『維新と興亜』

道義国家日本を再建する言論誌。 『維新と興亜』は既存の保守言論誌と一線を画し、①反グロ…

『維新と興亜』

道義国家日本を再建する言論誌。 『維新と興亜』は既存の保守言論誌と一線を画し、①反グローバリズム、②真の主権回復、③我が国本来の姿の回復──を基軸として本物の保守言論を展開します。 公式HPからの購読申込もお待ちしております。 http://ishintokoua.com/

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    季刊オピニオン誌『維新と興亜』令和6年9月号(25号)

    【特集】今明かされる昭和維新の真相 花房東洋×犬塚博英「我が師(三上卓・中村武彦)と昭和維新を語りつくす」 座談『五・一五事件』(古賀不二人・三上卓・佐郷屋嘉昭 他) 小山俊樹「『座談 五・一五事件』の再録に寄せて」 折本龍則「内田良平翁、生誕百五十年」 小野耕資「維新の精神と橘孝三郎」 浦辺 登「佐賀の風土と五・一五事件」 昭和維新顕彰財団・本誌主催「日本再建」懸賞論文受賞作品  野本政樹「神政神兵による国権・民権確立と世界維新」(優秀賞)  川嶋 直「昭和維新運動から何を継承すべきか」(優秀賞)  田口 仁「直接行動(テロ)への私見」(優良賞) 坪内隆彦「【巻頭言】 グローバリストのための道州制を葬れ」 折本龍則「時論 米国の原爆投下を断罪しエマニュエル大使の辞任を求める」 小野耕資「時論 新自由主義の転換に向けて覚悟を持て」 坪内隆彦「欧米支配終焉後の新秩序とは?」 中江紳悟「民間防衛省、救国・救命隊創設構想の実現に向けて」 西村眞悟「八紘為宇の志を実現させる人類史的役割」 葛城奈海「時代の歯車を自ら回せ! GHQが仕掛けた時限爆弾のひとつ」 賀来宏和「鎮守の森~社を問う 延喜式内社とは」 木原功仁哉「祖国再生への憲法論 ②  占領憲法の無効原因②」 小川寛大「直心伝―ある武道精神と日本人 ⑤ 禁じ手「片手打ち」の謎」 杉本延博「国家社会主義者宣言 ⑦ 土地の公有化論を再考する」 倉橋 昇「高山彦九郎伝 ❺ 彦九郎の郷里を訪ねる」 川瀬善業「反日左翼的な経団連の愚行」 玉川可奈子「くにおもふうたびと  真木和泉守」 福山耕治「在宅医療から見えてくるもの⑱ 目的の顔をした手段」 【書評】荒谷卓『日本の戦闘者』/玉川可奈子『萬葉日本學』/岩田温『後に続くを信ず 特攻隊と日本人』 昭和維新顕彰財団 大夢舘日誌 活動報告 読者の声
    1,200円
    『維新と興亜』 道義国家日本を再建する言論誌
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    季刊オピニオン誌『維新と興亜』令和6年6月号(24号)

