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チョコレートの結晶型

今回はカカオバターの結晶型について
詳しくみていきましょう。

◇チョコレートの秘密

スーパーやコンビニで販売されている

ロッテや明治等のチョコレートは

日本が誇るチョコレートメーカーです。

特に板チョコレートはパリッとした食感で

口溶けが滑らかですよね。

このような食感・口溶けにするには、

ただチョコレートを溶かして固めただけでは作れません。

この美味しさを作るには、

カカオバターの"結晶型"が深く関わっています。


◇カカオバターの結晶型

カカオバターの結晶は

①3種類 (α型・β´型・β型)

②6種類 (Ⅰ型・Ⅱ型・Ⅲ型・Ⅳ型・Ⅴ型・Ⅵ型)

という2つの分類法が使用されています。

表からみて、この6つの結晶型のうち

一番美味しいとされるのは

Ⅴ型の結晶型であり、

・口溶けが良い

・見た目は光沢がある

・型からきれいに外せる

このような点があげられます。

またI型からⅣ型の結晶は、

・融点、密度が低い

・型から外しにくい

逆に最も安定なⅥ型は、

・融点が高い

・口溶け、見た目が悪い

・ざらついた食感

といった点があげられます。


私たちが身近で手にするチョコレートは
日本のチョコレートメーカーが研究を重ねて生み出した、
最高傑作のチョコレートといっても過言ではないのです。

※bitesjapansquadの投稿:きぴり

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