【恋愛小説】現実恋愛フィクション(仮)-6-
あれは、もう数年前のことーーーー
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本記事は、これらの記事の続きです。
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私の恋は、そこで止まったまま。
もう、この先、この物語が紡がれることはないだろうから、ここにこうして書き残すことにしました。
綺麗な思い出は、綺麗なまま残ってくれたらいいのに、綺麗なままでどんどん薄くなって、消えていってしまうから、これ以上風化する前に、残したかった。
私がもしも映画や小説の主人公だったなら、あるいは続きがあっただろうか。
ハッピーエンドになっただろうか。
でも、残念ながら私は、生身の人間で、ここは現実で。
運命の恋、と一口に言っても想い合って結ばれるものだけじゃない。
傷つくだけだとわかっているのに、運命に抗えず、その荒波に巻き込まれて落ちてしまう恋だってあるのさ。
それも、ひとつの、運命の恋。
もしも、何かがどうにかなって、私のことを好きになってくれたなら、私は大好きな君を、「好きな人からこれ以上ないくらい愛されている幸せ者」にしてあげられる自信があるのにな。
まあでも、奇跡が起こらなければ、私はただのちょっと(いや、だいぶ?)変な人で、気持ちが悪いだけだろうと思うから、本を閉じるように、パタリ。
気持ちを閉じて、終わりにします。
さよなら、
夢みたいに幸せだった、私の日々。
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