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新年早々気が抜け過ぎたので、初めて自然農系の本を読んでみた。

どうも、あいりすなっぷです。
先に、今年もよろしくお願い致します。変わらずゆるめに更新を続けていきます。

さて突然ですが、新年早々気が抜けたという事は誰しもあると思います。例に漏れず、僕も現在進行形でそうです。
ですので、今回は抜けた気を取り戻すべく初めて自然農系の本を読んでみたよっていうお話です。

※そもそも読書が苦手ですので、読ませていただいた本を詳しく解説するわけではありません。ご了承を。

今回読んだ本

まず初めに、先述したように僕は元々本をじっくり読むのが苦手なので、本を買う機会はそこまで多くありません。僕の主な情報源はインターネット(ウェブサイト、動画等)です。時代の申し子です。
そんな僕ですが、最近都心に出向く用事があり、どでかい本屋に立ち寄ったのでそこの農業コーナーで以下の本を購入。僕にとって初めての自然農系の本です。

〇こんな人におすすめ〇
・これから自然農を始めたい人
・自然農の知識を少しでも付けておきたい人

元々違うジャンルの本を探していたのですが、自然農系の本が置いてある事に驚き勢いでそのまま買いました。

それは置いといて、この本の監修をなさっている川口由一さんというのは自然農界隈では知らない人が居ないというレベルの方で、川口さんやその他に福岡正信さんという方が現代日本における自然農の先駆者に位置付けられているそうです。

ただ、申し訳ないのですが僕は名前を知っている程度でした。特に好き嫌いがあったわけでもなく単純に無知なだけです。
そんなこんなで今回は改めて自然農の先駆者の1人とされる川口さん監修のこの本をすこーしずつ読んでいたので、以下メモ程度の書き残しです。

必要に応じた米糠と油粕の許容(補い)

自然農を調べていると米糠や油粕の使用の是非についてはまだ曖昧な部分が多い、という印象が個人的にありますが、この本では必要に応じて必要以上の量でなければ適宜米糠や油粕の使用(所謂、『補い』)を許容していく内容となっています。また、ただ許容するだけではなく、何故許容するのかもちゃんと書かれています。

僕は米糠や油粕を発酵肥料化させて使用していますが、この本の場合生の米糠と油粕を半々にして補いの際に使用するっぽいので見ていて新鮮でした。(ちゃんと使用方法、使用タイミングも掲載されいます)

普通に考えて、それで成立するなら発酵肥料化する手間も省けるしいいな……と思いました。

草マルチはもちろん、温床のページは凄く参考になる。

草マルチを用いることや、自然農的畝立ての情報も当然掲載されているわけですが、個人的に育苗用の温床についての頁は特に参考になる部分が多かったです。

僕は発酵肥料を作っている際に、発酵熱で育苗できるのでは?と無知なりに想像していたので、それをちゃんと突き詰めたうえで情報として掲載していらっしゃるので非常に興味深いです。

藁や糠など、米系資材は身近で入手できそうなので、温床は作ろうと考え中です!
(無理だった場合は素直に苗を買うとかになります!)

草と土壌の関係性、それに適した野菜の種類も。

僕も以前、草をテーマにした記事を書き残していたりしますが、この本は畑における草の役割について僕の記事なんかよりも凄く詳しく書かれています。(当たり前です)

個人的に、イネ科の草の草丈によって適した野菜が判断出来るという部分が面白かったです。参考にしていきます。

最後に

基本的に序盤は基礎的な畑仕事のやり方、中盤は自然農における各作物の栽培方法一覧、終盤に少しだけ自然農のお米作りについて記載されていました。

自然農のおこめづくりを実践される方はそう多くはないかもしれませんが、自然農を始めたい、もしくはそこまで本格的じゃないけど少しずつ自然農をやりたい・知りたいと興味が向き始めている人には良い入門書になると思います。

個人的に色々な農法を知る事自体は、その人の環境によって得になることは薄いかもしれませんが損は無いと思います。

是非機会があれば読んでみるのはどうでしょうか。

それでは、また。

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