たかし@小屋暮らし

土地付きの山奥空き家を購入し、その土地で小屋暮らしをしているおっさんです。 ブログ、Y…

たかし@小屋暮らし

土地付きの山奥空き家を購入し、その土地で小屋暮らしをしているおっさんです。 ブログ、YOUTUBEやってます。 ブログURL:https://isikawa334.com/

マガジン

  • 弱者男性はどこへ往く~救われざる弱者闘争の敗者の在りか~

    弱者男性はなぜ生まれたのか。この先どうなっていくのか、どうするべきなのか。弱者男性として社会から離脱し、山奥で一人3畳小屋を作って何とか生き延びている私たかしが、自分なりに考察した内容をまとめています。 どうか弱者男性に幸あらんことを―――

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自己紹介 | はじめてのnote

どうも、たかしと申します。 山奥の小さな集落で小屋暮らしをしています。 小屋暮らしをしようと思ったのは、もう2年以上前の2022年7月、うつ病になって仕事を休職したのがきっかけでした。 それまで僕は学校教員として7年間務めていましたが、まとまらない学級運営、落ち着かない子供達、要求の多い保護者などに疲れ果ててしまいました。 まあ、よくある話です。 幸い独り身で、仕事を辞めてしまえば僕を縛るものは何もないということで、かねてからYOUTUBEで見かけて(吉田克也さんとか

    • そっちが「選択的シングルマザー」ならこっちは「選択的小屋暮らし弱男」だっつう話

      なんつうか、もう本当に世の中にとって弱者男性って用無しになっちゃったんだなって。 「選択的シングルマザー」ですってよ。 わが愛するnetTV:ABEMAprimeの特集で見ましたよ。 妊娠前から計画的にシングルマザーになることを選択し、未婚で出産した女性のこと→シングルマザー これってさぁ……要するに「何らかの要因で”男性と結婚するのが嫌or不可能”だけど子供が欲しい女性」が「選択的シングルマザー」になるってことだと思うんだども。 シンプルにズルくない? 「選択的

      • とはいえ人権からは逃れられず、「強者男性」へと至る道もまた弱者男性を幸せになどしない。 シリーズ「弱者男性はどこへ往く」第7章

        じんけんからは にげられない! 人権によって逆説的に生み出された存在である弱者男性。彼らが幸せを手にするためにはどうしたらいいのか? かつて虚構として生み出された物が人権で、そのせいで弱者男性が生まれたとするならば、人権自体を再び無に帰すか・もしくは全く無いものとして無視するのはどうか? だがそれは非常に難しい。 なぜならば、我々が住む日本という国自体がその構造の中に人権を組み込んでシステム化している以上、その中で生きる者に対しての人権の干渉は避けることができない。

        • マッチングアプリが現代における奴隷市場にしか見えなくて思ったより無理だった

          マッチングアプリをダウンロードし、登録してみた。 僕の大好きなネット番組「ABEMA prime」←ちゅっちゅ♥ のとある特集記事によると、なんと現在結婚しているカップルの出会いのきっかけランキング1位がマッチングアプリによる出会いということではないか。 結婚するに至った相手との出会いの経緯に限定してもマッチングアプリがトップに来るということは、最終的な相手はそうでなくともマッチングアプリでの出会いを一回は経験して、そこから別の出会い方をして結婚に至っている人の潜在数も絶

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        • 弱者男性はどこへ往く~救われざる弱者闘争の敗者の在りか~
          7本

        記事

          理屈的に穴だらけな「親ガチャ」という言葉が流行る理由

          「親ガチャ」という言葉が不快だ。 僕は彼女いない歴=年齢の童貞30代で当然子どももおらず、今後も親の立場になどなれそうもない。 僕自身は中流もしくはそれ以上ぐらいの家庭に生まれ、3人兄弟で贅沢ができるわけでもないがそこまで家庭面での不足感があった訳でも無く、かといって家庭円満かというとどこの家庭でもありふれているだろうと思える程度には不和のある環境で育ち、「親」に対する認識・価値観としては良くも悪くも中立だと思っている(「親」に対して自己を「中立」としている時点でそれはも