    季刊オピニオン誌『維新と興亜』令和6年6月号は、排日移民法100年を迎えるにあたり、多彩な論考や専門家による分析を通じて、背景や深層に迫ります。今号では、国内外の政治、経済、文化に関する注目すべきトピックスを取り上げています。知的好奇心を刺激し、議論を深める一冊となっております。 誰しもが読んで納得する内容から、新たな知識を身に付けられるまで、広い読者層にお楽しみいただける内容となっています。是非、政治、経済、文化の最新情報に触れてみてください。 《目 次》 【特集】排日移民法100年 日米関係の真実  簑原俊洋「排日移民法はなぜ成立したのか」  山中 泉「国柄を破壊するグローバリスト」  木村三浩「対米自立を阻む「害」務省」  渡辺惣樹「優しい母のように育ててくれた米国の豹変」  廣部 泉「白人の悪夢・日中同盟」  小川寛大「白人権力者が恐れた男 黒人運動家マーカス・ガーベイ」  「日本人を変えた排日移民法 無名烈士の魂と鈴木一郎翁」 【巻頭言】坪内隆彦「『日米共通の価値観』の正体」 【時論】折本龍則「パンデミック条約は対米従属の帰結」 【時論】小野耕資「○イスラエル、×イランという対米従属」  【対談】深田萌絵・稲村公望「NTT法廃止を阻止せよ!」  梅田邦夫「日系人から見る我が国共生社会の今後」 【新連載】葛城奈海「時代の歯車を自ら回せ!① 拉致被害者救出に自衛隊の活用を」 【新連載】賀来宏和「鎮守の森~社を問う ① 鎮守の森事始め」 【新連載】木原功仁哉「祖国再生への憲法論 ① 占領憲法の無効原因①」 小川寛大「直心伝━ある武道精神と日本人④ 直心影流の剣客・今井信郎」 山崎行太郎「石原莞爾とその時代 ④ 石原莞爾と大川周明」 杉本延博「国家社会主義者宣言 ⑥ 搾取なき社会と私有財産制と公有化論」 倉橋 昇「光格天皇と彦九郎」 川瀬善業「尊皇愛国の経営 第十六回 能登半島地震で真つ先に動いたのは自衛隊」 玉川可奈子「くにおもふうたびと ⑥ 佐久良東雄 下」 福山耕治「因果のループ・逆転を利用する」 一冊にかけた思い 頼山陽著、木村岳雄訳・解説『日本外史徳川氏正記』 【書評】 白戸健一郎『中野正剛の民権』/一水会編『対米自立を貫いて:民族派・一水会の50年』 大夢舘日誌 活動報告 読者の声 編集後記
    1,200円
    『維新と興亜』 道義国家日本を再建する言論誌
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    『維新と興亜』令和6年3月号(第23号)

    【特集】農業崩壊  鈴木宣弘「最初に飢えるのは東京・大阪」  篠原 孝「食料安保に予算をつぎ込め」  荒谷 卓「稲作なくして国家存立なし」  小野耕資「水田は環境を害す? ダボス会議で大妄言」  三浦夏南「農的生活者の道義」  滝田諒介「戦前と現代の農本主義」 【巻頭言】坪内隆彦「共同体解体に加担するメディア」 【時論】折本龍則「千葉農政に危機感はあるのか」 【時論】小野耕資「戦後日本に政治はない」 日米合同委員会廃止を求め ニュー山王ホテル前で抗議街宣 「「ロッカールームに眠る僕の知らない戦争」 なるせゆうせい監督 安保闘争をテーマに」 浦辺 登「五・一五事件と新興国スポーツ大会」 小野耕資「知られざる北里柴三郎の興亜論」 西村眞悟「総ての「魔がごと」は、我を通れ」 金子宗德「八紘一宇と世界連邦~理想と現実の間で ❷ 世界連邦とは如何なるものか?」 小川寛大「直心伝━ある武道精神と日本人③ 儒教と武士道」 山崎行太郎「石原莞爾とその時代 ⑤ 石原が天才である理由」 木原功仁哉「ワン・ワールド経済からの脱却⑤ 賭博経済の撲滅」 杉本延博「国家社会主義者宣言 ⑤ 日本的所有権とは皇産分用権である」 倉橋 昇「道行く歌人・彦九郎」 川瀬善業「尊皇愛国の経営 第十五回 愛国者で、日本史上最高の天才の弘法さん」 玉川可奈子「くにおもふうたびと ⑤ 佐久良東雄 中」 屋 繁男「日本文明解明の鍵〈特攻〉⑦ 日本異質論と奇跡の国日本論をこえて」 福山耕治「因果律の通用しない世界」 【書評】北村淳『米軍最強という幻想』/池亀彩『インド残酷物語』/小川寛大『池田大作と創価学会』 大夢舘日誌 活動報告 読者の声 編集後記
    715円
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    季刊オピニオン誌『維新と興亜』令和6年6月号(24号)

