智果

音楽とプロレスとお笑い、時々声豚。全部独り言。

智果

音楽とプロレスとお笑い、時々声豚。全部独り言。

最近の記事

映画『人生』 作・演出・主演:私

鈍器で殴られたようだった。 気の迷いとでもいうのだろうか。 たまたま見た友達のツイートを、たまたま辿って行ったら、 たまたま元カレのアカウントを見つけて、何の気なしに見てみたら、 結婚してた。 いや、いまさら未練的な気持ちはまったくない。 悔しい、とも違う。羨ましい、とも違う。 形容しがたい感情で物理的に頭が揺れた。 もう秋の気配を感じるこの肌寒い時期に21度設定のクーラーの風を5分間浴びないと座ってられないほどだった。 正直焦った。 悪い人ではないのはわかっているが、

    • 鬼滅の刃 遊郭編を見た突発的感想

      私は、今流行っているコンテンツにあまりハマる傾向にない。 アナ雪も君の名は。も観たことがない。 「人がハマっているものを好きになれない私」に酔っているとかじゃなくて 単純に興味が持てなかったからだ。 鬼滅の刃もそうだった。 無限列車編の映画を日本中が見ていて煉獄さんが300億の男になったときも 興味が持てなかったから、見なかった。 私がアニメを見るとき、最重視するのは出演声優だ。 これはもう、中学生の時からだから、今更どうしようもない。 アナ雪も君の名は。も鬼滅も腰を上げる

      • アイドルを推す覚悟が、お前にはあるか

        知っているアイドルが結婚した。 知っているといっても知り合いではもちろんなく、”私が”、”一方的に”知っているアイドルが結婚した。 3次元に推しを持つ者としてできれば避けたいイベントは「熱愛」「結婚」「引退」「逮捕」の4つだろう。 「引退」は理由はどうであれ悲しいイベントなので、できる限り避けたい。 「逮捕」なんて一番起こってほしくないイベントだろう。 「熱愛」と「結婚」はどうだろう。 先日とある2.5次元俳優さんがご結婚されたそうで、「推しの結婚」についての論議が活発に

        • 三十路前にして韓流にハマった話

          冬のソナタから始まった韓流ブーム。 波はあれど、決して消えることなく非常に息の長いブームだと思う。 冬ソナが日本に入ってきたとき、夢中になっていたのはおばさまたちだった。 うちの母も例に漏れず、第一次韓流ブームから乗り続けている古参ファンだ。 おばさまたちのものだった韓流はK-POPが流行り始めて若者も触れるようになり、今や日本の若者文化の象徴となっているように思う。 私は、というと。 母がテレビで韓国ドラマを見ていたので、たまに一緒に見ていたけど、これといって興味を示すこ

        映画『人生』 作・演出・主演:私

          新しい推しとの出会いはいつだって刺激的

          今の推しとの出会いを覚えている人はどれくらいいるのだろうか。 言い方を変えよう、今の推しにハマったきっかけを覚えているだろうか。 鮮明に覚えているという人もいれば、全く覚えてない人もいるだろう。 私は圧倒的後者で、ここ数年の推しに関しては気づいたら沼の中、という落とし穴状態である。 オズワルドさんもそうだった。 オズワルドさんとは「夢王国と眠れる100人の王子様」に出てくる王子のことで、現在の最推しである。 彼は一目惚れ、というわけでもなかったし、ストーリーがめちゃめちゃよ

          新しい推しとの出会いはいつだって刺激的

          好きな声帯の話①

          杉田智和さんを知っているか。 知らなくても結構だ、勝手に話すから。 杉田智和さんは「銀魂」の坂田銀時や「涼宮ハルヒの憂鬱」のキョンの声帯を担当していたことで知られる超大人気声優で、 私の原点にして頂点。 熱の差はあれどもう10年以上好きで、今も変わらずその魅惑の低音ボイスの前では「好き…」以外の言葉は発することはできない。 思春期の多感な時期にこの人の声に出会えたことを誇りに思う。 なんで急に杉田さんの話なのかというと、絶賛懐古中の私が とある方の影響でいまさらながら「

          好きな声帯の話①

          一生別次元の男のことで一喜一憂していたい

          「もういい」 最近の私のキーワードである。 何が「もういい」のか。 答えは簡単。なにもかもが、だ。 去年の秋ごろに彼氏ができたが、バレンタイン前日の早朝に 「お前とは結婚するビジョンが浮かばない」 などという理由で振られたのは記憶に新しい。 たった3,4か月一緒にいたくらいで私の何がわかるっていうんだ 恥を知れ!ペッ!と毒づきたくもなる。 別れた相手に唾を吐いている時点で向こうは賢明な判断だという見方もできるが。 そんなことがあっての冒頭である。 一般的に「結婚し

          一生別次元の男のことで一喜一憂していたい

          ベルトの価値ってなんなんだ?

          ヒロムの夢がかかった試合から一夜明けました。 昨日の試合、正直飽き飽きするような試合でした。 思ったことがいくつかあるので、それを一つずつお話させてもらおうかと。 まず一つはヒロムへの思い。 昨日の試合、結果は伴わなかったけど、私は負けたと思ってないし あんな勝ち方で勝ち誇ってほしくない。 ヒロムの心も体も夢も絶対地獄になんか落ちてないし、あんな奴と同じ目線なんかじゃない。 私は昨日の試合、ヒロムの夢への熱量を感じて感動したよ。 ヒロムを知って、応援できる人生で本当にうれし

          ベルトの価値ってなんなんだ?