          理屈的に穴だらけな「親ガチャ」という言葉が流行る理由

          戸塚校長を見ていたら、教員を辞めようと思った瞬間がフラッシュバックした

          先日、久々にABEMA primeに出演した戸塚ヨットスクール校長:戸塚宏氏の動画が公開されていたので、1時間以上にもわたるアベプラにしてはかなり長尺の動画だったのだが、最初から最後まで丸ごと視聴した。 動画の内容は……まあ相変わらずのアベプラ×戸塚校長と言った感じのまとまらない議論でいたずらに時間が過ぎていく物だった。 これまで戸塚校長は僕の知る限り、今度の動画含め4度アベプラに出演しているのだがそのどれもが似たり寄ったりの感じで 戸塚氏「体罰は善、リベラルは悪。教育

          戸塚校長を見ていたら、教員を辞めようと思った瞬間がフラッシュバックした

          秋が来た喜びもひとしおな小屋暮らし

          とある朝、小屋から出ると急に肌寒くなっていてびっくりしました。 2024年夏。過去一番と言っていいんじゃないかぐらいの猛暑が続き。9月半ばになっても未だに猛暑日が観測されるほどの厳しい残暑が続く中、急に半袖では寒いぐらいの寒気が山奥小屋暮らしに訪れました。頭がおかしくなりそうでした。 これまで日中は小屋に取り付けたスポットクーラーを使いつつ部屋を閉め切るのが当たり前だった中で、思わず窓を開けて2か月以上ぶりの外気を取り入れてしまうほどには衝撃的な涼しさでした。 ドアも半

          秋が来た喜びもひとしおな小屋暮らし

          「人権社会が弱者男性を救うことなど不可能すぎて草」なことがよく分かる3つの思考実験 シリーズ「弱者男性はどこへ往く」第6章

          人権社会において、弱者男性がそれ単独で這い上がろうともがく行為は、ごく稀に強者男性へと成りあがることができた者を除いて社会への復讐となって現れると前回の記事で書いていった。 では、弱者男性ただ一人にその重圧を背負わせるのではなく、これまで人権が行ってきたように弱者男性に恩恵を与えて救い上げようとするとなると、一体どのような方法が考えられるだろうか。 残念なことに、いくつかのパターンで思考実験をしていった結果、弱者男性への恩恵措置による救済の方法は、そのどれもが奇天烈なもの

          「人権社会が弱者男性を救うことなど不可能すぎて草」なことがよく分かる3つの思考実験 シリーズ「弱者男性はどこへ往く」第6章

          弱者男性のもがきは、自らを貶めた人権社会への復讐として現れる シリーズ「弱者男性はどこへ往く」第5章

          「何も持たざる存在」としての弱者男性。彼らは人権による救済措置とされず、恩恵を与えられることも無く、ただただ「努力不足の無能者」として社会から冷たい視線を浴びせられるだけの存在として放置されてしまうに至った。 では、「お前がそうなったのはお前自身の責任だ」「弱者男性なんて、ただの怠け者だろ」などと心無い言葉をひたすらに受け続けた彼らは、果たしてどのようになるだろうか? 「確かに周りの言うとおりだ。もっと努力しなくては!」となるだろうか? 確かにそのように考え、自らを高め

          弱者男性のもがきは、自らを貶めた人権社会への復讐として現れる シリーズ「弱者男性はどこへ往く」第5章

          虫との戦いが大前提の山奥小屋暮らし

          ※当記事は虫の画像が含まれています。苦手な方は閲覧にはご注意ください。 山奥小屋暮らしと虫は切っても切れない関係にあります。 田舎というと虫が多いというイメージが強いとは思いますが、しかしそれに加えて「虫が存在することによってどのように生活に影響があるのか」ということまで想定することは意外と難しいです。 特に僕のような、小屋暮らしを始める以前はずっと街中で育ち、自然と言えば公園や街路樹として街の一角にのみ存在する物だと思ってきて、家の中では基本的に虫とは無縁の生活を送っ

          虫との戦いが大前提の山奥小屋暮らし

          逆に牛角が「男性限定サービス」をするならどんなものが在り得るか考えてみた

          牛角が打ち出した「女性限定食べ放題コース半額」のサービスが「男性差別だ」として炎上した。 報道系ネット番組「ABEMA Prime」でもこの件が取り上げられ、東大教授とひろゆき氏の熱い激論が繰り広げられ、速攻で動画が非公開になってしまったことは記憶に新しい。 動画リンク(非公開済み) この件に関して僕の方でも備忘録としての考察記事を書いたのだが、それなりの閲覧を頂いているみたいで、やはり「男性差別」に対する世間の関心の高さが感じられる出来事であった。 その「ABEMA

