答えは自分の内側にあった　～自己分析を通して気づいたこと～

前回、自己対話の記事を書くにあたり、一年前に投稿した記事を見直して気づいたことをシェアしたいと思います。

結論から言うと、「最後まで信じられたのは、自分の内側にあるものだった」と言うことです。詳細を以下に記していきます。

自分を見失っていた2021年

今思うと恥ずかしいくらい、迷子になっていたようです。体調不良に陥ったり、下の子が小学校生活に慣れ、手がかからなくなって、ぽっかり心に隙間ができたりしたことが原因だったように思います。

「なにかしなきゃ！」

みんな頑張ってる。私だけ、こんなに時間を持て余していていいの？　そんな、焦りが常にありました。それでも「やるなら自分の好きなことがしたい」という気持ちも強かったので、そのとき興味のあった占いや、スピリチュアルな知識をむさぼるように取り込んでいた時期でした。

最後に残ったのはやっぱり「内側の存在」

一年以上、興味を持って学んでいたでしょうか。でも結局、表面だけの興味で終わってしまいました。その理由が、

「すがっても、真には救われないとわかったから」

当時の私は、外側からの力によって自分を変えようとしていたのです。いまはスピリチュアルブームで、いろんな方が「宇宙」や「エンジェル」や「龍」などと繋がる方法を教えてくれます。……つまり、私もそっちの「特別な力が使える側の人間になりたい」って思ったんですよね。何かを変えるだけの力が欲しい、って。でも結局、そんな能力は使えなかったし、他力に頼っても焦りは消えず、自信を持つこともできませんでした。

最後にたどり着いたのが「自己対話」。自分と正面から向き合い、深掘りした結果、どうしてこんなにも自信が持てなかったのか、特別でありたかったのか、ようやくその答えが分かりました。

自信がなかったのは、人と違う考え方や感性を持っている自分を「世間一般」の枠組みに合わせられなかったから。小説を書くという、「お金にならないこと」「役に立たないこと」をしている自分に負い目があったから。

私の中で小説を書くことは、当たり前すぎて「特殊能力」ではなかった。だから、別のスキルを持った人に憧れてしまっていたんですね。でも「自己対話」で自信のない自分ともちゃんと向き合った。その時、内なる声がこういったのです。

「君のしていることはお金にならなくても、ちゃんと誰かの心を救っている。役に立ってる。それが君の使命なんだよ」と。

今思えば、私は常に「内なる声＝創作キャラ」に励まされ、導かれていたのです。それに気づいていなかっただけで、彼らはずっと私の中にいたのです。その事実を受け止めたとき、ようやく「心が救われた」と思えたのでした。

外野の声に惑わされない

もちろん、外側の影響（例えば誰かの言葉や行動、占いの結果など）が自分を見つめ直すきっかけになることはあります。でも最後にはやっぱり、自分の心の声に耳を傾け、納得できなければ劣等感を持つ自分を変えることはできません。

「占い師の誰々が言っていたから」
「今年の運勢は○○だから、おとなしくしていよう」
「自己肯定感を上げるには○○がいい」

そういうのを信じてやってみるのも、もちろん自由。私もつい見ちゃうんですが、自信がない人ほど盲信・依存しやすいのも事実。私は自分が依存体質だと分かっていたにもかかわらず迷走してしまったのですが、最後にはそこから抜けることができ、自分の内側にあった、いわば「原石」を見つけ出すことができたと思っています。

もし、これを読んでいるあなたが「自信がない」と感じているなら、ぜひ自分の中にある原石探しをしてみてください。お化粧でお顔を綺麗に覆わなくても、素のあなたが美しいように、あなただけしか持っていない「財産」があることに気づけるはずですよ(^-^)

このような気づきは、いろうたの2022年執筆の小説に反映されています。キャラの成長を通してあなたの自信や元気も取り戻せるお話ですので、まだの方はぜひ。「変わりたい」「自信がない」人にこそオススメです(^-^)

いろうたの2022年執筆の小説はこちら

「愛のカタチ」

「愛のカタチ・サイドストーリー」

「クロス×クロス」

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