          オカダの「お家騒動」発言と今シリーズについて思うこと

          7.25 名古屋でのビックマッチが控えている今日この頃。 皆様いかがお過ごしでしょうか。暑いですね。 今日は、今シリーズでメインストーリーになっているEVILvsヒロム、 ひいてはLIJvsBCの抗争についてちょっと思うことをお話しさせてもらいます。 衝撃の裏切りから早くも2週間が経とうとしています。 今日までの間にEVILの自己犠牲だとか、内藤哲也をめぐる愛憎劇だとか、ヒロムはどんな顔でも最高にかわいいとかいろんなことをここでお話ししてましたけど、どうももやもやが晴れない

          オカダの「お家騒動」発言と今シリーズについて思うこと

          今日も推しが尊い

          先日あんなに長々と「推しの幸せは私の幸せ」とかいって、推しちゃんにはずっと笑顔でいてほしいという記事を書いたばかりですが、 「不幸せな推しもそれはそれで最高」という光属性オタクらしからぬことを思ってしまう爆弾ツイートが我がTLに着弾しました。 東スポ岡本記者が前日から予告していた取材記事とともに貼られていた写真。 https://twitter.com/okamotospo/status/1283952804864815104?s=20 あの写真が目に入った瞬間あまりの眩しさ

          今日も推しが尊い

          推しが笑ってくれる世界に私は生きたい

          EVILの件からまだ完全には立ち直れていない筆者です。 食欲は減るわ、眠れないわ、耳の後ろに変なこぶができるわ、髪を染めたばかりなのに根元から先端まで真っ白の白髪が4,5本生えてくるわ、女の子特有のアレはとまるわ、と体のありとあらゆるところに不調が出てきて改めてプロレスの影響力、ひいては私ののめりこみ方に恐れおののいた。 これはもはや一種の才能なのでは?もっとほかに、例えば経済とかに興味が持てればきっと大金持ちになれたのではないか。 仮に大金持ちになっていたとしても推しにお金

          推しが笑ってくれる世界に私は生きたい

          EVILの裏切りは先輩への壮絶な愛という説

          ひとつ前の記事でEVILの裏切りは内藤哲也をめぐる愛憎劇という説を上げてみましたが、それよりももっと有力で説得力がある説が一つ浮上してきました。 それはTwitterで見かけた広夢の壮行試合終わりの渡辺のコメント。 「俺の中でかけがえのない先輩で、あの人がいなかったら、いまここでレスラーをやっていないと思う!それくらい感謝してるし、尊敬してる!ずっと練習も食事も、一緒にがんばってきた!(中略)俺がもし海外から帰ってきたときにはアイツとやらせてほしい。それくらいアイツにはいろ

          EVILの裏切りは先輩への壮絶な愛という説

          プロレスは愛憎渦巻く人間模様

          7.11と7.12はある意味歴史的だったと思います。 終わった直後はたくさんいろんな感情が出て本当に辛く、プロレス見るのやめようかなって考えるくらいメンタルがズタズタでした。 思い返せば今年4月に出た週プロでのロスインゴ対談でのEVILの発言。 「俺が新しいパレハを連れてきても面白いな」 今になって思えばこのころにはもうBC入りを決意していたのかな。 だとしたらあのヒロムちゃんのYOU TUBEに出てくれた時のあの穏やかな世界は何だったんだって思うし、何がきっかけでその考えに

          プロレスは愛憎渦巻く人間模様

          推しの涙は精神的にキツすぎる

          ヒロムが負けてしまいました。 外は私の心情の如く土砂降りの雨が降っています。 今日のヒロムは34年振りのテレビ生中継があるのも手伝ってか昨日の石井戦とは打って変わって少し余裕のありそうな入場でした。 ここで勝てば、内藤哲也まであと少し。 そこに立ちはだかるのは超人 オカダ・カズチカ。 以前ワープロでジュニアvsヘビー特集が組まれた時、「タッグマッチとはいえ、ジュニアがヘビーから(3カウント)取ればインパクト抜群だ」と思ってオカダを狙ったことがあるとヒロムは語っていました。 そ

          推しの涙は精神的にキツすぎる

          推しの話をさせてくれ(高橋ヒロム編②)

          昨日、7/2(木)。私の最推し選手が史上最高の試合を魅せてくれましたので突発的に書いています。 昨日の石井戦はこの人を応援できる、好きになれる人生でよかったと心から思えた試合でしたので、振り返りながらヒロムちゃんの魅力を思う存分余すことなく語りつくしたいと思います。 「ヘビー級で一番強え男」と評した石井智宏との大一番。 ここに勝てば、優勝、果ては内藤哲也との対戦も見えてくる天王山。 前日の前哨戦からメラメラと漂う期待感。 昨日ほど緊張した一日を過ごしたことはなかったかもしれ

          推しの話をさせてくれ(高橋ヒロム編②)

          勝てばいいという考え方。

          7/1(水)にNJCUP Bブロック2回戦が開催されました。 飯伏vsタイチ、SHOvsSANADA、EVILvs後藤、YOSHI-HASHIvsBUSHIとなかなかな好カードが出揃い、見逃せない試合ばかりでした。 昨日の試合順は ①YOSHI-HASHIvsBUSHI ②SHOvsSANADA ③6人タッグ(石井、矢野、辻vs内藤、鷹木、ヒロム) ④飯伏vsタイチ ⑤EVILvs後藤 の順でした。 第3試合までは手に汗握るようなアツイ試合が繰り広げられて、特に第2試合なんて

          勝てばいいという考え方。