    季刊オピニオン誌『維新と興亜』令和6年6月号は、排日移民法100年を迎えるにあたり、多彩な論考や専門家による分析を通じて、背景や深層に迫ります。今号では、国内外の政治、経済、文化に関する注目すべきトピックスを取り上げています。知的好奇心を刺激し、議論を深める一冊となっております。 誰しもが読んで納得する内容から、新たな知識を身に付けられるまで、広い読者層にお楽しみいただける内容となっています。是非、政治、経済、文化の最新情報に触れてみてください。 《目 次》 【特集】排日移民法100年 日米関係の真実  簑原俊洋「排日移民法はなぜ成立したのか」  山中 泉「国柄を破壊するグローバリスト」  木村三浩「対米自立を阻む「害」務省」  渡辺惣樹「優しい母のように育ててくれた米国の豹変」  廣部 泉「白人の悪夢・日中同盟」  小川寛大「白人権力者が恐れた男 黒人運動家マーカス・ガーベイ」  「日本人を変えた排日移民法 無名烈士の魂と鈴木一郎翁」 【巻頭言】坪内隆彦「『日米共通の価値観』の正体」 【時論】折本龍則「パンデミック条約は対米従属の帰結」 【時論】小野耕資「○イスラエル、×イランという対米従属」  【対談】深田萌絵・稲村公望「NTT法廃止を阻止せよ!」  梅田邦夫「日系人から見る我が国共生社会の今後」 【新連載】葛城奈海「時代の歯車を自ら回せ!① 拉致被害者救出に自衛隊の活用を」 【新連載】賀来宏和「鎮守の森~社を問う ① 鎮守の森事始め」 【新連載】木原功仁哉「祖国再生への憲法論 ① 占領憲法の無効原因①」 小川寛大「直心伝━ある武道精神と日本人④ 直心影流の剣客・今井信郎」 山崎行太郎「石原莞爾とその時代 ④ 石原莞爾と大川周明」 杉本延博「国家社会主義者宣言 ⑥ 搾取なき社会と私有財産制と公有化論」 倉橋 昇「光格天皇と彦九郎」 川瀬善業「尊皇愛国の経営 第十六回 能登半島地震で真つ先に動いたのは自衛隊」 玉川可奈子「くにおもふうたびと ⑥ 佐久良東雄 下」 福山耕治「因果のループ・逆転を利用する」 一冊にかけた思い 頼山陽著、木村岳雄訳・解説『日本外史徳川氏正記』 【書評】 白戸健一郎『中野正剛の民権』/一水会編『対米自立を貫いて:民族派・一水会の50年』 大夢舘日誌 活動報告 読者の声 編集後記
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    『維新と興亜』令和6年3月号(第23号)

    【特集】農業崩壊  鈴木宣弘「最初に飢えるのは東京・大阪」  篠原 孝「食料安保に予算をつぎ込め」  荒谷 卓「稲作なくして国家存立なし」  小野耕資「水田は環境を害す? ダボス会議で大妄言」  三浦夏南「農的生活者の道義」  滝田諒介「戦前と現代の農本主義」 【巻頭言】坪内隆彦「共同体解体に加担するメディア」 【時論】折本龍則「千葉農政に危機感はあるのか」 【時論】小野耕資「戦後日本に政治はない」 日米合同委員会廃止を求め ニュー山王ホテル前で抗議街宣 「「ロッカールームに眠る僕の知らない戦争」 なるせゆうせい監督 安保闘争をテーマに」 浦辺 登「五・一五事件と新興国スポーツ大会」 小野耕資「知られざる北里柴三郎の興亜論」 西村眞悟「総ての「魔がごと」は、我を通れ」 金子宗德「八紘一宇と世界連邦~理想と現実の間で ❷ 世界連邦とは如何なるものか?」 小川寛大「直心伝━ある武道精神と日本人③ 儒教と武士道」 山崎行太郎「石原莞爾とその時代 ⑤ 石原が天才である理由」 木原功仁哉「ワン・ワールド経済からの脱却⑤ 賭博経済の撲滅」 杉本延博「国家社会主義者宣言 ⑤ 日本的所有権とは皇産分用権である」 倉橋 昇「道行く歌人・彦九郎」 川瀬善業「尊皇愛国の経営 第十五回 愛国者で、日本史上最高の天才の弘法さん」 玉川可奈子「くにおもふうたびと ⑤ 佐久良東雄 中」 屋 繁男「日本文明解明の鍵〈特攻〉⑦ 日本異質論と奇跡の国日本論をこえて」 福山耕治「因果律の通用しない世界」 【書評】北村淳『米軍最強という幻想』/池亀彩『インド残酷物語』/小川寛大『池田大作と創価学会』 大夢舘日誌 活動報告 読者の声 編集後記
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折本龍則【時論】千葉県多様性尊重条例に反対!

