『維新と興亜』

道義国家日本を再建する言論誌。 『維新と興亜』は既存の保守言論誌と一線を画し、①反グローバリズム、②真の主権回復、③我が国本来の姿の回復──を基軸として本物の保守言論を展開します。 公式HPからの購読申込もお待ちしております。 http://ishintokoua.com/

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道義国家日本を再建する言論誌。 『維新と興亜』は既存の保守言論誌と一線を画し、①反グローバリズム、②真の主権回復、③我が国本来の姿の回復──を基軸として本物の保守言論を展開します。 公式HPからの購読申込もお待ちしております。 http://ishintokoua.com/

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      『維新と興亜』第16号

      【特集】瑞穂の国の破壊者たち 食料安全保障推進法制定を急げ! 誰が日本の農業を破壊したのか(鈴木宣弘) 日本人が食べている危険な食品(安田節子) 食と農の自立が在所共同体を救う(荒谷 卓) 農本主義者・橘孝三郎の「土とま心」に学べ(塙眞・篠原裕・金子弘道) 暮らしに根ざした国体開顕運動としての新嘗祭奉祝(小田内陽太) 【巻頭言】中国脅威論の背後にある黄禍論(坪内隆彦) 【時論】日中戦争を繰り返さぬために今こそアジア主義に学べ(折本龍則) 【時論】クリスマスの馬鹿騒ぎとリベラリズムの醜悪(小野耕資) 露宇戦争停戦を主導せよ(稲村公望) 八紘為宇実践の系譜(西村眞悟) 誠の人 前原一誠 ②高杉晋作とともに国事に奔走(小野耕資) 世界を牛耳る国際金融資本③中川昭一を失脚させた国際金融資本(木原功仁哉) 萬葉集の精神と国史 柿本人麻呂と大伴家持(倉橋 昇) 「維新」としての世界最終戦  現代に甦る石原莞爾 ⑥都市批判(金子宗德) 台湾を全面支援します。その③(川瀬善業) 高風無窮⑥その心、ひとたび発せ(森田忠明) 愛郷心序説【完】戦後体制からの脱却(杉本延博) いにしへのうたびと⑧額田王のうたごころ(玉川可奈) 在宅医療から見えてくるもの 「いま、ここ」を生きる(福山耕治) 藤本隆之さんを偲ぶ会 遺文集を贈呈(本紙編集部) 昭和維新顕彰財団 大夢舘日誌(令和4年4月~12月) 【書評】副島隆彦・佐藤優『欧米の謀略を打ち破り よみがえるロシア帝国』/井上芳保『鬼滅の社会学』/窪田新之助・山口亮子『誰が農業を殺すのか』 活動報告 読者の声 編集後記
      715円
      『維新と興亜』 道義国家日本を再建する言論誌(ユニオン・クリエイト株式会社)
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      『維新と興亜』第15号

      《目 次》 【特集】いまこそ自主防衛を 核武装という選択 アメリカは日中戦争に参戦できない(田母神俊雄) 日本の國體に目覚めることが自主防衛の前提である!(西村眞悟) 迎撃能力だけで日本を守れるのか(武田良太) 日本は北朝鮮を見倣え(堀 茂) 核武装なくして自主防衛なし(毒島刀也) いまこそ防衛産業の復活を(桜林美佐) 戦後の平和維持体制が完全に崩壊した(稲村公望) 【巻頭言】日本弱体化法「財政法第四条」を改正せよ(坪内隆彦) 【時論】岸田首相は統帥権を天皇陛下に奉還せよ(折本龍則) 【時論】いまさらながらの国内回帰─ボーダレス幻想を完膚なきまでに捨てよ(小野耕資) 【新連載】誠の人 前原一誠① 東京で栄達した人間につぶされた萩の変(小野耕資) 藤本隆之さんを偲ぶ(本誌編集部) 国家を消滅させるデジタル経済化(原 嘉陽) 世界を牛耳る国際金融資本 ② 通貨発行権をめぐる攻防(木原功仁哉) 藤田東湖と西郷南洲⑧ 人を殺す思想こそ本物だ─テロリズムの現象学(山崎行太郎) 保田與重郎から読み解く維新の源流 ③王朝の風雅─詩歌と美意識(倉橋 昇) 尊皇愛国の経営 第八回 台湾を全面支援します。その②(川瀬善業)高風無窮(五)人の腹立つまじきやうに(森田忠明) 愛郷心序説 ⑪ 愛民仁慈の大御心(杉本延博) いにしへのうたびと 第八回 上代のみやび~志貴皇子の御歌(玉川可奈子) 在宅医療から見えてくるもの─西洋近代文明の陥穽とその超克 ⑧ 家に帰ったらやりたいこと~メメント・モリ~(福山耕治) 崎門学に学ぶ 『白鹿洞書院掲示』浅見絅斎講義 ②(三浦夏南) 竹下登論 ③「ふるさと」を主眼にした政治家(田口 仁) 昭和維新ミュージアム 青年日本の歌史料館の設立 国民の覚醒と祖国愛の活性化のために(岡本幸治) 【書評】鈴木信行『指名手配議員』/村上繁樹編『幕末勤王志士と神葬』/松尾匡『コロナショック・ドクトリン』 活動報告 読者の声 編集後記
      715円
      『維新と興亜』 道義国家日本を再建する言論誌(ユニオン・クリエイト株式会社)
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      『維新と興亜』第14号

