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よもぎのたからもの

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ぼくをかたちづくる、スキあふれちゃうnoteをあつめました。人の宝箱はかんたんに見ちゃいけません。
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#コラム

私はラジオが好きだ、ラジオにしかない魅力【空気階段の踊り場】#とは

芸人さんのラジオが好きだ。 ライターの山田です。 ラジオはテレビなどの映像を伴うコンテンツよりもマイナーで、時代遅れのカルチャーかもしれません。 それでも私は声を大にして言いたい、「ラジオがたまらなく好きだ」。 ラジオにしかない魅力、話術だけで0から作り上げる世界にいつでもワクワクさせられています。「ラジオはテレビに劣る」なんてことは決してないのです、むしろ情報が制限される分、そこにはより演者の力量、そして人間性が色濃く滲み出る。声だけで笑わされて、そして時折とんでも

ネットを通して何がしたかったんだっけ

僕らの初対面は言葉だ。 写真や絵、音を使うこともあるけれど 結局は言葉でのやり取りになる。 僕らは普通に生活しているだけでは関わることがないだろう。 もしかしたらどこかですれ違っているかもしれない。 それほど多くのSNSを使ってきたわけではないけれど、最近少し違和感を覚え始めた自分がいる。 今までこれほど多くの人に認知されることはなかったし、交流もなかった。 実際にお会いしましょうなんて尚更だ。 「ネットを通じて知り合った人」というカテゴリが僕の中にはある。 実名ではな

かけ算

先日公開された、よもぎさんとおまゆさんのもたレディオ 牛丼を食べながらひたすら耳を傾けていた。 おまゆさんの可愛らしい声に、よもぎさんの優しい声。ゲストの文豪りんごさんの心地よいイケボ。クスクスと笑いながら楽しませてもらった。 ラジオの中でよもぎさんが、前からラジオをやりたくて、それが実現できたというお話をしていた。 これこそ発信活動の素晴らしいところだと思う。 自分の想い、考えを発信することで、それに賛同する人が現れて形になる。 よもぎさんは間違いなく自分の想いを発信す

YUIの路上ライブサプライズをウラヨミ!

YUIの路上ライブサプライズ先日、TwitterでYUIが札幌で路上ライブをサプライズでやっている動画が流れてきました。 ショートの黒髪で、にこやかに「CHE.R.RY」を唄い上げました。 その動画はコチラ↓ 私にとってYUIは、もし自分が音楽プロデューサーだったら、彼女に全てを懸けてもいいと思ったほど思い入れのあるアーティストでした。 最近はあまりメディアには出なくなったYUIですが、変わらない姿が見られました。 YUIの経緯YUIと言えば、2005年に「Feel m

ねがいごと

今年の夏は暑く、体調管理にかなり苦労した。 お盆休み中一度、ひどい下痢にみまわれた。 下半身まひの障がいを負っているので、排泄の感覚がわからない。ただ腹をさわるとほんの少しうごめくような兆候がある。それをたよりに、何度もトイレに行った。 だが最後、間に合わなかった。便が漏れ、私のからだだけでなく、服や便器までも汚してしまった。 ひとりではとても手がまわらなかった。やむを得ずパートナーに手伝ってもらった。暑さと臭いのなか、ふたりで私のからだや便器を拭いた。最後には私の手

好きを仕事にって言うけど結局どういうことなのか

ハッとする言葉に出会った。

¥300

収まるべきところへ

20190729 わたしが京都に住む男の子だったら、「今日の夜、鴨川沿いをさんぽしようよ」なんてちょうどいい理由をつけて、会いにいくのにな。 5月の下書きに残っていた。 ◯ 最近、すっかり生活と仕事に呑まれてしまった日々だけれど、無性に、京都へ行きたくてうずうずしている。仕事に集中できなくなってしまった午後なんかは特に。5月の誕生日にあわせた10日間、京都で満たされたはずだったが、それはただのつもりで、蓄えておけるような感覚でも無いと知る。 いつもだったら、夜行バス

