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#縄文 noteまとめ

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縄文に関するnoteで面白そうだなーと思ったもの、面白かったものをまとめていきます。
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2020年2月の記事一覧

しゃがむ土偶や土器をみて屋外施設も楽しめるーじょーもぴあ宮畑(福島市)[JOMOSEUM]

福島市の宮畑遺跡を整備した公園がじょーもぴあ宮畑で、その中に福島市の縄文の遺物を展示する体験学習棟があります。2015年にできた新しい施設で、遺物の数もそれなりにあります。 入るとホールがあり、季節ごとの生活をイメージした絵と遺物展示があります。1室目は竪穴住居や高床建物の作り方を模型で解説したり、柱の跡の断面図などがあります。石器や土器もありました。公園に再現したものがあるので、イメージをつかみやすいです。 2室目に目玉と言っていい重文の「じゃがむ土偶」が。横や後ろから

TATEANASというバンドを作りました。

フリーペーパー縄文ZINEプロデュースでTATEANASというバンドを作りました。まあその実態はmogsanというバンドと大石晴子さんというシンガーのユニットで、歌詞も曲もmogsan。安心のmogsan品質です。(mogsan品質に関しては聞いてください!) 縄文ZINEの企画作りのコンセプトは創刊号から「縄文+現代カルチャー」で作られていて、それは現代人の僕たちが縄文時代を想うための一つの補助線であり、最も古いものと最も新しいもののマリアージュでもあります。サブタイトル

【縄文×茶の湯】Jomon tea ceremony:縄文ノ茶席

縄文と茶の湯一昨年より、縄文茶会という実験を行っております。 竪穴式住居で茶会を設えるというものです。 このふたつの世界の底の方で、 地下水のように何か似たものが流れている気がします。 それは何なのか、そういうものを感覚的に探る取り組みです。 以下、初回(2018年)の茶席で感じたメモです。 「もぐる」という感覚竪穴式住居の前は、洞窟などに暮らしていたようです。 竪穴式住居の特徴として、半地下になっていることがひとつあるようです。 ※無論、その他様々な形があり、様々な説があ

縄文エシカルサミットに行った話

参加のモチベーションSDGsが最近話題である。自分自身もいつの間にか環境や持続可能性について強く意識するようになってきており、自分のやっているプロジェクトを通じても、もっと貢献したいと思っていた。 一方で、SDGs自体が持つ漠然としたいかがわしさが気になる。なんで今これだけ盛り上がってるのか謎だし、17のゴールが相互矛盾をはらみ得るのも気になる。そしてSDGsを追求した先に我々がどこに向かうのか? この先どのように自分が進むかを考えるうえで、「汝の正体みたりSDGs!」と

たべられる土器・土偶

おかし作り考古学者ヤミラさん監修の 「たべられる土器・土偶づくりキット」 結構前に購入しながら、そのままになっていたのですが、急に作りたい気持ちが湧いてきたので、土偶クッキー作りに挑戦。 ココアパウダーとかクルミも入れることになっているのですが、今回は家にある素材だけで。 うわー、不器用この上ない! 縄目をつけたり楽しかったけど、後半疲れてきて、更にテキトーに・・・。 やっぱり、茶色じゃないから、土偶っぽさが足りないなあ。と思いつつ、 いざ!オーブンに! まあ、

土器(調理器具)は"歯と胃腸を外部化したもの" 土器と人間の関係史は、AIと人間の関係を構想するアナロジーになる。 例えば、変容の象徴・転換の象徴を満載した縄文土器的AIと、なめらかな表面の弥生土器的AIというのはどうだろうか。 https://amzn.to/2OoMW7n