      【特集】どうする日本外交 日米地位協定改定 日中国交正常化50年 日米安保条約を破棄すればいい(亀井静香) 対米自立を政治の大きな流れに(鳩山友紀夫) 日米地位協定改定の方策(上田清司) 本音で日本の自立を語る(神谷宗幣) 習近平後の日中関係(近藤大介) アジア主義と日中連携論 宮崎滔天・北一輝・石原莞爾(嵯峨 隆) 王道アジア主義の夢 木村武雄の日中国交正常化(坪内隆彦) 【明治神宮外苑再開発】 儲けのために日本の歴史を破壊するのか(鈴木傾城) 外苑の樹木を守れ(本誌編集部) 【巻頭言】このままではテロ多発時代が訪れる(坪内隆彦) 【時論】令和の御代こそは天皇陛下の靖国神社ご親拝を仰ぐべし!(折本龍則) 【時論】安倍晋三の国葬儀に反対する(小野耕資) 【新連載】世界を牛耳る国際金融資本① ワクチン普及による人口削減計画(木原功仁哉) 天皇を戴く国(六)大東亜戦争の世界史的意義(西村眞悟) 保田與重郎から読み解く維新の源流② 近世国学の源流─後鳥羽院(倉橋 昇) 九条での変節は、統一教会との癒着と無関係か?(慶野義雄) 台湾を全面支援します。その①(川瀬善業) 大東亜戦争敗戦と石原莞爾(金子宗德) 今生に発心せずんば(森田忠明) 愛郷心序説 ⑨「みことのり」に示されたまつりごとの基本(杉本延博) 大伴家持の美意識と苦悩 余話(玉川可奈子) 「科学万能」の幻想(福山耕治) 秋田の先賢─平田篤胤と中山菁莪(廣木 章) 【書評】吉田敏浩著『追跡! 謎の日米合同委員会』/西部邁・福田和也著、木村岳雄監修『論語清談』/松本丘著「大津崎門派 川島栗斎」 活動報告 読者の声 編集後記
      715円
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      【特集】瑞穂の国の破壊者たち 食料安全保障推進法制定を急げ! 誰が日本の農業を破壊したのか(鈴木宣弘) 日本人が食べている危険な食品(安田節子) 食と農の自立が在所共同体を救う(荒谷 卓) 農本主義者・橘孝三郎の「土とま心」に学べ(塙眞・篠原裕・金子弘道) 暮らしに根ざした国体開顕運動としての新嘗祭奉祝(小田内陽太) 【巻頭言】中国脅威論の背後にある黄禍論(坪内隆彦) 【時論】日中戦争を繰り返さぬために今こそアジア主義に学べ(折本龍則) 【時論】クリスマスの馬鹿騒ぎとリベラリズムの醜悪(小野耕資) 露宇戦争停戦を主導せよ(稲村公望) 八紘為宇実践の系譜(西村眞悟) 誠の人 前原一誠 ②高杉晋作とともに国事に奔走(小野耕資) 世界を牛耳る国際金融資本③中川昭一を失脚させた国際金融資本(木原功仁哉) 萬葉集の精神と国史 柿本人麻呂と大伴家持(倉橋 昇) 「維新」としての世界最終戦  現代に甦る石原莞爾 ⑥都市批判(金子宗德) 台湾を全面支援します。その③(川瀬善業) 高風無窮⑥その心、ひとたび発せ(森田忠明) 愛郷心序説【完】戦後体制からの脱却(杉本延博) いにしへのうたびと⑧額田王のうたごころ(玉川可奈) 在宅医療から見えてくるもの 「いま、ここ」を生きる(福山耕治) 藤本隆之さんを偲ぶ会 遺文集を贈呈(本紙編集部) 昭和維新顕彰財団 大夢舘日誌(令和4年4月~12月) 【書評】副島隆彦・佐藤優『欧米の謀略を打ち破り よみがえるロシア帝国』/井上芳保『鬼滅の社会学』/窪田新之助・山口亮子『誰が農業を殺すのか』 活動報告 読者の声 編集後記