人の手で作られたものしか買いたくない。

アクセサリーについての話です。あったら良いけど、あってもなくても生きていくには困らない。アクセサリーって、なぜ買うんでしょうか。 *** こんばんは。天然石の手仕事ジュエリー ひかりのいしむろの原口あゆみです。昨日は、私の石好きの原点のお話を書いたのですが、今日は私の手作りアクセサリー好きについてのお話です。 今回、ちょっと抽象的な話が多くなってしまったのですが...><  もっと具体的な話とかもまた書きたいです>< よろしくお願いします! *** アクセサリーの

あふれるほどの愛なんてあるかバカ

noteのアプリを開くと、左下に赤い通知の丸が光る。タップすると「◯◯さんがフォローしました」と表示される。 この人、こないだもフォローしてきてなかったか。フォロバ狙いの人か。 ああ、こっちの通知も。 この人上から順番にスキ押したんだろうな。 そういうの、その人のアカウントを見るとだいたいわかる。 釣り餌の、「スキ」。私のテキストに動かされたわけじゃない。そういうノイズが、赤い丸になって画面右下でちかちかと点滅する。 そういうの、すぐわかる。だって私もこないだまで

理想を叶える力がないから言葉を紡ぐしかない。

泣いても泣いてもスッキリしなくなった。泣いても泣いても何も変わらないことが脳に染み付いてきた。もうこの薬は効き目が薄い。 新しい薬を探さないと。胃の中のものを全て吐き出すことになってもいい。生きたいと思えるような、薬を。 ・・・ SNSってやっぱり残酷だ。 キラキラした生き方をしている人たちを、あなたへのおすすめとかいう機能で数え切れないぐらい見せてくる。自分の周りの人々が自分と向き合って努力してたり、休日には思いっきり楽しんだりする姿が溢れている。 どうしたって自分

「天才じゃん」って君が言ってくれたから。

文章を書きはじめて、もう4年ほどになる。痛々しくて消してしまったものも多いけど、ざっと300本は書いてきたんじゃないだろうか。カバンの中身を紹介した記事、世間に中指を立てるオピニオン、愛やら恋やらを書き散らしたエッセイまで。どこにでもいる薄顔の男子が、インターネットの海に文章を垂れ流している様子はなんとも奇妙かもしれない。 そうやって書くことを続けてきたぼくだけど、「誰かに読まれる」ことに関しては、25歳になった今でも、気恥ずかしいような、後ろめたいような、要するに、「読ん

ほんとうにすごいのは、人への熱量と愛を表現できる人

 いつもいつも、かっこつけていろいろ書いてますが、なんだかんだ言っても人に見てもらえると舞い上がるし、褒められると嫌なことのひとつやふたつ帳消しになるし、あまりに嬉しい言葉で賞賛されるとニヤニヤが止まらないくらいには、単純です。  いや、単純なんだけど、ほんとそういうもので、そういうことを素直に喜んでだれかに還元できる自分でいたい。むしろ積極的に単純回帰したい。  今日はそう思わせてくれるようなことがありました。  よもぎさんの記事で、しかもまさかあの記事を紹介していただ

贅沢も、節約も

ほんの数か月前までの私。 いわゆる「丸の内OL」だった。眠い目をこすりながらばっちりメイクをし戦闘服を着て、朝7時の電車に乗りこむ。戦場である丸の内に着くと、スタバでソイラテとサンドウィッチを購入。始業まで、しばし勉強の時間。始業の時間が近づくと大量のスーツ姿の男性と共にコンクリートで固められた巨大なビルに吸い込まれてゆく。昼休みは、糖質を気にしておかずだけを詰め合わせられるお惣菜やさんへ駆け込む。なんだかんだで、1000円超え。デスクで食べながら仕事を続け、いつの間にか外は

アウトプットにはふたつある

 タイトルの通り、アウトプットは自分にとって二種類あると思っている。  ひとつめは「伝えるためのもの」。  本来的にはこの意味に集約されるのだとは思うけれど、とくに、 ・情報 ・考え、スタンス ・読み物、娯楽  などを読み手に届けるために推敲し、整えられたもの。  対して、ふたつめは「吐き出し」のアウトプット。  Twitterなどは元々、こちらを想定した設計になっているように思う。  思ったこと、感じたことをリアルタイムに書き出し、書き出すうちに内省も進む、と