕は21歳でわからないことだらけだったし大学を辞めて他の仕事をする決断をしたばっかりだったので本格的な仕事をするのは初めてだった。

その時までに10個以上バイトしていたのでなんとなく働く感覚ってものは少しはもってたと思う。それでも21歳で僕がオファーをしていただいたのはその当時日本で1番だったチームの英語通訳。そもそも英語に関して言うとこのオファーをいただく約1年前にニューヨークに留学して本格的に勉強し始めたって感じだった。


それまではサッカーばかりしていたし、大学ではバイトしまくったり、友達と遊ぶことに明け暮れていたので英語を使って何か仕事をするとは想像したこともなかった。
そんな中でいただいたオファーだったんだけど、もともと僕が子どもの頃にプレーさせていただいたチームっていうのもあって、恩返しできる機会だと考えてオファーを受けることにした。

プレッシャーを感じる毎日

最初のうちは緊張ばかりだったしとにかく死に物狂いでやってた。わからないことばかりだったし、それでもプロを相手にしているので少しずつ学びながらってわけにはいかなかった。僕のミスが外国人選手にとっては致命傷になる事もあり得るから。


研修期間があって、先輩たちから学ぶことができたらどんなに心強いだろうって何回も思ったけど、質の高い仕事できる事が大前提でオファーをして頂いてるので僕の役割をするのは僕しかいないって状況だったからとにかく試行錯誤してがむしゃらに成長していくしかなかった。


英語レベルでは到底プロの通訳とは言えるレベルではなかったから毎日オンラインで英会話を受け続けたし、できることは全てやった。
英会話、早口言葉、通訳練習、外国人選手の母国の文化を調べる、自信を持てるようにする練習などなど、いっぱいやってきた。しかも常に100%で。てか当時の僕が100%でやっていないとそもそも大変なことになってたと思う。


片道1時間の仕事に向かう車の中でその日に起きそうな状況を想定して声に出してシュミレーションしていたし、帰りの車ではその日に起こったことを振り返って良かったところと改善点を出してた。改善点は一生無くならないんだけどその当時は改善点の見つけ方すら分かんないって感じだった。


同じ英語通訳の先輩なんていないし、もうとにかく余裕がなかったから客観的にみることができてなかったんだと思う。
最初の頃は仕事に着きそうになると車の中で気合を入れるために大声で「自分はできる」とかって言い聞かせてた。
めっちゃでかい声だったから多分アメリカくらいまで聞こえてたと思う。

今思い返すともう少し余裕を持っても良かったんじゃないかなぁって感じるところもあるけど、その一瞬一瞬でベストを尽くしたおかげで今みたいに高いレベルで英語を自由自在に使うことができるようになったので過去の自分には感謝してる。
今は23歳だけど25歳になった将来の自分が今の自分に感謝できるように今もベストを尽くして生きてる。

スタンダードをどこに設定するか

こんな感じでいろんなことを全力でやって常に自分の100%を出すことを継続してきた。語学だけではなくて体も同じで、週5から6日はトレーニングをするようになった。高校卒業後にサッカーを辞めてからは週2回トレーニングをしてたら良いくらいだったし、好きなものを好きなだけ食べまくってた。


でもプロチームで働くことになってからは自分もトレーニングをすることが必要だと感じてほとんど毎日トレーニングしてる。多分本能的に分かってるんだと思う。"プロのために働く自分はプロか"って常に考えさせられるから。

選手でもないのに選手よりも筋トレしてるってオモロイなってよく言われるんだけど、サポートする側の人間はサポートされる側の人間よりも高い意識を持つ必要があると僕は思う。選手は毎日トレーニングする食事にも気をつける。当たり前だ。じゃあ通訳はどうなんだ?僕は試合に出ることはない。契約書に"毎日トレーニングをして機能的な体を維持しないといけない"なんて書かれてもない。


それでも僕はやる。なんでか。
それは僕が選手だったらどんな通訳にサポートしてもらいたいかってことを考えるから。自分が選手で健康にも気をつけてトレーニングもしてるのに横にいる通訳がダラシなくてプロ意識を感じられなかったら最悪だ。僕だったらその通訳とは深く語り合えないはず。だから僕も鍛えるし食事にも気を使う。結果的に栄養に関してもかなり詳しくなったしトレーニングについても体についても出来ることや知識が増えた。僕は自分の行動を通じて周りの人に本気度を見せたんだ。自己管理をしっかりしてること、仕事の貢献度が高いこと、マメな連絡と早い返信。全てを大事にしてきた。そうやって少しずつ信頼を得ていった。

そもそもなんでそんなに頑張れるか

意識高く色んなことに挑戦して自分の能力を上げて人としても成長して来れているのには大きな理由がある。
間違いない、それは"環境"だ。


僕が所属してるこの環境のおかげで僕自身が高い意識を持っていろんなことにチャレンジしやすくしてくれてる。日々の生活で毎日が勝負の1日だと思って過ごしている人たちと一緒に働くことができるってことで自分も毎日毎日高いパフォーマンスを提供することが必要だと感じる。プロにしかプロをサポートすることはできないから。

留学に行った時に語学学校でみんなが英語を必死に学んでいる姿を見て自分も継続して学ぶことができたのと似てる。必死に成長しようとしてる人に囲まれていると自分ももっと成長するためにどうしたら良いかを考えさせられるし、行動を始めやすい。


「できない理由を環境のせいにするな」って言う人がいるけど、より良い環境ではより良いものが得られるのは変わらない。環境は大事だ。何かを変えたいならまずは自分の所属してる環境から変えるべきだと思う。


広島で生まれて東京に出てニューヨークに行って福岡にきてって感じで色んな環境を選択してきた。環境が変化するたびに自分も変化していって自分自身がアップデートされていくのを肌で感じてる。


もちろんポジティブ要素とネガティブ要素は常にあるけど、ポジティブ要素を重視して成長していくことを望むなら環境を変え続けることは大事だと個人的に思ってる。海外の人たちが転職を続けることでキャリアアップしていく感じのイメージで。新しい環境には新しい問題もいっぱいあるけどそれを楽しむといいと思う。「あ、今自分アップデートされてるわ。」って考えたら良い。

環境って観点で考えると、21歳から23歳の今までプロスポーツチームで働くことができて常にプロ意識をもって生きている人たちが周りにいる環境にいることができているのはホンマに大きな財産。プロの世界で働くことで得られる高い給料とかボーナスとかお金の部分ももちろん大事なんだけど、"プロ意識をもって生きる感覚"を得ることができたのはもっと大事なこと。この経験は必ず今後の僕の人生に大きな影響を与えてくれてる。そして1年後の自分はどんな環境にいるか分かんないけど、絶対に成長してる。環境に感謝。

Be optimistic.

山崎壱成

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