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      《目 次》 【特集】いまこそ自主防衛を 核武装という選択 アメリカは日中戦争に参戦できない(田母神俊雄) 日本の國體に目覚めることが自主防衛の前提である!(西村眞悟) 迎撃能力だけで日本を守れるのか(武田良太) 日本は北朝鮮を見倣え(堀 茂) 核武装なくして自主防衛なし(毒島刀也) いまこそ防衛産業の復活を(桜林美佐) 戦後の平和維持体制が完全に崩壊した(稲村公望) 【巻頭言】日本弱体化法「財政法第四条」を改正せよ(坪内隆彦) 【時論】岸田首相は統帥権を天皇陛下に奉還せよ(折本龍則) 【時論】いまさらながらの国内回帰─ボーダレス幻想を完膚なきまでに捨てよ(小野耕資) 【新連載】誠の人 前原一誠① 東京で栄達した人間につぶされた萩の変(小野耕資) 藤本隆之さんを偲ぶ(本誌編集部) 国家を消滅させるデジタル経済化(原 嘉陽) 世界を牛耳る国際金融資本 ② 通貨発行権をめぐる攻防(木原功仁哉) 藤田東湖と西郷南洲⑧ 人を殺す思想こそ本物だ─テロリズムの現象学(山崎行太郎) 保田與重郎から読み解く維新の源流 ③王朝の風雅─詩歌と美意識(倉橋 昇) 尊皇愛国の経営 第八回 台湾を全面支援します。その②(川瀬善業)高風無窮(五)人の腹立つまじきやうに(森田忠明) 愛郷心序説 ⑪ 愛民仁慈の大御心(杉本延博) いにしへのうたびと 第八回 上代のみやび~志貴皇子の御歌(玉川可奈子) 在宅医療から見えてくるもの─西洋近代文明の陥穽とその超克 ⑧ 家に帰ったらやりたいこと~メメント・モリ~(福山耕治) 崎門学に学ぶ 『白鹿洞書院掲示』浅見絅斎講義 ②(三浦夏南) 竹下登論 ③「ふるさと」を主眼にした政治家(田口 仁) 昭和維新ミュージアム 青年日本の歌史料館の設立 国民の覚醒と祖国愛の活性化のために(岡本幸治) 【書評】鈴木信行『指名手配議員』/村上繁樹編『幕末勤王志士と神葬』/松尾匡『コロナショック・ドクトリン』 活動報告 読者の声 編集後記
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      【特集】どうする日本外交 日米地位協定改定 日中国交正常化50年 日米安保条約を破棄すればいい(亀井静香) 対米自立を政治の大きな流れに(鳩山友紀夫) 日米地位協定改定の方策(上田清司) 本音で日本の自立を語る(神谷宗幣) 習近平後の日中関係(近藤大介) アジア主義と日中連携論 宮崎滔天・北一輝・石原莞爾(嵯峨 隆) 王道アジア主義の夢 木村武雄の日中国交正常化(坪内隆彦) 【明治神宮外苑再開発】 儲けのために日本の歴史を破壊するのか(鈴木傾城) 外苑の樹木を守れ(本誌編集部) 【巻頭言】このままではテロ多発時代が訪れる(坪内隆彦) 【時論】令和の御代こそは天皇陛下の靖国神社ご親拝を仰ぐべし!(折本龍則) 【時論】安倍晋三の国葬儀に反対する(小野耕資) 【新連載】世界を牛耳る国際金融資本① ワクチン普及による人口削減計画(木原功仁哉) 天皇を戴く国(六)大東亜戦争の世界史的意義(西村眞悟) 保田與重郎から読み解く維新の源流② 近世国学の源流─後鳥羽院(倉橋 昇) 九条での変節は、統一教会との癒着と無関係か?(慶野義雄) 台湾を全面支援します。その①(川瀬善業) 大東亜戦争敗戦と石原莞爾(金子宗德) 今生に発心せずんば(森田忠明) 愛郷心序説 ⑨「みことのり」に示されたまつりごとの基本(杉本延博) 大伴家持の美意識と苦悩 余話(玉川可奈子) 「科学万能」の幻想(福山耕治) 秋田の先賢─平田篤胤と中山菁莪(廣木 章) 【書評】吉田敏浩著『追跡! 謎の日米合同委員会』/西部邁・福田和也著、木村岳雄監修『論語清談』/松本丘著「大津崎門派 川島栗斎」 活動報告 読者の声 編集後記
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    田母神俊雄「米国は日中戦争に参戦できない」(『維新と興亜』第15号、令和4年10月28日発売)

