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2021年2月の記事一覧
Billboard Top100を振り返る 1980 1st Blondie 'Call Me'
1980年の年間チャート1位になったのは、Blondieです。この'Call Me'という曲は映画'American Gigolo'の主題歌でして、彼らのオリジナルアルバムには収録されていないんですね(多分)。だから、この記事の頭に貼り付けた彼らのデビューアルバムの画像には、この曲は入っておりません。お気を付けください。
はてさて、かなりハードな曲調の曲がなぜ1位になったのか、という疑問もあった
Billboard Top100を振り返る 1980 2nd Pink Floyd 'Another Wall in The Wall Part-2'
さてさて、1980年の2位はPink Floydの'Another Brick In The Wall Part-2'なんです。今まで1980年のチャートを振り返ってきましたが、ジャンルとかの傾向としては、かなり異質な曲とミュージシャンがこんな上位に入っているんです。これはね、かなりの大事件だと思うんです。
そう、この曲がなぜ、ここまで売れたのか、この点はロックの歴史の中でも、もっと話題になって
Billboard Top100を振り返る 1980 3rd Olivia NewTon John 'Magic'
1980年の第3位は、Oliviaさんですね。映画'Xanadu'のサウンドトラックより、'Magic'です。
私はこの映画は見たことはないのですが、調べてみるといろいろと面白いことがありますね。
この映画、'Xanadu'は映画作品としては、散々に酷評されたとのことでねえ、こうした作品を年度ごとに表彰して、後世の方々の記憶にとどめておこうということで、あの'Golden Raspberry
Billboard Top100を振り返る 1980 4th Michael Jackson 'Rock With You'
1980年の年間4位はMichael JacksonさんのRock With Youがチャートインです。人によっては、というかMichaelファンの人で、この曲推しの人は結構いるんじゃないでしょうか。ファンならずとも、この曲こそSoul-Discoの最高峰だと言われれば、納得する人は多いと思います。それぐらいの名曲ですよね。
このビデオも、スモーク+レーザーで時代を感じさせますが、この中でもキラ
Billboard Top100を振り返る 1980 5th Captain & Tennille 'Do That To Me One More Time'
1980年の年間チャートの5位はCaptain &Tennilleさんの'Do That To Me One More Time'が入っています。
1970年を代表する夫婦のDuetです。彼らのデビュー曲である'Love Will Keep Us Together'が何といっても有名です。この曲のポップセンスってすごいんですよね。それこそ1970年を代表する曲の一つだと思います。
で、1980
Billboard Top100を振り返る 1980 6th Queen 'Crazy Little Thing Called Love'
6位にQueenのこの曲が入るんですね。Queenとしてアメリカでは最高位を記録したのがこの曲という事なんですが、まあ、アメリカ向けの曲ではありますよね。
Queenというのも不思議なバンドで、いろんなジャンルの曲を自分たちの音として実現してますよね。この曲だって一昔前のロカビリーを思わせるような感じですが、やっぱりQueenの曲なんですよ。曲調が全然違うBohemian~とか、Save Meと
Billboard Top100を振り返る 1980 7th Paul McCartney 'Coming Up'
1980年は大事件とよばれるものが少なくとも2件ありまして、そのうちの1件がPaulさんの大麻所持による逮捕ですね。日本の警察をなめんなよ、という感じですが、この事件のことは新聞、テレビも凄かったし、Snakeman Showでもネタにされたりそれこそ日本中がこの話題でした。小学生だった私でも覚えてますもの。このアルバムのジャケはMag shotみたいでこれは冗談でしょうかね。
国外退去処分とな
Billboard Top100を振り返る 1980 8th Lipps Inc.'FunkyTown'
8位はLipps IncのFunkytownです。良くも悪くも1979年という一時代を象徴する曲ですよね。1980の曲を振り返るにあたって、いろいろとWEBとか資料を見て回ると、この曲、当時は評価が真っ二つなんですよね。新しいもの好きにはいいでしょうが、カントリーや、R&Bなど従来のTop40が好きな人は拒絶するでしょうね。
エレクトロニクスを駆使した曲とはいっても、曲調自体はR&Bっぽいところ
Billboard Top100を振り返る 1980 9th Billy Joel 'It's Still Rock and Roll to Me'
チャート的にはカントリーとかが多くて、保守的な感じも受けるんですけれど、やはりNew WaveとかPunkとかの影響も強かったんだよね、と思わせるのがこの曲です。9位に入ったBillyさんのこの曲は、そうした新興勢力に対しての痛烈な一発ですね。
と言っても歌詞では従来のロック、ロック・ミュージシャンのスタイルに対しての揶揄とも思えるような内容が列挙されてますので、アメリカ人らしいジョークというか
Billboard Top100を振り返る 1980 11th Rupert Holmes 'Escape The Pina Colada Song'
1980年の11位は年間チャート2曲目となるRupert Holmesさんの’Escape The Pina Colada Song’です。歌詞と解説を読んでみると、意味深な歌ですね。新聞の出会い欄を信じて、新しい恋を求めて愛にいくと、奥様に出会っちゃっよ、という内容です。まあ、という感じもしますが、夫に偽手紙を書いて、呼ばれてできてた旦那をBabushuka被って見に行くという歌もあったので、こ
もっとみるBillboard Top100を振り返る 1980 12th Gary Numan 'Cars'
12位がGary Numanさんですよ。この時代のNew Waveと言われた音楽では、なんだかんだで、後進に一番影響を与えたのはこの人なんじゃないでしょうか。
まさにこのお姿、無表情の白塗り、マリリン・マンソンみたいですよ。機械的に突っ立った姿は、後のゴシック系のバンドにもあったと思ったなあ(名前を失念)。ええっと、のちのアーティストに独創性がないというようなことが言いたいわけではありません。で
Billboard Top100を振り返る 1980 13th Smokey Robinson 'Cruisin''
Smokey Robinsonさんの人気って、日本にいるとよくわからないと思うんです。もちろんMotown時代から一時代を築いた人だし、それこそ伝説的な人物という扱いを受けるというのもうなずけるんですけれど、でも、80年代、90年代を通じてヒットを量産する人ですからね。ここまで根強い人気を誇る、そこまでの理由って何だろうと思うわけです。
で、13位はそのSmokey RobinsonさんのCru
Billboard Top100を振り返る 1980 15th Air Supply 'Lost In Love'
15位は年間チャート2曲目のAir Supplyさんですが、こちらの曲の方が、アメリカでの初のチャートインした曲なんですね。ポップチャートで3位。アダルトコンテンポラリーで1位と、素晴らしい記録を残しております。
といっても、母国のオーストラリアでは1970年代後半から活躍されてましたので、その人気に火が付くのも時間の問題だったのかもしれませんが。
この曲は彼らにしては、淡々とした曲ですね。恋