 先般の12月19日、千葉県の12月議会で「多様性尊重条例」が可決成立した。多様性と聞くと何のことやらよくわからないが、本条例の正体はLGBT尊重条例であり、千葉県版のLGBT理解増進法である。しかも厄介なのは、ここでいう多様性の対象には「国籍や文化的背景の異なる人々」、つまり外国人や特別永住者なども含まれるので、外国人参政権にも絡む条例だということだ。熊谷知事の選挙公約であり、今年に入ってから急に動き出した。  採決の当日は、多くのメディアや傍聴者が詰めかけた。私は反対討論

    • 北神圭朗(衆議院議員)「『国家の物語』を取り戻せ」

      憲法に御誓文の五か条を入れ込むべきだ ── 北神議員は国難を乗り切るためには、「国家」を強化しなければならないと主張しています。 北神 戦後の日本では「国家」の重要性が忘れられてきました。「国家」を強調することは戦争につながるといった間違った考え方に縛られています。  「国民」が日本という「国家」を意識し、「国家」に愛情を持ち、「国家」の発展に強烈な責任を負わなければ、日本が現在直面している課題も乗り越えられません。そして、日本が大国として生き残っていくためには、「国家の物語

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      • 山岡鉄秀「今も続くGHQの日本占領─吉田茂の虚構」(「維新と興亜」令和5年9月号所収)

        継続された占領状態  数年前、占領期にGHQが二度と日本人が立ち直れないように様々な洗脳工作を行い、特に日本人が先の大戦について罪悪感を覚えるように仕向ける工作があったことが話題になった。その工作がWar Guilt Information Program(WGIP)と呼ばれることは噂されていたが、それが実在したことが一次資料で確認できたとして一大ニュースとなった。  これは、江藤淳による「閉ざされた言語空間」で検証された、占領軍の検閲による日本文化・思想破壊工作の延長であ

        ¥100
        • 木村三浩「ヤルタ・ポツダム(YP)体制から脱却し、日本の主権の完全回復を」

          「米意(あめごころ)」に侵食される日本 ── 戦後七十八年が経ちましたが、日本人は独立国家としての気概を取り戻せないまま、アメリカへの追従を続けています。 木村 現在の日本は主権国家とは言えません。「アメリカの属国」と言われても仕方のない状況です。多々指摘できますが、その象徴として、わが国の主権を踏みにじっている日米地位協定があります。同じ敗戦国のドイツと比較すれば一目瞭然です。また、わが国は自主的な外交を展開することもできず、ひたすらアメリカに追随しているだけの状態です。外

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          石山永一郎「アジアの期待を裏切るな」(『維新と興亜』令和5年7月)

          フィリピンを失望させた「桂・タフト協定」 ── 欧米列強の過酷な植民地支配に喘いでいたアジア諸民族は、日露戦争に勝利した日本に大きな期待をかけるようになりました。わが国の在野には、そうした期待に応え、アジア各国の独立運動家たちを支援した人もいました。 石山 アジアから中東にいたるまで、世界は日露戦争に勝った日本に期待していたたわけですね。  オランダの植民地支配下にあったインドネシアでは、スカルノやハッタが独立運動を主導していましたが、アジア太平洋戦争がはじまると、彼らは日