    アメリカがウクライナ戦争に参戦できない理由 ── 日米安保条約に依存する現在の防衛政策には、どのような問題点がありますか。 田母神 いま日本では「自分の国は自分で守る」という体制ができていません。歴代政権は、「自分の国は自分で守る」と口では言ってきましたが、実際にその方向に動いたことはないのです。  日米安保条約のもと、有事の際にはアメリカに守ってもらうという体制を続けてきましたが、本当にアメリカは日本を守ってくれるのでしょうか。今回、核武装国であるロシアが非核武装国である

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      • 木原功仁哉「世界を牛耳る国際金融資本 ③中川昭一を失脚させた国際金融資本」(『維新と興亜』第16号、令和5年1月号)

        アメリカと闘った中川昭一元財務相  戦後の日本政治は、アメリカへの従属を深めた政治家が総理大臣となって長期政権を築く一方で、国益を守るためにアメリカと闘った政治家が悉く司直の手に落ちて政治生命を絶たれたり、非命な最期を遂げる傾向が顕著である。  その最たる例は、麻生内閣において財務相を務めた中川昭一であろう。中川は、我が国が抱える大量の米国債をIMFに融資して処分したほか、尖閣諸島沖の油田の試掘、さらには祖国再生同盟の憲法観である「眞正護憲論」を熱烈に支持していたことなど、

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          瑞穂の国の破壊者たち 食料安全保障推進法制定を急げ!

          『維新と興亜』第16号(令和4年12月28日発売) 【特集】瑞穂の国の破壊者たち 食料安全保障推進法制定を急げ!  編集長・坪内隆彦による紹介  誰が日本の農業を破壊したのか(鈴木宣弘)  日本人が食べている危険な食品(安田節子)  食と農の自立が在所共同体を救う(荒谷 卓)  農本主義者・橘孝三郎の「土とま心」に学べ(塙眞・篠原裕・金子弘道)  暮らしに根ざした国体開顕運動としての新嘗祭奉祝(小田内陽太)

          • 小野耕資「誠の人 前原一誠 ②高杉晋作とともに国事に奔走」(『維新と興亜』第16号、令和5年1月号)

            ※前号までのあらすじ  佐世八十郎(前原一誠)は、落馬で足を悪くした陰気な青年だったが、二十四歳の時に松下村塾に通い吉田松陰に触れる運命的な出会いを果たす。松陰からは「誠実人に過ぐ」と評され、頼山陽『日本政記』を読めと言われる。しかし師松陰が老中間部詮勝襲撃を計画して捕まる。松陰は獄中から弟子に立ち上がるよう檄を飛ばすが、八十郎は日和って藩からの長崎留学の懐柔に乗ってしまい後悔する。やがて松陰刑死の知らせが八十郎に届く―。 松陰の志に報いよ!  松陰の死は松下村塾門下にと

            西村眞悟「八紘為宇実践の系譜」(『維新と興亜』第16号、令和5年1月号)

