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傾聴

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自分の経験からのリアルな傾聴の聴き方をお伝えしています。
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2020年6月の記事一覧

今からの生き方を自分で選ぼう

今からの生き方を自分で選ぼう

傾聴でお話を聴いていく中で、自分の気持ちをセルフ傾聴し、しっかりと自分の気持ちを確認しながら生きていけるようになる人が増えている感覚があります。
傾聴を学ぶと、もちろん人の話を聴くのも楽に聴けるようになりますが、自分自身の心を聴けるようになることが一番の成果だと思えています。

自分の気持ちに気づかずに生きている私もこのタイトルの通りでした。
自分の気持ちを見ることが出来ず、人を優先して生きていま

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ジャッジしている自分を認める

ジャッジしている自分を認める

関わる相手に変わって欲しいと思う気持ちがあなたの中にありませんか。
私もそう願うことがあります。
自分や周りの方々を見ていて、ジャッジしている気持ちがあるんだなぁとセルフ傾聴をしていて感じます。
そのジャッジしている自分に気付くことが、変化への早道だと思ったことがありました。

イヤだなと感じる人に出会った時
相手のイヤな部分や変わって欲しいと思う部分は、実はそこに心が動かされてしまう自分がいると

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あなたはそう思うのね(私は違うけど)

傾聴の共感は「あなたはそう思うんですね」と相手がそう思っているんだということを、そのまま受け止めます。
その後の(私は違うけど)←かっこ 私は違うけどと読みます
その気持ちはもっていていいということをお伝えしています。
この共感の聴き方が「とても楽になる」と最近よく耳にします。

講座の中での話私が開催している「聴きかたのトリセツ」講座や、埼玉のららぽーと富士見のJEUGIAカルチャーセンターでの

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陰も陽もあっていい

陰も陽もあっていい

毎日のセルフ傾聴で最近特に意識していることが、陰陽どちらもあっていいということ。
ついついポジティブは〇、ネガティブは✖になりがちですよね。
意識していないとついできない自分を責めている…そんなことはありませんか?

わかっちゃいるのに陰も陽もあっていい!
ポジティブもネガティブもOK!と傾聴講座の中でもお伝えしています。

あなたの中には陰陽どちらもありますよね。

意識している時は陰陽あってい

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横並びでいると決める

人間関係でありがちなのが、支配・服従の関係性です。
夫婦関係、親子関係、友人関係など、お客様のお話しの中によく出て来るのがこの関係。私自身の経験にもこれがありました。
あなたは相手とどんな関係を望んでいますか?

支配・服従の関係は育った環境にも見られますあなたが育った家は夫婦関係、親子関係がどんな関係でしたか?
親がすべてを決めて、それに従う家で育った方は、自分自身が親になった時にその関係性を自

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それが今のベストな選択

それが今のベストな選択

自分でなにかを選択することがありますよね。
迷うこともあります。わからなくなることもあります。
その時に、あなたの心に聴いてみてください。
そんな時こそ「セルフ傾聴」がとても役に立ちます。

選択に迷う時なにかを決める時、決断する時、とても迷うことがありますよね。
そんな時にも頭で考えることに意識が行きがちです。
私も夫と別居する時に、とても迷いました。

・ケンカばかりの毎日を過ごしていて、本当

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すぐに変化しないのがあたりまえです

すぐに変化しないのがあたりまえです

あなたが小さい頃からごく自然にやって来た人との関わり方があると思います。
私の場合は、自分の気持ちより相手や周りを優先するコミュニケーション。
これが自分の中では普通のことでした。
小さい頃からやって来たことは、なかなか変えにくいんですよね。
だけど、少しずつでも変わります!
私も今実践中です!

