見出し画像

#193 出世をする人は会議で〇〇をしている【一笑門 マガジン】

どうも!海先輩です!

このマガジンでは、毎朝配信しているPodcastプログラム「海先輩の一笑門RADIO」の内容を発信しております。

****************************************

世間では今日で仕事納めという人も多いのではないでしょうか。

2023年も1年間お疲れ様でした。

新しい年を迎える前に、今年頑張った分たっぷりリフレッシュをして、また来年良いスタートを切れるように願っております。

ちなみにあなたは今年、いくつの会議に出席したか覚えていますか?

働き方改革の一環として、無駄な会議を減らす動きが企業で増えていますが、どうせ会議に出るのであれば自ら意味のある会議にすることも重要なんです。

おはようございます。海先輩です。

今日は、出世をする人は会議で〇〇をしているというお話です。

「この会議意味ないだろ・・・」と思うような、毎週定例で、同じようなメンバーで、進捗のない会議に参加しているという方、お気持ち分かります。

僕もとある会社に勤めているとき、目的の分からない会議が多すぎて、いつか会議室の椅子が僕の名前を覚える日が来るんじゃないかと親しみすら感じていたことがありました。

そんな中でも会議で一目置かれる人や、この人がいると良い会議になるという人っているんですよね。

そしてそういう人こそ、やはり社内での評価も高い印象があります。

そのような人は会議で何をしているかというと、「1番最初に案や意見を出している」んですね。

とある書籍に載っていたエピソードを紹介します。

ある会社の社内会議は、売れ行きが悪い商品の改善策について話し合う時間でした。

しかし、部門長が「何か考えがある人は発表してください」と言っても、誰発言をしない状況。

5分ほど経ってから、1人の若手社員が自信なさげに手を挙げて、商品の売れ行きが悪いのは、商品のキャッチコピーに原因があるのではないかと意見を言い、新たなキャッチコピーのアイデアを披露したんですね。

ただ、彼のキャッチコピーがやや稚拙だったこともあり、他の参加者は苦笑いをする始末、唯一部門長だけが「非常に良い意見だ」とコメントをしました。

その後議論は膨らみ、価格設定、ターゲットの再設定、販促方法など多岐に話が展開し、最終的には新しい施策がまとまったそうです。

会議の後、とある社員が部門長に「なぜあのキャッチコピーを良い意見だと仰ったのですか?」と質問をすると、部門長はこう回答したんですね。

「どんな仕事でも、1番偉いのは『最初に案を出す人』なんだよ。批判は誰にでもできるけど、最初に案を出すのは勇気もいるし、何より皆から馬鹿にされないように一生懸命勉強しないといけない。だから会議で最初に案を出す人を尊重するのは、当たり前のことだよ」

若手社員が勇気を出してキャッチコピーに言及をしたことで、膠着していた議論が活発になり様々な意見が出るようになったのは間違いありません。

会社での出世を狙っている若手社員は、まず会議で最初に案を出すことを意識してみてください。

部下や後輩に「どうすれば仕事ができる人になれますか?」と聞かれたときにも、「会議で最初に案を出せるように頑張ることだよ」と教えてあげると良いかもしれないですね。

最初に何かをするというのは勇気がいるし緊張もしますが、1番成長できるタイミングでもあるので、ぜひ来年の目標の1つにしてみてはいかがでしょうか?

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?