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【10分師匠】「一に努力、二に努力、三に努力、すべて努力」〜福島孝徳〜

どうも、伊志嶺海です。

このマガジンでは、毎朝10分間で偉人の哲理を学ぶPodcastプログラム「10分師匠〜偉人の哲理〜」の内容を発信しております。

音声はstand.fmとSpotifyで聴くことができるので、そちらもぜひCheckしてくださいね。

さて、今回の師匠は福島孝徳さん。
福島さんは脳外科医の名医で、アメリカのノースカロライナ州にあるデューク大学の教授もされている方です。他の脳外科医と比べてもその実績と経験は凄まじく、頭蓋底手術をのべ8500回以上実施しており、これは世界記録だそうです。

今回福島さんのお話を読んで感じたことは、努力はものすごく大事だが、努力するためには自分の才能だったり好きという気持ちをしっかり理解していることが重要だなと感じました。

これから福島さんの働きぶりについてシェアさせて頂きますが、この行動量は心から好きでないとできないものだと思いましたね。

それでは先に結論なんですが、福島さんのお話の結論は以下です。

結局のところ、どんな職業でも成功するのに一番必要なのは、努力なんですよ。一に努力、二に努力、三に努力、すべて努力、努力がもう九十%じゃないでしょうか。五回やって覚えられないなら十回、十回でダメなら二十回やりなさいというぐらい、努力が一番大事ですね。

藤尾秀昭「1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書」, 致知出版社, 2022年3月

福島さんの働きぶりをみると、この結論の説得力がさらに増します。

福島さんは三井記念病院に37歳の若さで脳神経外科医部長として入ります。それまでは年間100例ほどだった手術数ですが、福島さんが入ってからは毎年100例ずつ増やし、最盛期には年間600例まで増やしたそうです。

さらに福島さんの勢いは止まりません。病院での手術絵は飽き足らず、勤務を終えた夜や土日を使って、全国15病院を周りながら年間900以上の手術をこなし、その総手術数は8500回を超え世界記録になります。

最後に福島さんは、なぜこんなにも働くのかということを話してくださっています。

とにかく人生は短いから、ほんのちょっとでも無駄にしたくない。自分の人生の貴重な時間を、一秒たりとも無駄がないように使い、患者さんを助けていきたい。全世界どこへ行っても患者さんに喜んでもらえるから、一時も休んでられない、寝てられないというのが私の思いなんですね。

藤尾秀昭「1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書」, 致知出版社, 2022年3月

私は今回のお話を総じてポイントになるのは、最後の「患者さんに喜んでもらえるから」という部分だと思います。このやりがいがあるからこそ、絶え間ない努力ができたり、休まずに働くことができるんだと感じました。

そのため、ただなんでも努力をしようとすることの前に、自分の得意や好きを徹底的に理解した上で、方向を見定めた上で打ち込んでいくことが大事だと思います。そしてその方向さえ見つかれば、努力とは言いつつも、自分の人生における使命ややりがいのための研鑽なので、生き生きと取り組んでいけると思います。

人生って本当にあっという間だと思うので、自分はどんなものに心から打ち込んでいけるのか常日頃考えていきたいです。日々自己分析ですね。


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