          逆に牛角が「男性限定サービス」をするならどんなものが在り得るか考えてみた

          「ラベル付け」によっては何も解決せず、より差別構造が深刻化するだけという確信 シリーズ「弱者男性はどこへ往く」第4章

          これまで僕は「弱者男性」について散々語ってきた。 近年こういう考え方が広まっている。 「最近は『弱者男性』に対する認知が広まって来て、あと何年か後には『弱者男性』に対する差別も無くなっていくのではないか」 これはつまり、社会において新たに「弱者男性」というラベルができることによって、弱者男性もまた人権の庇護下にあずかることになり、そして救われるはずだという思考の流れなのだと思う。 しかし、僕はこのような考え方を全く歓迎していない。むしろそのような考えが蔓延してきている

          「ラベル付け」によっては何も解決せず、より差別構造が深刻化するだけという確信 シリーズ「弱者男性はどこへ往く」第4章

          「考え込んでしまって行動に移せない」と思っている人が勘違いしている5つのこと

          「将来のことが不安で、今すべきことが手に付かない……」 「誰かに嫌われないか心配で行動できない……」 「次に何をすべきか迷ってしまって動けない……」 悩みや不安で考え込んでしまい、体が動かず固まってしまう。時間ばかりが過ぎていき、結局何もできず後から後悔する。そんなことを永遠に繰り返してしまう……。 思考ばかりが先行してしまって、結局何も行動できないことに悩み苦しんでいる人は、複雑化した現代社会において多く存在しているのではないだろうか。 僕は現在街中から離れ、山奥

          「考え込んでしまって行動に移せない」と思っている人が勘違いしている5つのこと

          人権が弱者男性を生み出すという3つの根拠 シリーズ「弱者男性はどこへ往く」第3章

          僕はこれまで、「人権」が発明されて以降それまでの物資の多寡に重きを置いていた「身分制」が崩壊し、それまで「弱者」とみなされてきた存在が人権の恩恵を受けることになり、恩恵の枠からあぶれ「新たな弱者」となってしまった存在こそが「弱者男性」だと主張してきた。 しかし、「人権が存在する」という虚構が、もはや神聖視されてしまっていると言っても過言でないほど蔓延してしまっているこの社会で、「人権」こそが新たな弱者を生み出してしまっているという理論を展開してもなかなか咀嚼してもらえないと

          人権が弱者男性を生み出すという3つの根拠 シリーズ「弱者男性はどこへ往く」第3章

          小屋暮らしが寂しいのではない、寂しい人間だから小屋暮らしをするのだ

          山奥の集落で小屋暮らしをしていると、同じ集落の方とすれ違いに挨拶する時によく聞かれることがある。 「あんなところで一人で住んでて寂しくないの?」 その問いに対して僕は、いつも「そう言えば何で自分は山奥で一人小屋暮らしをしていて”寂しい”と感じることが無いんだろう」と、逆に疑問に思いつつも 「虫とかトカゲがいっぱいいるから寂しくないですよ」 「獣の鳴き声とか物音ととか聞こえてくるから寂しくないですよ」 なんてふざけた答えを返してきた。 しかし、そんな訳がないのだ。いく

          小屋暮らしが寂しいのではない、寂しい人間だから小屋暮らしをするのだ

          abema「牛角食べ放題女性半額」の動画が非公開になったので備忘録

          報道系ネット番組「ABEMA Prime」にて、2024年9月5日にYOUTUBEにて公開されていた「女性を優遇しすぎ?牛角「半額キャンペーン」が物議」の動画が一瞬で非公開にされてしまっていた。 動画リンク(非公開済み) ここ最近の中ではトップクラスの当たり回だっただけに、非常に残念に思う。 ひろゆき氏と、東大教授で社会学者の瀬知山角氏のやりとりがあまりに痛快で、公開から非公開にされる僅かな間に鬼リピしてしまうぐらい最高だったので、きっと僕と同じような思いを抱いている方

          abema「牛角食べ放題女性半額」の動画が非公開になったので備忘録