子どもや若者を中心に文化が創られていく、変わっていく
メリークリスマスですね!
我が家では父母サンタと、もうひとつ正体不明のサンタがベランダにプレゼントを置いていきますから、4人×2回分で、出資元・調達元のサンタはそれはそれは大変です(笑)
そろそろ子ども達が起きてきて、ベランダを見る頃です(笑)
いつどこで拝見したか忘れたのですが、
子ども達や若者を中心とした文化やムーブメントが、社会全体を動かしていくっていう話を思い出しました。
クリスマスにちなんで考えてみたいと思います。
冒頭の可愛いイラストは、おがわわことさんの描かれたものを使用させていただいています。ありがとうございます!
①時代の変遷の中でのムーブメント
どんどん移り変わっていく時代の中で、
それぞれ流行りのムーブメントがあったかと思います。
例を挙げればキリがないので、逆にあげにくいですが、いかがでしょう?
どの時代も、子ども達や若者が熱中し、ファンが増えて、社会現象化するなどのムーブメントが起きてきたのではないでしょうか?
資本主義の社会の中では、子ども達や若者は、資産や経験、権限などで言えば、その力は当然にして弱いはずなのに、
社会全体を変えていく力、創っていく力は、圧倒的に強いと言えますよね。
②想いの強さ・集団性
子どもや若者がムーブメントを起こしていくとすれば、大人たちと違うのは、想いの強さと集団性ということかと思います。
子ども達は自分が好きと思えば熱狂します!
その想いはとっても強いものと思います。
流行りのキャラクターの入った商品が次々と販売され、それが欲しいとごね倒す子ども達が多く現れます(笑)
大人だと、「ま、いっか」とすぐ諦めると思いますが、子ども達の想いは強いです(笑)
それと集団性。
ムーブメントが生まれてくる過程で、横繋がりに広がっていきます。
学校などでの友達が面白いことを教えてくれます。
横に横に想いの輪が広がっていきます。
オトナ社会だとなかなかこれほどの集団性は無いのではないでしょうか。
③子どもが喜ぶことを
我が家などまさにそうですが、
「子ども達が喜ぶことを」というのが子育て世帯ではどの家庭でもそうなのではないでしょうか?
子ども達を中心に、喜びや楽しみが生み出されていきます。
これは子育て世代だけに限らず、お孫さんのいるおじいちゃんおばあちゃんもまさにそうだと思いますし、
社会全体としてそうした温かい目線があるのではないかと感じます。
地域の行事やお祭りは、
「子ども達が喜ぶことを」というのを中心に、伝統的にされてきているものが多いのではないでしょうか?
子ども達への気持ちが、地域の人達をかきたてる求心力になっています。
④未来への種まき
元来、稲作等、自然との共生を中心としてきた生活では、未来を意識した時間軸での生活があったと思います。
季節に応じて、田畑を耕し、種をまき、水を張り、手入れをし、稲を刈り、翌年のために保存し、、、
山や川を美しく保つために手入れをしてきている方々もそうですね。
何年も先を見越して、今を生きていきます。
こうした作業や想いは、
『未来への種まき』なのだろうと思います。
各家庭はもちろんのこと、社会全体で、『子ども達や次の世代の人を育んでいく』ということをとても大切にしてきたのだろうと思います。
先人たちは、今は幼い子ども達でも、数年先の成長した姿も重ね合わせながら未来志向の時間軸の中で生活していたのかもしれませんね。
⑤現代において
少子化や核家族化、自然と離れ便利な時代の中で、こうした文化は薄れつつあるかもしれませんね。
②で書いたような要素は、今やSNSの世界に移り変わっているとも言えますね。
少子化の時代にあって、子どもは『子宝』だとつくづく思います。
ウチなんかはこの運命の巡り合わせにとても感謝の気持ちをもちます。
一方で、子どもがいない家庭や未婚の人、ひとりっ子家庭など、それが悪いとは一切思いませんし、もっと子どもを産み育てるべきだなんて、全く思いません。
それぞれが、自分なりの人生を生きていく世の中だと思います。
でもでも、
いつの世も、
これからの社会を創っていくのは、子ども達であり若者たちだと思います。
子ども達の興味関心をいつも注視しておかないと時代に置いてけぼりにされます(笑)
そして、若者たちの想いや意見を尊重し、それを応援、サポートしてやりたいと、この記事を書きながら改めてそう思いました。
子どもは地域住民を繋ぐ存在であることや
学生との協働など、
これまで書いた記事も貼っておきますので、ぜひご覧いただけると嬉しいです。
今日もご覧いただきありがとうございました。