インナーチャイルドと真面目にがっつり対話してみた

あなたは自分に『価値がある』と自信を持って言える方ですか？　もし、はっきりイエスと言えない方なら、『自分との対話』が『価値ある自分』を発見するきっかけになるかもしれません。この記事では、私が『自分との対話』を通して様々な気づきを得たという話を書いていきます。

インナーチャイルドが望んでいたこと

「インナーチャイルド」とか「内面を見つめる」とか言ったワードが気になり出したのは、ちょうど一年くらい前からでしょうか。

「自分とは何者なのか」「自分の使命とは何か」を知りたいと思い、様々な本や能力を持った方のブログなんかを拝見してきました。しかし「自分の能力や強みは、うん、そこだよね」と思うばかりで、どこかすっきりしない自分がいました。

最後にたどり着いたのが「インナーチャイルドを癒やす」ことでした。

自分のことは自分が一番よく知っている、つもりでいたのです。だから避けてきたのです。しかし、自分と「インナーチャイルド（潜在的な部分）」は違うと言うことが、対話を通して分かりました。

書くことは得意なので、イメージングよりも書き出す作業を行って対話を試みました。自分が母親になって、内面の「子どもの自分」の話を聞くことに、初めて徹してみたのです。

まず一つ目に感じたのは、その作業が小説を書くことに似ていたことです。
実は、私の作品は「小説」ではなく、内面を綴った「日記」だったのではないか、という事実を突きつけられ、ショックを受けることに……。

そして二つ目に分かったことは、これが最も重要なことなのですが、「子どもの自分」はやはり大事にして欲しいと常に感じていたのだと言うこと。大事にして欲しいと感じられるのが、「自分の話をちゃんと聞いてもらうこと」だったと知ることも出来ました。

私の母は、先日話していても感じたのですが、自分がしゃべりたい（自分の持っている知識や雑学を披露したい）から、人の話を最後まで聴かない。途中で絶対に割り込んでくるのです。それが嫌で、私はだんだん無口になっていったのだと分かったのですが、本音の部分では、「最後まで話を聞いて欲しい」と願っていたのです。

それがあって、私は子どもと話す時は必ず、二人同時であっても（！）話をきちんと聞き分け、反応するようにしていますが、自分もそうして欲しいと望みながら、それを叶えられていないのが現実です。

別の記事で触れましたが、人の話を最後まで聴けるのはＨＳＰのような人、あるいは訓練された人であり、万人に出来ることではない。それは今になって分かったことで、子どもの頃には知り得なかったことです。
そのことを、インナーチャイルドに教え、これからはちゃんと話を聞いてあげると約束しました。

『いるだけで価値がある』の本当の意味

インナーチャイルドとの対話は長く、次から次へと互いに質問し合ったために、ノート何ページ分にも渡っています。まだ続くかもしれません。しかし、「言語化」「見える化」したことにより、はっきりと傷ついていた部分を知ることが出来ました。これは私にとっては予想以上の収穫です。

というのも、「問いかけている私」は次第に「ハイヤーセルフ」とつながり始めたようで、「インナーチャイルド」に対し、「周りの人はあなたのことをこう思っている。だから何も心配することはないんだよ」と言い始めたからです。それは私の考えを超えたものでした。

世界は愛と光に満ちている。

それをインナーチャイルドにも伝えたかったようです。

そしてこうも言ったのです。

『あなたは何もしなくても、そこにいるだけで価値がある。その真の意味は、人の話を聞いてあげる能力を持つ私がいると、周りの人の「話したい」が満たされる。だからあなたは「いるだけ」で役に立っている。存在価値があるのだ』と。

人の話を聴ける人間として、はっとさせられる内容でした。

もちろん自分が話を聞いて欲しいという気持ちは消えないし、自分だってそうしたいけれど、反対に、黙って話を聞いてあげられる存在は貴重であり、価値がある。それが分かっただけでも私は一つの『貢献感』を得たような気がしたのでした。

ここまで、私のインナーチャイルドとの対話、というテーマで書いてきましたが、ここで得られた気づきをまとめておきたいと思います。

まとめ

✅『内なる自分』との対話は、
　自分が本当に望んでいたことが何かを
　知るきっかけになり得る。

✅『内なる自分』への問いかけは、
　自分でも思いつかないような言葉を
　投げかけてくれることもある。

✅あなたが『無価値』に思えても
　必ず誰かの役に立っていることに
　気づかせてくれる

もし、あなたが何かの『モヤモヤ』を抱えているのだとしたら、一度ノートに思いを書き出してみて下さい。手を止めず、頭で考えず、ひたすら書く。悲しい気持ち、怒りの気持ち、泣きながらだって書いていい。そうすることで、様々な気づきが得られるはずです。

あなたが、自分の価値に気づき、自信を取り戻すためのヒントになれば幸いです。

本日も、最後まで読んでくださりありがとうございます✨✨

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