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*ショコラバスクチーズケーキ

以前投稿したバスクチーズケーキの応用。
チョコレートを加えて仕上げた
ショコラバスクチーズケーキの
レシピを提案します。

※試作を繰り返す中で、私が感じたポイントも
 記載します。
 よければご参考程度に。



◇レシピ作成時のポイント

○レモン(果汁)は加えない

チーズの酸味を助長し、爽やかな風味を与える

役割として、チーズケーキにはほぼ必ずと

言って良いほどレモン果汁を添加します。

しかし、今回のレシピでは一切使用していません。

レモンによる過度な酸味は

チーズケーキとしての面を強く主張しすぎて

折角のカカオの風味をマスキングしてしまったり、

ちぐはぐとした味覚の印象を感じさせました。

もちろんチョコレートには柑橘系との組み合わせは

よく合うもの。けれど、あくまで

「チョコレートのチーズケーキ」として

仕立てるために、ここでの酸味はチーズ元来の

もののみ。

またチョコレートにも特有の酸味があるため

レモンは控えます。


○カカオ分を意識する

使うチョコレートの種類や使用量はそのまま

仕上がりの状態に直結します。

焼成後のチーズケーキを固めてくれるのは

卵や粉(コーンスターチ)だけではなく

チーズやチョコレートが持つ凝固力にもよるからです。

また、チョコレートのカカオ分、使用量が多い程

重厚になります。

ベイクドタイプのチーズケーキやテリーヌショコラの

ように、しっかりとした口当たりも美味しいですが

「バスクチーズ」なら、

さらに柔らかく、とろけるような質感に

仕上げたいところです。

焼き上がった後、冷ましたケーキが固まる時、

求める固さ、質感を目指すには

チョコレートのカカオ分や使用量を調整する必要が

あります。

今回のレシピでは、

スイートとミルク、2種のチョコレートを

使用しています。


○焼成具合

基本は、「高温かつ短時間」で焼成を行います。

そうして焼き上げたバスクチーズは

周辺部はしっとりしつつも、中心はトロッとした

仕上がりです。

1〜2分レベルで火の通りが変わるので、

目視で焼き具合をこまめに確認します。


◇レシピ

12㎝のデコ型 2台分 1台 約320g

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