SDGsは、それを目指すプロセスが重要
SDGsは、『ゴール』のことです。
持続可能な世界をつくっていくための、目標です。
17個のロゴの目標を後付けで掲げるだけではダメです。
もっともっと、世の中を変革していく想いをこめて、力を注いでいくことです。
そして、
そのゴールを目指し、
何をどうすれば良いのか、
自分には、自分達には何ができるのか、
どんなアクションをとっていくのか、、、
それらへ、向き合い考えていく『プロセス』が何よりも重要です。
というようなことを、
昨日、『北九州社会教育・生涯学習研究会』の20周年記念講演会で学ばせていただきました。
もう少し、学びをアウトプットしてみます。
①誰一人とり残さない
SDGsは環境対策のようなイメージが強いかもしれませんが、
根本には、誰一人とり残さないっていう、人が人としての尊厳を守られ、
安全や人権が保障される世の中を目指していくというのが原点です。
それらの上に、
住み続けられるまちづくりや、
平和、環境、ジェンダーなどのゴールがあります。
そのゴールは多岐にわたり、いわば全てです。
全ての事柄が、ゴールへと繋がっているがゆえに、
逆に言えば、
人それぞれが、何かしらを描いていくことができます。
②理念も重要だけど、どう落とし込むのか
SDGsなんていうのは、理念であり、
どう行動し、どう実践していくのか、
理念から実行への『落とし込み』が重要です。
頭で考え、理想を描いたとしても
実践できなければ前へは進みません。
なので、具体的にどう行動していくかが重要です。
そのアプローチに対して、
個人としても、ぼくたちのようなNPOも、あの手この手でアクションを起こしています。
③『プロセス』が重要
昨日のこの話題で、一番深い学びとなったのはこの部分です。
前述のとおり、SDGsは全てであり、
何かを行動することが重要です。
とはいえ、
ゴールを目指し、
何かの行動をしようとするときの、
学び、考え、話し合い、検討するというプロセスが実は一番のSDGsへの達成なんだということです。
つまりゴールを目指していく際の
出発点の時点での想いや検討が最も尊いということです。
④SDGsの根底にある、学び・社会教育
イメージとして3段構造
一番上に、SDGsのゴールがある。
その下に、どう実践していくのかがある。
一番下の根底に、どう学び、どう考え、どう話し合っていくのか、様々な声に耳を傾け、想いを広げていくのか。
一番下の根底部分には、
こうした『学び』があるのだと思います。
これそのものが社会教育です。
SDGsと社会教育。
ジャンルとして全然違うように受けとられるかもしれませんが、
実は繋がっていて、
根底には社会教育があるんだと改めて学びました。
昨日は、ちょこっとだけ、ぼくも発言させていただきましたが、
とてもとても学びの深い講演会でした。
北九州の社会教育・生涯学習を支えてこられた70人ぐらいの皆さんがご参加されていました。
この場こそ、北九州での、次の未来へ大きなステップを踏んだ場になったと思います。
ありがとうございました。
今日もご覧いただきありがとうございます。
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