セルフ傾聴への取り組み傾聴を学び、自分の気持ちより相手を優先する生活を小さい頃から長らくしてきたなぁ

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あなたは交渉が出来ていますか?(傾聴と交渉の関係 後編)

あなたは交渉が出来ていますか?(傾聴と交渉の関係 後編)

昨日に続いて、傾聴と交渉の関係について後編を書いていきます。
交渉が必要になるのは、自分の気持ちと相手の気持ちが違っている時。
傾聴を前提に、自分の気持ちに気付きそれを伝え、相手の気持ちをわかろうとしながら、折り合いをつけていくことです。
自分と相手の気持ちの違いをどのように見ていくかを記してみます。

遠慮しないで工夫して伝える自分の気持ちをセルフ傾聴で明確にし、それを相手にどのように伝えるか。

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あなたは交渉が出来ていますか?(傾聴と交渉の関係 前編)

あなたは交渉が出来ていますか?(傾聴と交渉の関係 前編)

仲良くやっていきたい相手と違う意見の時がありますよね。
その時に使えるのが交渉です。
その交渉をするには自分にも相手にも傾聴が必要になってくるのです。

傾聴40年の大師匠から学び今日は忘れないために、学んだことのアウトプットの意味もこめて、書いていこうと思います。

傾聴1日講座(実用)の中で、交渉の土台となる自分と相手の違いをわかり合う聴き方の練習をします。
先日の講座で交渉と傾聴の関係につい

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自分に厳しい人は他人にも厳しく、自分に優しい人は他人にも優しい

自分に厳しい人は他人にも厳しく、自分に優しい人は他人にも優しい

相手の気持ちに傾聴で寄りそいたいのであれば、自分に優しい(甘い)人の方が他人にも優しく(甘く)寄りそえます。
あなたは自分に優しいですか?それとも厳しいですか?

自分に優しい(甘い)はいけないこと?一般的に考えると、自分に優しい(甘い)のは良くないことだと捉える方が多いと思います。
以前の私もそうでした。
自分に甘いなんて…と思っていました。
ちゃんとできない自分は、もっとできるようにならなけれ

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役割だけを生きていませんか?

役割だけを生きていませんか?

傾聴に大切な自分と自分との関係性の中に、役割だけではない自分を生きるという考え方があります。
あなたにはどんな役割がありますか?
その役割だけに縛りつけられてはいませんか?

みんな役割をもっています人は生まれ落ちた瞬間から、なにかしらの役割があると考えています。
赤ちゃんの頃、子どもの頃は○○さんちの子ども。
学生時代は○○学校の児童・生徒・学生。
仕事を始めるとアルバイトの○○さん、社員の○○

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それって本当にあなたの気持ちですか?

傾聴でお話しを聴きながら、これは本当にこの方の気持ちかな?と疑問が浮かぶことがあります。
今話している思いは、本当にあなたの気持ちですか?
自分が小さな頃から一緒にいた周りの方の気持ち、又は周りのために創り上げた気持ちではないでしょうか。

出来上がった「べき・ねば思考」小さい頃から親兄弟姉妹、親戚などに言われ続けていることや、周りの常識などを自分の気持ちと思いこんでいる方がいらっしゃいます。

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人からの承認はあると嬉しいけれど、まずは自分で自分を認めてみませんか

人からの承認はあると嬉しいけれど、まずは自分で自分を認めてみませんか

人が自分を承認してくれて、ほめてくれることがあります。
それはもちろん素直に嬉しいですよね。
だけど100%相手が承認してくれることで自分を埋め尽くしていくと…
実はあなたが相手を承認することがなかなか難しくなってくるのです。

夫に認めてもらいたいのにこれは私の経験からもとても言えることなのです。
私は以前夫との関係が悪く、別居までしたというお話を書きました。
自分の意見を言わず、夫の顔色を見て

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出来ない自分にOKを出せますか?

出来ない自分にOKを出せますか?

出来ても出来なくてもそれが自分です。
出来ない自分もOK、出来る自分もOKとどんな自分にもOKが出せるようになると、出来ないと悲しんでいる相手にもそのまま寄りそえるようになります。
まずは自分に向き合うことが傾聴の第一歩だと思います。
今回からは自分と自分との関係性について書いていきますね。

自分と自分との関係性に初めてしっかりと向き合う
私が初めて傾聴を学びに行った場所が㈳日本傾聴能力開発協会

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