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40代で目指すG検定 合格体験記~その03

AI(人口知能)や機械学習エンジニアの登竜門である「G検定」を先日、受験しまして、無事合格することができました。私が実践した勉強方法を記載しますので、これから受験される方は、ぜひ参考にしてみてください。

前回記事からの続きです。
40代で目指すG検定 合格体験記~その02

シリーズ初回記事はこちら
40代で目指すG検定 合格体験記~その01

公式テキスト

さて、私が実施した勉強法は、まずは公式テキストを読む。ということから始めました。

本屋さんで公式テキストを購入し、カバーをかけてもらいました。
購入したての本を最初に手にした時は、なぜだかワクワクしますね。
「よーし、今日は夜遅くまで学習するぞ!」と、気合いも十分です。
しかし、今思うと、この時がやる気の頂点だった気がします。

早くも挫折

1章~2章の序盤は、「AIの歴史」や「機械学習とは?」という感じですので、特に問題なく読み進められました。しかし、その次の章あたりから、雲行きが怪しくなりはじめます。

「機械学習アルゴリズム」の章では、私の脳がオーバーヒート気味に。
「ディープラーニングの基礎」の章では、テキストの文字を読むものの、理解できない状態におちいり、ただ文字を眺めるのみで、先に進める。
前の章がわからないのに、後の章を読んでもわかるわけがなく、「とりあえず、最後まで読もう」と謎のちかいをたてて、ひたすら文字を読み進める。
そのうち、気分が悪くなりはじめ、休憩をはさむものの、しだいに休憩時間の方が長くなる。
翌日以降も、同じようなサイクルを繰り返す。
数日後には、本を開いた時点で、体が拒否反応を起こすようになり、本棚の一番奥へ静かに収納。「ありがとうございました。」
ということで、早くも1週間で挫折いたしました。

お世話になった2講座

やはり、テキストのみですと、イメージすることが難しい部分がけっこうありました。
ということで、講座を申し込みすることにしました。
今は便利ですね。オンラインで学習できる講座が多数あります。
私は以下の2つの講座を受講しました。

全人類がわかるG検定対策コース(AVILEN)

オンラインで受講することでき、お値段も数万円前後と、リーズナブルです。テキスト本を読んでも理解できなかった部分も、動画の説明を聞くことによって、理解することができました。

全人類がわかるG検定対策コース(AVILEN)

エンジニア向けの機械学習スクール(codExa)

こちらもオンラインで、機械学習系の講座を多数、公開されています。特に、機械学習に必要な数学の講義がおすすめです。

  • 線形代数 入門

  • 統計入門(前半)

  • 統計入門(後編)

  • 線形回帰 入門

以上の講座は無料で受講することが可能です。
「行列の計算」、統計で使う「分散」や「標準偏差」、「微分・積分」などの概念をわかりやすく説明してくれます。
例えば、「偏微分」と聞くと皆さん、どう感じますか?
それだけで、胃が痛くなりますよね。そういった一見難しい概念も、図や動画でわかりやすく説明してもらえ、イメージを掴むことができます。
有料の講座も、1講座500円からと、とても安価です。

エンジニア向けの機械学習スクール(CodExa)

さて、
 「G検定の対策講座を受講した」 = 「受かる」
ではありません。
40歳を過ぎると「理解できても、すぐ忘れる。」という新たな壁が発生します。我ながら情けないですが、いかに頭のキャパシティが小さくなったのか実感してしまいますね。

次回に続きます。
40代で目指すG検定 合格体験記~その04


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