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推しが笑ってくれる世界に私は生きたい

EVILの件からまだ完全には立ち直れていない筆者です。
食欲は減るわ、眠れないわ、耳の後ろに変なこぶができるわ、髪を染めたばかりなのに根元から先端まで真っ白の白髪が4,5本生えてくるわ、女の子特有のアレはとまるわ、と体のありとあらゆるところに不調が出てきて改めてプロレスの影響力、ひいては私ののめりこみ方に恐れおののいた。
これはもはや一種の才能なのでは?もっとほかに、例えば経済とかに興味が持てればきっと大金持ちになれたのではないか。
仮に大金持ちになっていたとしても推しにお金を使うことを惜しまないタイプのオタクなのできっと今のお財布状況とあまり大差なかっただろう。

突然だけど、私は推しの笑顔が大好きだ。
推しが少しでもこちらに微笑んでくれるだけで向こう3日間の食事はいらないレベルで大好きだ。
だから推しには基本ずっと笑顔でいてほしいし、楽しいことで囲まれていてほしいし、ご飯をおいしいと感じられるような精神でいてほしいし、ふかふかのベッドでぐっすり眠ってほしい。要は一般的に幸せであってほしい。
そもそも私の推しは試合に負けても「夢までの距離が測れた」なんてくそかっこいいことを言ってくれるスーパーポジティブな人なので、私が何もしなくてもずっと幸せな状態なのだ。
私にできることといえば、彼がその状態を少しでも長く保っていられるようにグッズを買い、試合観戦に行き、いけないときはワールドで観戦し、Twitterなどで愛を伝え続けることくらいである。
つまり、新日本プロレスリング様に「この選手は人気があるよ!だから試合組んでね!ただし体に支障がない範囲で!」ということを絶えず伝え、推しが何の心配もなく楽しくプロレスができる環境づくりの末端を担いたいのである。
それが推しの幸せにつながるだろうし、推しが幸せなら私も幸せなのでWIN-WINの関係。
だから今回のEVILの件は本当に胸が辛く、「こんなに苦しいのなら、悲しいのなら、愛などいらぬ!!」とまるで聖帝のような心情になったのも事実である。本当に見るのやめようと思った。
だけど、それで見るのをやめられたらとっくの昔に推してないし、むしろ愛は深まるばかりなので、今回の件とは全く関係のない試合や公式日記、YouTubeをみて精神を保っている。
推しはもはや一種の麻薬だ。

プロレスにハマってから手前、私は推しへの心情の変化を感じている。
それは受動から能動になったということ。
上手く言葉にできないのは私に語彙力がないからに違いないが
要は「絶対に幸せにする自信があるから結婚してくれ」ということだ。
今までは「(私が家に帰った時、あなたが家で出迎えてくれたらこんなに嬉しいことはないから)結婚してほしい」だったのが「(あなたが安心して好きなことに打ち込み、何の雑念も抱かせることがないよう私が徹底的に支えるから)結婚してほしい」に変わったのだ。
女は幸せにしてもらってなんぼ、と言われて久しいが、他人にしてもらえる幸せなどたかが知れている。
せいぜい人の金で食う肉くらいだ(※個人の見解です)
だったら自家発電で幸せを作っていった方が効率的だし、何よりも自分の幸せを一番理解できるのは自分自身だ。
だから私は自信をもって推しを幸せにできると断言できる。
だって推しの幸せは私の幸せだから。

推しがいることによっていろんな弊害がある。
好きすぎるあまりもういっそ嫌いになりたいと意味の分からない願いを言ってみたり、冒頭であげたような体に不調をきたすようなことだってある。
推しの結婚というおよそ耐え難い現実に直面する日だって来るだろう。
だけどそれ以上に推しに出会えたことがうれしいし、推しを好きになれる人生でよかったと心から思っている。
何が起こるかわからないこの世の中を今日も私は推しの笑顔を見るために生き抜いていかなくてはならない。