見出し画像

うつ病の父から学んだメンタルコントロール術 〜自分の気持ちをキャッチ編〜

こちらのnoteでは前回の記事に引き続き、メンタルケアについて書いていこうと思う。

初めの記事をまだご覧になってない方はこちらからどうぞ ↓↓↓

当時、精神的に限界を迎えていた僕は人生で初めての感覚に直面し、対処の方法が一切分からず、ただただ狼狽えていた。怒り、悲しみ、驚き、絶望、情けなさ、不安、いろんな感情が僕の頭の中を占領していた。

父はそんな僕と向き合ってくれた。父は二人で話す時間を作り「今、何を感じて何を思ってるか吐き出せ」と言った。僕は分からなかった。頭の中にたくさんの感情が渦巻いていて、その気持ちを表す言葉が見つからなかったからだ。無言が続いた。

「、、悔しい、、、辛い、、」落ち着いて頭の中を整理していくと少しずつ少しずつ言葉が浮かんできた。僕は言葉に出して初めて自分の感情に気づけたのだ。父は僕に僕自身の感情や考えを言語化させて、今の自分の状態を認識させた。

きっと僕は認めたくなかったのだ。失恋によって傷ついていることも、ダラダラと日々を過ごして頑張れていない自分のことも。

僕は感情を言葉にして自分の状態を認めると、何かから解放された感覚になり、気持ちがずっと楽になった。大袈裟に思えるかもしれないがその時、「救われた」と思ったのを鮮明に覚えている。

しかし、自分の状態を認めることはメンタルをコントロールする初めの一歩にすぎない。長年、うつ病と闘っている父はこれだけでは僕のメンタルがリセットしないということを知っていた。

次の記事ではメンタルをコントロールできるようになるために実際に行ったことについて書いていこうと思う。

自分の気持ちをキャッチし認めることは簡単なように聞こえるが実は凄いことなのである。普通の人はネガティブな感情については蓋をしたり誤魔化したりしてることがほとんどだからだ。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?