             我が国が、大東亜戦争の開戦時に発した「帝国政府声明」と、戦争遂行中に開会された有色人種による世界史上初めての国際会議となった大東亜会議にて発せられた「大東亜共同宣言」(昭和十八年十一月六日)に掲げられた人種差別撤廃と諸民族の共存共栄は、共に現在の世界の理念である。 則ち、大東亜戦争において、文明の転換が起こり、欧米の数百年にわたる人種差別とアジア・アフリカにおける植民地支配の時代は終焉を迎えた。よって、我が国は、大東亜戦争の戦闘では敗れたが、戦争では勝利したのだ。そこで、ま

            塙眞・篠原裕・金子弘道「農本主義者・橘孝三郎の『土とま心』に学べ」(『維新と興亜』第16号、令和5年1月号)

             かつて日本には農本主義的な思想を掲げ、文明の転換を模索した思想家たちがいた。橘孝三郎もその一人である。新自由主義的な路線が強まり、日本の農業が危機に陥る今、橘の思想から何を学ぶべきなのか。橘の孫の塙眞氏、橘門下の篠原裕氏、金子弘道氏に聞いた。 「愛と誠を尽くして、神に仕える。これが真の人間のあるべき姿だ」 ── 御祖父様はどのような経緯で農本主義思想を抱くようになったのですか。 塙 祖父橘孝三郎は大正元(1912)年、旧制一高(後の東京大学教養学部)に入学しましたが、人

            小野耕資「クリスマスの馬鹿騒ぎとリベラリズムの醜悪」(『維新と興亜』第16号、令和5年1月号)

             今年も十二月を迎え、クリスマス商戦が意識される頃となった。クリスマスはキリスト教的由来がほとんどない、ただの資本主義的なイベントである。  クリスマスはキリストの誕生日とされているが、それには聖書に由来するような根拠は何もない。ただ冬至の祭りにあわせてローマ教会がそう設定したというだけのことなのだ。ここまではあらゆるイベントの由来によくある話で、これで終わるのであれば何もうるさく言わなくてもということになるのかもしれない。  日本ではなぜかキリスト教と関係のないサンタクロー

            坪内隆彦「中国脅威論の背後にある黄禍論」(『維新と興亜』第16号、令和5年1月号)

             サッカーのワールドカップ・カタール大会で、日本は見事にドイツに逆転勝利した。次のコスタリカ戦では敗れたものの、強豪スペインを撃破した。その直後に配信された番組(ニュースサイト「WELT」)で、事件は起きた。出演したドイツの元プロサッカー選手ジミー・ハートウィグ氏が、ドイツ代表に厳しいコメントをした上で、「チン・チャン・チョン」(Ching, Chang, Chong)と発言し、両手を合わせながらお辞儀する振る舞いを見せたのだ。  「チン・チャン・チョン」は、アジア人を馬鹿に

            折本龍則「日中戦争を繰り返さぬために今こそアジア主義に学べ」(『維新と興亜』第16号、令和5年1月号)

             いまどき「アジア主義」などと言うと、隣国チャイナや北朝鮮が我が国の主権を脅かしているのに何を寝ぼけたことを言っているのか、近代日本史の最大の失敗はシナ大陸に手を伸ばしたことだ、シナや朝鮮と関わるとろろくなことがないから脱亜論で行くべきだ、などと反論される。  たしかに習近平による独裁体制のもとで覇権主義を突き進む現在の中共政府と我が国が友好関係を築けるわけがない。しかし、「日米同盟強化」や「対中抑止」の名の下に軍備を増強し続ければ、中共との対立はエスカレートし、このままいく

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            坪内隆彦「王道アジア主義の系譜─西郷隆盛から木村武雄」

            大アジア研究会(代表:小野耕資)主催講演会 「大アジア主義とは何か 真実の歴史を知ろう─戦後封印されたもう一つの近代史を解き明かす」 日 時:令和4年12月3日(土)14時~16時30分 場 所:中台地域センター(東京都板橋区中台一丁目44-8)

            折本龍則「岸田首相は統帥権を天皇陛下に奉還せよ」(『維新と興亜』第15号、令和4年10月28日発売)

