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しゃがむ土偶や土器をみて屋外施設も楽しめるーじょーもぴあ宮畑(福島市)[JOMOSEUM]

福島市の宮畑遺跡を整備した公園がじょーもぴあ宮畑で、その中に福島市の縄文の遺物を展示する体験学習棟があります。2015年にできた新しい施設で、遺物の数もそれなりにあります。

入るとホールがあり、季節ごとの生活をイメージした絵と遺物展示があります。1室目は竪穴住居や高床建物の作り方を模型で解説したり、柱の跡の断面図などがあります。石器や土器もありました。公園に再現したものがあるので、イメージをつかみやすいです。

2室目に目玉と言っていい重文の「じゃがむ土偶」が。横や後ろからも見られて背中の文様などを観察できてよかったです。ほかにも面白い土器や土偶がありました。

3室目はアスファルトや埋葬文化についての部屋。アスファルのついた矢じりや石斧、アスファルトを装飾に使った土偶などがあります。

公園には竪穴住居や高床建物があり、高床建物は上に登ることもできます。

公園の中にある露出展示棟も面白くて、発掘作業の状態が保存されていて、掘り出された状態の注口土器などを見ることができます。

充実した展示内容でたっぷり縄文に浸かることができる施設で、広々とした公園もあるのでゆっくりお出かけすることをおすすめします。

じょーもぴあ宮畑HP
住所:福島市岡島字宮田78
開館時間:9時~17時(火曜、年末年始休館)
入館料:200円
撮影:可
アクセス:福島駅からバス(1時間2本程度、福島バス月の輪経由または月の輪団地行)、向鎌田から徒歩5分。

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