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あなたの言葉には力がある ~言霊について再考~

何度も言うが、言葉には特別な力があると思う。優しい言葉をかけてあげれば、人でも植物でも動物でもすくすく育ったり懐いたりする。逆に罵ったり馬鹿にしたりすれば自己肯定感は失われ、関係は悪化する。植物に至っては枯れる。

特に子どもは言葉だけでなく態度も敏感に察する能力がある。真剣に話を聞いてくれる人かどうか、彼らには分かるのだ。

わたしは子どもによく話しかけられる(ちなみに、大人には声をかけられない笑)。それはおそらく、子どもといるときは自分を偽ったり飾ったりせず、自然体でいられるからだろう。しかもそういう状態で話を聞き、問い、答える。子どもの話だからと馬鹿にしたり否定したりしない。

「へぇ、そうなんだ。それで?」

「確かに、○○って面白いよねぇ」

「○○って何? 流行ってるの?」

自分が幼少の頃は何を言っても否定されてきたからかもしれないが、特に子どもの話はちゃんと聞こう、と心がけている。

相手の言葉を否定し、自分の考えを披露するのは洗脳行為だ、とさえ思っている。わたしのバイブルでもある「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」にも「レッテル張りは良くない」と書かれている(例えば「お前は馬鹿なんだから」とか「こんなことも出来ないんだから」などと相手の能力を限定するような発言をすること)。


***

もし否定したり罵り続けた結果、その人がこの世を去ってしまったらどうだろう? 喧嘩別れしたのが最後になってしまったら……?

実際、そのような経験をされた方の話はいくつもある。

「おまじない」は、漢字で書くと「お呪い」である。つまり言葉にはそれだけの力があるという証拠。「いのり(祈り)」も同様に「意宣る」から来ている。日々自分が発する言葉には大なり小なり影響力があるのだと思ったら、ひと言ひと言を丁寧に発しようと思うのではないか。

わたしは「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」を読んで以降、家族へのお見送りは欠かさずにおこなっている。

「いってらっしゃい、氣を付けて」

もちろん、それが最後の会話になるとは思っていないけど、人の命の終わりは誰にも分からないから、わたしは家族を笑顔で送り出す。そして帰ってきたときも「おかえりなさい」と迎える。笑顔で迎えれば、聞き出さずとも相手の方から「今日こんな事があったよ」と話してくれるものだ。


***

最近の日本は「自分が何をしても、何か言っても現実は変わらない」と思っている人が増えているという。しかしそれは見方を変えれば「何もしない、何も言わないから変わらない」とも言える。

そのことに氣付いた人たちが立ち上がる動きはある。声を上げ、「自分たちは怒っているのだ」「こんな世の中はおかしい」と。

わたしたちの言葉には本来、ものすごい力があるのだと言うことを思い出したい。言論統制・規制も厳しくなりつつあるが、それに屈することなく発言していけばきっと日本は変わるし、日本人も力を取り戻せると信じている。



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