             ウクライナ戦争に乗じて中共政府が台湾や尖閣諸島に侵攻するリスクが高まっている。いざ中共が尖閣諸島への侵攻に乗り出したとしても、島嶼防衛の任にあたる日本版海兵隊である水陸機動団は尖閣から遠く離れた佐世保に駐屯しているため間に合わないだろう。しかし、一度取られた島を奪還するのは守るよりも十倍のエネルギーを要するともいわれ、多くの犠牲を伴うことになる。場合によっては、ミサイル基地を置く石垣島や宮古島も中共によるミサイル攻撃の標的にされ多くの民間人が死傷する可能性がある。  問題は

            坪内隆彦「日本弱体化法『財政法第四条』を改正せよ」(巻頭言)(『維新と興亜』第15号、令和4年10月28日発売)

             岸田政権が防衛費を「五年間で倍増」という方針を示す中で、財務省が露骨な抵抗姿勢を見せている。四月二十日に開催された財政制度等審議会の歳出改革部会で財務省が配布した資料「防衛」には、「防衛力は、国民生活・経済・金融などの安定が必須であり、財政の在り方も重要な要素」と書かれている。防衛費増額に対する強烈な牽制だ。  さらに、この資料には国家安全保障戦略、防衛大綱、中期防衛力整備計画の三文書の見直しについて、〈複数年度にわたる防衛関係予算の編成の目途となること、他の経費の増減を抜

            山崎行太郎「藤田東湖と西郷南洲⑧ 人を殺す思想こそ本物だ テロリズムの現象学」(『維新と興亜』第15号、令和4年10月28日発売)

            《存在の深淵》という世界  山上徹也が、安倍元首相を銃撃・銃殺して以来、テロやテロリスト、テロリズムというような言葉が、私の脳裏を離れない。私の若い頃は、テロの時代だった。浅沼稲次郎を刺殺した山口二矢事件、ケネディ暗殺事件、永山則夫の連続射殺魔事件、連合赤軍事件、浅間山荘事件。テルアビブ・ロッド空港銃乱射事件……。テロリスト(犯人)たちは、ほぼ同世代だった。私の思想形成には、《テロやテロリスト、テロリズム》は、重要な思想的意味を持っている。たとえば、その頃、メルロ・ポンテイ

            木原功仁哉「世界を牛耳る国際金融資本 ② 通貨発行権をめぐる攻防」(『維新と興亜』第15号、令和4年10月28日発売)

            権力の源泉「通貨発行権」  今回は、国際金融資本の権力の源泉たる「通貨発行権」をめぐる攻防について述べていきたい。  現在の世界経済は極端な格差社会である。平成29年の時点では、世界の大富豪8人(マイクロソフト創業者ビル・ゲイツなど)の資産が世界の富の50%を占めているという経済格差が生じていた。さらに、今般のコロナ禍で在宅勤務(テレワーク)が一般的になった結果、巨大IT企業であるGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)がさらに富を増殖させ、経済

            小野耕資「誠の人 前原一誠① 東京で栄達した人間につぶされた萩の変」(『維新と興亜』第15号、令和4年10月28日発売)

            「誠実人に過ぐ」人、前原一誠  佐世八十郎について書く。  八十郎は萩で長州藩士の子として生まれた。れっきとした源氏の家で、毛利家の直臣の家柄である。ただしもはや八十郎が産まれたころには、直臣とは名ばかりで微禄と化しており、父彦七が地方官をしてかろうじて食いつないでいた。それでも家格に対する誇りは高く、峻厳たる家風の元育った。  彦七は「子女を教育するに極めて厳格なる」人物であった。そんな彦七から生まれた八十郎は、師である松陰から「八十郎は勇あり、智あり。誠実人に過ぐ。いわ

            稲村公望「戦後の平和維持体制は完全に崩壊した」(『維新と興亜』第15号、令和4年10月28日発売)

            戦勝国体制としての国際連合 ── 日本を取り巻く安全保障環境が厳しくなりつつあります。 稲村 現在、国際政治の大地殻変動が起こっており、戦後の平和維持体制が完全に崩壊したと認識する必要があります。  戦後秩序の構築は、アメリカのルーズベルト大統領とイギリスのチャーチル首相が主導しました。すでに1943年11月22日から27日まで、エジプトのカイロでルーズベルト、チャーチル、蒋介石が会談し、対日戦争の戦後処理などについて協議、さらにヨーロッパ戦線などの問題を議論するために、翌