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若い世代の参加へ『楽しい』があるか?楽しく繋がるまちづくりへ!

昨日、北九州市八幡東区のレインボープラザで、
『八幡東区つながる会議』第1回のワークショップがありました。

これは、新市長の肝入り事業?として、八幡東区のオリジナル事業としてスタートしたもので、3回のワークショップを今年度中に行っていくものです。

区役所からファシリテーターとしてのご依頼をいただき、そんな大きな事業を3回も引き受けられないと、断念しようかと思ったのですが、よくよく聞いてみると、ぼくの役割はグループの中でのファシリ、つまり「グループファシリ」をしてほしいとのことでした。
企画するところからだと、負担はとんでもないのですが、グループファシリならばと、請けさせていただくこととしました。

全国で活躍されている「studio-L」という民間のプロの方たちに北九州までお越しいただき、全体をコーディネートしていただきます。
もう15年も、20代の頃から北九州市内の『現場』のあちこちで、地を這うような取組みをやってきましたが、肝入り事業になったとたん、外から降ってきます。若者を応援する街だとか、よく言ったもんだなと思います。

しかも!
3つのグループで進行するのですが、他の2班は、大久保大助さん、そして区の社会教育主事がファシリを務めるという贅沢な登用。
さらに!
グラフィックレコーディング(通称:グラレコ=議論の内容をイラストなどを用いて可視化する)を入れたいとの相談を受け、北九州イチのグラレコの腕を持つであろう原賀いずみさんにお越しくださることにしました。
あとの2班についても、ウチのメンバーや北九大のグラレコにチャレンジ中の学生さんに入っていただくこととしました。

打合せ:贅沢なメンバー(笑)

現場には、本庁部門も含めて、様々な見学者が集まります。
この事業の大きさを感じます。


八幡東区内の3つの地区の皆さんにお集りいただき、それぞれにグループを囲んでいただきます。

大きなテーマは、『若い世代も参画するつながりのまちづくり』を進めるというものです。

でも、一足飛びに、一朝一夕に進むようなものではありません。
しっかり、じっくり話し合っていこうというステップアップです。

また、アイデアが出たからといって、ただのアイデアで実現ができなかったり、打上げ花火のように終わってはなりません。
『スモールステップ』で良いので、一歩でも実現して、進んでいく道筋を目指します。

コーディネーターの山本さんのお話からスタート。
『楽しい』が地域活動の中にあるか?という問い。
そして、その楽しさがあるのであれば、『本当に若い人たちも楽しいと思えているか?』という更なる問い。
ん~・・・!!

もっと踏み込んで、「消費されない楽しさ」を生み出してほしいとのこと。
商品やサービスなどのお金で買える楽しさではなく、地域活動ならではの楽しさを生み出したいということです。


『楽しい!』を生み出していくのも「人」です。

このワークショップの中で、参画する「人」の感性は大きく関わります。
地域の中での、役割、役職、立場もあろうかと思いますが、全員をあだ名で呼ぶことといたしました。

あだ名を決めていただき、自己紹介タイム!
どんな事が好きか?というようなテーマです。

ぼくが参画させていただいてる地区では、『声をかけられて参加した』という人が多く、キーマンとなる会長さん達が、一人ずつに連絡をして、来ていただいておりました。

既に、多世代の人選をしていただいており、素晴らしいスタートをきったと感じます。


まず、話し合いの議題は、
『楽しい』と思える場面はどんなものか?
いつ、どんなことが楽しかったか?

以前のあの活動は楽しかったな〜。
こないだのあの活動は楽しかったですよ!
具体的な事例も含めて、いくつか声があがってきました。

そして、共通点が2つありました。
ひとつは、人間関係です。人が入りやすい、繋がりやすい、みんなの価値観が揃っているときの楽しさがあったようです。
もうひとつは、成長過程を知っているという楽しさです。何もないところから生み出したり、つくりあげたりしていっている過程に参画していることで、思い入れもますし、だんだんと進んでいく様から楽しさを得てきたようです。

うんうん!!!
良い感じ!!!!

次の話題は、
自分自身が『好きなこと・得意なもの』をそれぞれが書き出して、共有します。
また、『最近喜ばれたこと』も教えていただきます。

ワークシートにどんどん書いて、共有していただきました。
うんうん!それ楽しいよね!!
っていう話題が次々と出ました。

複数人で共通している項目だけ書き出しましたが、とってもいっぱいありました。

グループごとの話し合いの内容も、全体で共有して進めていきました。



他の2つのグループも、とっても盛り上がっている声が聞こえてきておりました。
全体シェアの話を聴いても、その充実ぶりがうかがえます。

また、各グループごとに、板書やファシグラを取入れており、話し合ったゾ!っていう記録がカタチにして残っています。



参加メンバーそれぞれに『楽しい!』『得意!』『好き!!』っていうものが潜んでいます。
それは地域の皆さんにも共有・共感するものかもしれません。

共感するものを共通テーマに設定して、何かしらの場をつくっていくことで、繋がりの輪も広がっていくかもしれません。

このように、参加メンバーのそれぞれの『人』をまずは出していただき、その種から、アイデアを生み出していこうという流れです。

とても様々な趣味・興味・関心・趣向が出されました。
次回のアイデア出しの会議が楽しみです。


『楽しい!』を中心に、前面に。

つながりのまちづくりへ、チャレンジしていきます!!!



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