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          なるせゆうせい「『ようこそ、最高で最低なこの国へ。』」(『維新と興亜』令和5年7月号)

           「現代の奴隷制」とも呼ばれている外国人技能実習制度は、「希望の国・日本」のイメージを深く傷つけている。  実習生に対する賃金の不払い、過重労働、暴力などが横行し、失踪する実習生は年間7000人を超えている。こうした中で、4月には政府の有識者会議が、技能実習制度を廃止し、新たな制度への移行を求める、中間報告のたたき台を示している。6月15日には、米国務省が、日本で外国人技能実習制度の参加者に対する「強制労働」が続いていると批判した。  6月30日公開の映画「縁の下のイミグレ」

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          藤井聡「維新は第二自民党なのか」(『維新と興亜』令和5年7月号)

          日本維新の会はマーケティング政党である ── 先般の統一地方選以降、日本維新の会が躍進したと大マスコミは騒いでいます。 藤井 まず前提条件として、与党に対する国民の不満の声が存在します。デフレや物価高に対してきちんと対策しない、賃金も上がらない等々、ものすごい不安がある。そこで通常ならば立憲民主党なり国民民主党なりがその不満の受け皿になって支持を伸ばし政治的ダイナミズムを確保していかなければならないのですが、驚くほどこれらの党が支持されていません。したがって有権者は投票する

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          坪内隆彦「大御心を踏みにじった維新の会の梅村みずほ議員」(『維新と興亜』令和5年7月号)

           平成三十(二〇一八)年十一月二十七日、天皇皇后両陛下(現上皇上皇后両陛下)は静岡県袋井市をご訪問され、ベトナムの独立運動指導者ファン・ボイ・チャウが日本滞在中の支援に感謝して建立した「浅羽佐喜太郎公紀念碑」をご視察された(四十一頁参照)。  天皇皇后両陛下が浜松市外国人学習支援センターをご視察になったのは、翌二十八日のことである。浜松市には現在、約二万七千人の外国人が在住しており、同センターは、「互いの文化や価値観に対する理解と尊重を深めるのが大切」という理念のもと様々な取

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          小野耕資「権力のコバンザメ吉本興業」(『維新と興亜』令和5年7月号)

           前号に引き続き政治と芸能について論じたい。  本年五月十七日、大﨑洋の吉本興業会長の退任と「大阪・関西万博催事検討会議」の共同座長への就任が発表された。近年の吉本興業は権力に近づくことでその隆盛を担保してきた。その路線を引いたのは大﨑だと言ってよかろう。  大﨑は二〇一八年に内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局「わくわく地方生活実現会議」委員に就任するなど、政府系の委員も務めてきた。また、大阪においては日本維新の会とも密接であり、特に大阪万博には大﨑ら経営陣のみならず、

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          坪内隆彦「原爆の無知をさらしたアメリカ人」(『維新と興亜』令和5年9月号)

           今年の夏は、忘れられない夏になりそうだ。二十一万人以上の命を奪った広島・長崎への原爆投下についてのアメリカ人の救い難い無知が露呈し、日本人の心が踏みにじられたからだ。  今年七月、アメリカで映画『バービー』と『オッペンハイマー』が公開されると、アメリカでは、X(Twitter)上で、映画ファンたちが、この二作の映画を掛け合わせて「#Barbenheimer」(バーベンハイマー)というハッシュタグを作り、二作の映画ビジュアルをコラージュするファンアートが拡散されていった。  

          坪内隆彦「原爆の無知をさらしたアメリカ人」(『維新と興亜』令和5年9月号)

          小野耕資「維新の会は日本からなくなったらいい政党だ」(『維新と興亜』令和5年9月号)

           日本維新の会の存在感が増している。維新の会は仙台市議会議員選挙で、擁立した五人全員が当選し、地盤である関西圏以外にも徐々に進出し始めた。この仙台という地が禍々しいものを連想させる。  本誌の読者にはおなじみだろうが、宮城県では水道民営化がなされてしまい、事実上受注した会社は外資のヴェオリアである。上下水道と工業用水の運営権を二十年間外資に一括で売却してしまった責任は重い。この背景には宮城県の村井嘉浩知事が民営化に積極的なことがある。そしてこの村井知事と昵懇なのが竹中平蔵氏で

