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緑肥のポテンシャルを最大限に引き出す方向へシフトするにあたり思う事。

こんにちはこんばんは。

突然ですが、草活用を考えながら野菜を作りたいと考えている僕の実験畑ですが、これからは緑肥のポテンシャルを最大限に引き出していく方向で考えています。

理由としては以下の通り

・無農薬と緑肥の関係性を知る
・草の活用において、雑草と違い扱い方が把握しやすい。
・循環的であるから

それらを深掘りします。

無農薬と緑肥の関係性

まず、僕の実験畑は家庭菜園規模。
当然、農家さんのように収益をあげて生計を立てるなんてのは、この畑では不可能です。仮に売れるものを作れた時にタイミングよく売ったとしても、雀の涙になるかならないか。

そういった家庭菜園規模で生活的なアプローチをしながら野菜を作る上で、農薬を使うか考えていきますが、この畑では結果的に自ら農薬を使うことは今のところ予定にありません。
僕の場合、別の畑(慣行栽培ベース)で農薬を扱うことの難しさやコストの面を教えていただいているので、現状そこまでやる必要があるのか常々考え続けています。

よく議論される自然環境や人体の健康などへの影響などのお話も考え続けなければいけませんが、結局は「目的」や「規模」に応じてどのようにリスク管理をしながら使うか判断をすることが妥当だと思います。

では、無農薬と緑肥が関係あるのかと言うと……僕の中ではまだ未知数です。データなどを見ると減肥にはなると思いますが。
ただ、草を活用する上で天敵を呼び込んだり、土壌バランスを整えてくれるなど、ちゃんと農業資材として日夜研究されている緑肥は少なからず関係あるのではないかとも思えます。

草の活用と緑肥

草の活用を考える手前、当初は緑肥を扱いながら雑草にもフォーカスをあてました。
次第に草の特性などを調べる関係で雑草も活用する方向でやっていましたが、やってみて思うことはとにかく扱い方が難しく不安定。
僕の中では惜しい印象が多いです。

「雑草なんて使えるわけない」と思う方もいらっしゃると思いますが、僕はどちらかと言えば使えなくはないと思っている派です。
ただ、それをメインにするよりは同じ草でも明確に強みを見出され活用されてきた緑肥をメインに草の活用を考える方が良いと判断し始めています。

また、緑肥をメインにすると他の方に草の活用を説明しやすいという部分も大いにあります。(実際のところ、結構楽なんです)

循環的だから

草の活用を考え始めた理由でもあるんですが、畑において循環的な部分を考えるのが僕の中では面白い部類に入ります。

草が育ち、その草を土に還すことで土の養分にしていき、その養分で野菜を育てていく、というサイクルは僕の中でおもしろ混じりの家庭菜園畑の理想形と捉えています。

もちろん、畜産業を含めて考えれば動物性堆肥などを絡ませた栽培方法も循環なのですが、シンプルに緑肥をはじめとした草を主軸に循環させるという部分に僕が勝手に魅力を感じるというだけです。

これからのこと

とりあえず色々と事情もあるにはありますが、緑肥をメインに草の活用と野菜作りを進めていきます。

不耕起や耕起については、今ある不耕起畝は引き続き様子を見ます。
しかし、これから新しい畝を考える際には臨機応変にビニールマルチなどの資材を用いながら対応していく予定です。

施肥や無施肥については、正直悩みどころです。

化成肥料の追加投入はしません。
あっ、化学肥料にネガティブなイメージを持っているわけではありませんので、誤解無きよう。あくまでアプローチの違いです。

緑肥の使用による減肥栽培への挑戦も出来ている手前、思い切って不使用もありだなというスタンスで現状は使いません。そもそも二年前までは全ての畝で使っていたので、まだ残ってると思います。

そもそも、あまりになんでもかんでも肥料をやるというのも僕はどうなんだろう?と思っていますが、個人的には近くの田んぼの稲刈りが終わると米糠やもみ殻をいただけることがあるので、それは活用してもいいのかなと思います。
循環的かどうかの判断は人それぞれですが、そういった近くの田んぼなどで得られるものを活用していくというのも逸れた話には思えません。都合の良い線引きかもしれませんが。

実験畑と言うように、畑で色々と試しているので一貫性は無いに等しいですが、そろそろ芯となる部分をバツンと決めていかなければと勝手に思っていたので、これからは緑肥をめっちゃ使う方向でいきます。

前途多難ですが、よろしくお願いします。

それでは、また。





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