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*ショコラバスクチーズケーキ
以前投稿したバスクチーズケーキの応用。
チョコレートを加えて仕上げた
ショコラバスクチーズケーキの
レシピを提案します。
※試作を繰り返す中で、私が感じたポイントも
記載します。
よければご参考程度に。
◇レシピ作成時のポイント
○レモン(果汁)は加えない
チーズの酸味を助長し、爽やかな風味を与える
役割として、チーズケーキにはほぼ必ずと
言って良いほどレモン果汁を添加します。
しかし、今回のレシピでは一切使用していません。
レモンによる過度な酸味は
チーズケーキとしての面を強く主張しすぎて
折角のカカオの風味をマスキングしてしまったり、
ちぐはぐとした味覚の印象を感じさせました。
もちろんチョコレートには柑橘系との組み合わせは
よく合うもの。けれど、あくまで
「チョコレートのチーズケーキ」として
仕立てるために、ここでの酸味はチーズ元来の
もののみ。
またチョコレートにも特有の酸味があるため
レモンは控えます。
○カカオ分を意識する
使うチョコレートの種類や使用量はそのまま
仕上がりの状態に直結します。
焼成後のチーズケーキを固めてくれるのは
卵や粉(コーンスターチ)だけではなく
チーズやチョコレートが持つ凝固力にもよるからです。
また、チョコレートのカカオ分、使用量が多い程
重厚になります。
ベイクドタイプのチーズケーキやテリーヌショコラの
ように、しっかりとした口当たりも美味しいですが
「バスクチーズ」なら、
さらに柔らかく、とろけるような質感に
仕上げたいところです。
焼き上がった後、冷ましたケーキが固まる時、
求める固さ、質感を目指すには
チョコレートのカカオ分や使用量を調整する必要が
あります。
今回のレシピでは、
スイートとミルク、2種のチョコレートを
使用しています。
○焼成具合
基本は、「高温かつ短時間」で焼成を行います。
そうして焼き上げたバスクチーズは
周辺部はしっとりしつつも、中心はトロッとした
仕上がりです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75310666/picture_pc_48b7073187efad8ec8fb16f504b8d97e.png?width=800)
1〜2分レベルで火の通りが変わるので、
目視で焼き具合をこまめに確認します。
◇レシピ
12㎝のデコ型 2台分 1台 約320g
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