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          折本龍則「日米友好の敵、ラーム・エマニュエル大使を追放せよ!」(『維新と興亜』令和5年9月号)

           去る令和5年7月4日、米国大使館前に赴き、先に国会で可決成立したLGBT理解増進法案に関し、ラーム・エマニュエル駐日米国大使が我が国政府に対して行った露骨な内政干渉に抗議する街宣を敢行しました。この度の抗議活動の趣旨と抗議文の案文は本誌前号(令和5年7月号)の時論でも掲げたのでご一読下されば幸いです。  抗議文については、抗議に出かける直前まで賛同者を募った結果、福島伸享衆議院議員や田沼隆志千葉県議会議員を始め、国会議員、県議、区議、市議計12名、文化人、言論人を合わせ総勢

          折本龍則「日米友好の敵、ラーム・エマニュエル大使を追放せよ!」(『維新と興亜』令和5年9月号)

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          『維新と興亜』発行人・折本龍則、米国大使公邸に突っ込む

          『維新と興亜』発行人・折本龍則、米国大使公邸に突っ込む。 エマニュエル大使の内政干渉を許すな! 「対等な日米関係を求める国民有志の会」の抗議行動(令和5年7月4日)

          『維新と興亜』発行人・折本龍則、米国大使公邸に突っ込む

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          小野耕資「日本をダメにするジャニーズと吉本興業」(『維新と興亜』令和5年5月号)

           二〇一九年七月、ジャニー喜多川こと喜多川擴が死んだ。そしてその姉メリー喜多川(藤島メリー泰子)も二〇二一年に死んだ。その頃から芸能界におけるジャニーズの影響力は低下し、本年三月から四月にかけて週刊文春がジャニー喜多川のジャニーズジュニアへの「性加害」を繰り返し掲載している。  性加害と並んでこれまで噂されてきたのが、「ジャニー喜多川CIA説」である。彼は日系二世のアメリカ人で米国籍を持ち、朝鮮戦争にも従軍している他、米大使館に勤務したこともあるという。ジャニーが日本国籍のみ

          小野耕資「日本をダメにするジャニーズと吉本興業」(『維新と興亜』令和5年5月号)

          折本龍則「千葉県政から日本を建て直す!」(『維新と興亜』令和5年5月号)

           先の四月九日投開票の千葉県議選で初当選させて頂いた。ご支援を賜りました全ての方々に衷心より御礼感謝申し上げます。  本選挙戦においては、「既成政党によるしがらみ政治の打破」を掲げ、自民、立憲、日本維新の公認候補者を相手に、完全無所属の立場で戦いを挑んだ。自民党は旧統一教会とのしがらみが明らかになったが、宗教との関係でいえば公明党の支持母体である創価学会との癒着こそ最大のしがらみである。少なくとも憲法改正を党是に掲げる自民党が、改憲に反対している公明党と二十年以上にわたって連

          折本龍則「千葉県政から日本を建て直す!」(『維新と興亜』令和5年5月号)

          花房東洋「真の愛国者・鈴木邦男」(『維新と興亜』令和5年5月号)

          鈴木邦男の天皇信仰は不動であった  鈴木邦男は真の愛国者だった。真の活動家だった。「変節した」と謗る向きもあるが、彼の天皇信仰は不動であったと信じている。  鈴木の左翼やリベラルとの交流は、敢えて敵陣に乗り込み、宣撫工作をしていたのだと思う。「虎穴に入らずんば虎児を得ず」の戦法だ。  私と鈴木との交友は六十年に及ぶ。初めて彼と出会ったのは、昭和三十九(一九六四)年十二月、生長の家本部道場であった。  私が生長の家の道場で修行をしようと決意したのは、熊本の伯父(済々黌高校校長

          花房東洋「真の愛国者・鈴木邦男」(『維新と興亜』令和5年5月号)