存在意義

存在意義あるいは人生の目的について

新しい年のはじまりに乗じて、ちょっと正攻法なテーマを選ぶ。
あなたの存在意義は何か?と聞かれたら、みんなはどう思うだろうか?

私は『存在意義』という考え方があることを知ったのは8年前、
『人生の目的』そんな表現として知った。
『あなたの人生の目的はなんでしょうか?』そう聞かれたのだ

一瞬ドキっとしたけど、すぐに腰が引けた。
そんな大層なこと考えたことがなかったから。
あれからずっと私の人生の目的/存在意義はなんだろう?という問いが
人生のサイドカーみたいにわたしに張り付いてしまった。
ドラフトで保存されてるのだけど、その言葉は更新され続けている。

では、『存在意義』と『人生の目的』は同じものなのか?

正解はわからないが、
『人生の目的』はコーチングで知ったし、
『存在意義』は本当の仕事ワークショップに参加して知った。
この二つは私の中で=イコールだ。

例えば何かを選択するときに、私らしいかどうか?
そういう判断基準として十二分に機能している。
大きな海原や深い森を進むとき、
行き先を決めるコンパスみたいなもんだ。

ちなみに、他の呼び方としてはビジョンとかミッションともいうらしい。
企業がよく使ってるやつだ。
だったら個人が持ってもいいんじゃないかと思う。

存在意義/人生の目的の定義とは?

ここで、改めて定義について引用してみようと思う。
久々に何度も読んだ本を引っ張り出してきた。

存在意義というのは、自分だけにとって意味があるものではありません。
それは他者や世の中にとっても意味があるものです。

(本当の仕事ー自分に嘘をつかない生き方・働き方ー:榎本英剛著・日本能率協会マネジメントセンター)

自分を満たしてなお、周囲も満たすってやつかもしれない。
『人生の目的』についてはこうだ。

その人が存在することでこの世にどんな違いが生まれ、どんな足跡が残るかについての核心に触れたものである必要があります                (コーチング・バイブル:ヘンリー・キムジーハウス/キャレン・キムジーハウス/フィル・サンダール/CTIジャパン訳・東洋経済)

おお、そんな、、滅相もない、、と腰が引けたのを今でも思い出す。
だけどこれは私にとって真実だ。自分もそうだったし、
周囲や世界を見回しても、ひときわ光を放っている人はそれを知っている。

じゃあどうやってみつけるの?

外に出かけよう。人と関わろう。
自分が何を見てどう感じるのか?それがヒントになる。

そして、自分が夢中になっていることはなんなのか?
そこにアンテナを向けてみよう。

充実感を『得るもの』『得ること』に求めない、
『どんな状態』に自分は充実感を覚えるのかがポイントになる。

それらを単語でもいいから言葉にしてみよう。
単語たちが集まったら、つなげてみよう。

それらがきっとあなたの存在意義/人生の目的のドラフトになるだろう。
存在意義/人生の目的とはあなたそのものを表すステキな言葉なのだ。


読んでくださってありがとうございます。 みなさんのお役に立てる記事を心がけていきたいと思います。