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リスキリングは自己啓発・スキルアップ・学びなおしとは全然異なっていた

リスキリング。最近よく聞く言葉である。きっとスキルアップ類の今どきの言い方なのだろうと思っていたので、解説書を読んでみた。
しかし、解釈は全然異なっていた。

リスキリングは、人生100年時代を生きる上で、特に後半50年以降を充実させていくには大切な取り組みだと思いました。

今日はリスキリングについて考察していきたいと思います。
リスキリングが何かを知りたい方は、サクッとわかると思います。


リスキリングは「学び直し」ではなく「仕事」である

リスキリングは業務であるという点が学びなおしと最も異なります。
スキルアップ自体は、仕事の幅を広げるうえでとても重要です。

なので、本業とは別に個人的にスキルアップをしたり、就業先が提供するスキルアップ講座を受講することもあるでしょう。ただ、これらは学びなおしでもあり、スキルアップの一環であってリスキリングとは異なります。

リスキリングの場合は業務時間に行います。例えばDXを進めようとする場合、DXに必要な具体的なスキルを会社命令で業務時間に行います

スキルアップは、自分の好きなこと、興味のある分野を学ぶような印象があると思いますが、リスキリングは会社が向かう方向に向けて従業員に必要なスキルをつけるための再教育を行うようなイメージです。

職業安定所の行う職業訓練に近いかもしれません。

ただ、リスキリングの特徴は、もっと特化したスキルを身に着け、今の獲得しているスキルと融合させて、別の業務に就くようなイメージです。

例えば、営業畑20年のベテランがいるとします。彼は訪問販売にかけては右に出るものがいないくらいの有能なセールスマンです。会社が営業スタイルをオンライン営業に切り替えたとします。

そうなるとベテランさんは失業状態となってしまいます。そこで、デジタルの技術を学ばせます。メールやサイトに訪れた方へのアポ・オンラインセールス会の開催などで集客・販売をすることは、デジタル技術と今まで培ってきた営業スキルの融合になります。

リスキリングに必要な3サイクル|特にアンラーンが大切

リスキリングには、3つのサイクルが必要とされています。
1)アンラーン(知識のリセット)
2)リラーン(再学習)
3)ブレークスルー(古い習慣を打破して新たな習慣を学ぶ)

とりわけ、アンラーンが目新しく、リスキリングをするにあたり重要かと思いました。

思えば、学校でも仕事でも、先輩のいうことは絶対でした。先人の知恵は後継に受け継がれ、それが脈々と受け継がれている。だから先輩は後輩に教え、後輩はメモをとりつつ学ぶのが普通でした。

しかし、最近は違います。今までの常識と思ってきたことが、実は間違っていて全く逆の方向を向かなければならないことも普通にあります。

私も、学生の頃や、仕事でも比較的若いころ(30代くらいまで)は経験をもとに判断したり磨いたりすることでなんとかなっていたが、40代のころから新しい人の考え方に「そっちの方が良いかも」と思い直すことが増えていきました。

新しいスキルを学ぶとき、アンラーンを学ぶこと。今までの常識をリセットすること。すなわち、「こうすべきだ」「これが常識」を取っ払うことがスムーズにスキル習得するには必要なのだと思います。

リスキリングする方法について

リスキリングをするには、業務で行うのが正当と書きましたが、実際のところそのように会社ぐるみでやってくれるところは、これからでしょう。

現実は、業務時間外で行う、スキルアップや学び直しの延長でやらないといけないことが多いと思われます。

ただ、せっかくスキルアップするにしても、先ほどのリスキリングに必要な3サイクルを回すことはスキル習得が効果的に進みます。

現状を把握し行動量を増やす|トラブったらそこから学ぶ

現状を見つめ今まで続けてこられたことを振り返ろう

例えば、自分の場合、noteを135日続けられました。
思考停止で続けることが得意です(笑)思考停止といいますが、それすらできない人もいます。

思考停止で続けられるのはある意味才能ではないでしょうか。逆に次、次と新しいことに手を出す方もいます。これはこれで、好奇心旺盛ともとらえることができます。何事にも恐れず果敢に取り組めるという別の才能ではないでしょうか。

次に、行動量を増やしましょう

たとえば、普段手を上げない場面で手を挙げてみたり、新しい何か挑戦することです。

何かの本で、缶ジュースを買うなら、毎日強制的に変えて全種類買ってみるという方法もあります。もちろん、自分の気の進まないメニューもありますが、強制的に試すことで意外とおいしかったとか発見があり、食わず嫌いな自分を発見するかもしれません

そして、トラブっても、そこから何かを得ましょう。
トラブルは避けたいところです。ただ残念なことにというか、当たり前なのですが、行動が増えるということはチャレンジが増えると同じです。その分、トラブルも増えるのです。

しかし、そのトラブルこそ宝の山です。トラブルを対処すると、そこから深く学ぶことができます。分かったつもりで進めていたことの弱点や改善点が見つかり、スキル獲得をより強固に確実にしてくれます。

一見全く関係ないことも興味が沸けばやってみる|点と点がつながり将来につながることもある

リスキリングは業務で行うのが基本です。そのため、将来につく業務を目指して行うのが通常ですが、さきに述べた通り、自分で試行錯誤して進む道が今の大勢です。

そうすると、自分の選んだ道が、間違っているのかも?と思うことがあるでよう。そんなときも、一旦信じて打ち込みましょう。だめだと思ったら引き返しましょう。

一見無駄に時間を費やした、使えないスキルを獲得して人生無駄にしたと思うかもしれません。しかし、無駄も人生のうちです。その無駄と思ったスキルがやがて役立つときが来るかもしれません。

次のYouTubeはApple創業者のスティーブジョブズ氏がスタンフォード大学で行われた演説です。最初の点と点がつながるという節が有名です。

今取り組んでいることが、一見無駄に見えるかもしれない。しかし、周り道に見えることも、自分の興味を持って獲得したことは、次のステージで思わぬ形で役立つことがあることをご自身の経験を踏まえて語っています。

自分も今、こうしてnoteを更新しています。そして4カ月くらい停滞している今年やると決めたことがあります(💦)これらを興味を持ってやることで自分だけの次の未来につなげていければと思ってます。

#3行日記  : 昨日は変な日記を投稿したけどそれも人生の一幕です

昨日の記事は、本当に適当な日記を書いてしまったと反省をしています。何か自分の思い浮かんできたことをそのまま書いてしまったのでちょっと恥ずかしく読み返してもおりません汗。が、そんな日もあるのがnoteです。
それでも、投稿をしていければと思います。
最後まで読んで下さいましてありがとうございます。m(__)m

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