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朝活×読書「魔女の旅々」「人生のロードマップ」13日目

本日の2冊

友人「魔女の旅々」

自分「人生のロードマップ」


ここ数日は友人が物語自分がビジネス書になってきていますね


「魔女の旅々」

魔女のたびたび、と読むらしいです。

友人曰く、

昨日紹介した「キノの旅」と似ていて

考えさせられる物語だから好きとのこと。


昨日の記事については、以下のリンクからどうぞ

主な登場人物は3人

奴隷少女「イレイナ」

村長

村長の息子


村長の息子は、奴隷少女「イレイナ」にLOVE


ある時、村長の息子は、幸せを詰めた瓶を「イレイナ」にプレゼントしようと考える。

その瓶の中には、

四つ葉のクローバーを見つけたときの幸せ

子どもが生まれた瞬間の幸せ

そういった幸せが入っている。

(なるほど、わからん。とりあえず、開けると幸せでてくる瓶かな?)

村長の息子は、その瓶を奴隷少女「イレイナ」に渡しに行く。

その瓶を受け取るときに、ふとイレイナの頭の中にある物語が思い浮かんだ。


とある夫婦がいた。

妻の足は不自由だった。

そんな妻に、夫は綺麗な風景を見せたいと思った。

そこで、妻の代わりに自分が世界を旅して写真を撮り、すばらしい写真を妻にみせようと思い立ち旅に出る。

そして、旅から帰ってきた夫は妻に素晴らしく美しい写真の数々をみせる。

それをみた妻は、、、



イレイナは、そこまで思い出したのに物語の続きを忘れてしまった。

ひとまず、村長の息子から幸せの詰まった瓶を受け取る。

村長の息子がいなくなってから、イレイナは涙を流した。



物語の続きを思い出したのだ。




イレイナは涙が止まらなかった。




この幸せの詰まった瓶を空けたら、自分が死んでしまうと直感したのだった。


物語の結末は悲惨なものだった。

自分の見たことのない美しい景色の写真を見た妻は、自殺したのだ。

自分は写真に写るような素晴らしい場所には一生行けない。

美しい写真に対する感動するより、むしろ足が動かない悲惨な自分の状態に絶望を感じ、自殺を選んだ。


イレイナは今の自分が、妻と同じ状況であることに気づき、絶望し涙したのだ。


自分は、この話を聞いて、現実でこんなことありえる?と言った。

そしたら友人に、昨日「シロクマのことだけは考えるな!」で言ってた「気分不一致効果」と同じことじゃない?と言われ、ハッとした。

気分不一致効果とは気分が落ち込んでいるときに、明るい曲を聞いたり元気な人や幸せそうな人に会うと、余計気分が沈んでしまうという心理的効果である。


善意100%で、相手のことを思って行動しても、相手にとっては逆効果になってしまう。

そんな、誰も報われないことが、現実でも起こりうると感じた。


何が「正しい」かは常に考えていく必要があるのだろう。


そういえば、村長はどこ行った?

あと、タイトルの魔女って、イレイナのことだろうか?


「人生のロードマップ」

23歳にして年商10億を超えた天才経営者、迫さんの著書。


帯には読むだけで天才になれる!!と書かれている。


いうことは、私は天才である!!!!

ーーー!最高!絶好調

あ、これで無敵だーー!

っきに、てっぺんとるぞ!!!!!


ごめんなさい。

つまらない茶番はこれくらいにして本題に戻ります。

たしかに迫さんは凄いですが、生まれた時から天才で、才能があったので楽して今の状態になった

というわけではないです。


普通の家庭で育った迫さんは、年商10億を超えるためにしっかり努力をしています。

この本には、迫さんの実際の経験を元に、自由度を最大化するための方法が書かれています。

この本でのゴールは自由です。

自由とは、金銭的、時間的、精神的、身体的自由です。

分かりやすく言うと、

やりたいことをすぐにやれるお金時間があり、

嫌なことをしなくて済み健康である状態です。


この自由になるためのロードマップが10ステップに分け書かれています。

気になる人は読んでみてください。


この本を読んで2つの疑問が浮かんだ。

そもそもこの本でのゴールは、自分にとってもゴールになりうるのか?

そのゴールの先に自分は何を求めるのか?


自由になりたくない人はいないかもしれないが、

自由になることで安定が損なわれること

リスクにさらされること

今の状況を変えること

を極端に嫌う人がいる。


宇宙兄弟をテーマにした「あなたの知らないあなたの強み」では

日本人は保全性が高い人が多く、現状維持や安定を好むと述べられている。


自分の友人には安定を極めている人がいる。

彼は医療系かつ公務員になろうとしている。

まず、公務員という点で企業より安定度が高い。

その公務員の中でも、医療系はさらに安定度が高い。

国家資格である上に、大学にいかなければ取得できないので参入障壁が高く人材が供給過多になりにくいからである。
さらに、責任やプライバシーの問題から、AIの代替が難しいという点においても安定度が高い。

この時点で、安定度は日本でもトップクラスである。


しかし、友人はこれだけでは満足しない。

彼は大学を首席で卒業してる。

彼の大学の成績はGPA3.8

(最高4。自分は2.4とかだった気がする。)


自分と成績表を見比べると(SABCの4段階評価)

友人SSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSASSSSSSSSSSSSSSSSSSS

自分CABCCCCBCABSCBSCSBACBSACBSBSBBBBCCCCAAABBBBBBCCC

みたいな感じである。

成績の安定感が半端じゃない。


しかし、これだけで満足する彼ではない。

大学在学中に、合格率8%の国家資格を独学で取得済みである。

それを持っていれば、医療職以外の就職も可能だそうだ。

しかも、給料は高くなるらしい。

もはや、そっちの道行けば?と思うが、彼にとってはあくまで安定を守るための保険である。


もちろん今、大学院に行っているので研究職を選ぶことも可能だ。


彼の体が元気にもかかわらず、彼が失業して路頭に迷うことになったとき、

医療が完ぺきに崩壊したときで、そのとき日本は壊滅的な状態だろう。



彼は日常生活でもリスクは冒さない。

消費期限はもちろん、賞味期限を過ぎたものは決して食べない。

運転免許を持っているが、一緒に旅行するとき自分で運転することはない。他人を乗せて事故するリスクを考えてである。

海外旅行もリスクがあるのでNGだ。


そんな彼が安定度を下げたりリスクをとったりしてまで、自由を求めるとは思えない。

たとえ、安定が損なわれる度合いやリスクが小さかったとしても、そういう問題ではないのだろう。

そんな彼がこの本を読んでも、無意味だろう。


本当に自分が自由を求めているのか考える必要がある。


もう一つの疑問は

そのゴールの先に自分は何を求めるのか?

である。

自由を達成したとしても、人生は続いていくのである。

自由の先に何を求めるのか?

自由の先に何をしたら自分は幸せになるのか?

そういったことも考える必要があるのではなかろうか。

もちろん、自由を手にしたことで見つかるかもしれない。

しかし、現時点の仮説としてでも自由の先に、何をしたいのかを決めるのは大事だと思う。

目的あってこその手段である。

自由になったときに家で引きこもっていたいなら、時間的自由に重きをおいてゴールを目指すべきだし、

自由になって高級車や豪華な家が欲しいなら、金銭的自由に重きをおいてゴールをめざしていくべきだろう。

もし、途中で別の道が変えたければ軌道修正すればいいだけである。

しかし、今時点でどの方向に向かうか決めていないとあらぬ方向に行ってしまうことも考えられる。

それゆえに、自己分析をして、ゴールの先に自分は何を求めるのか?

を深掘りしていく必要がある。


自己分析には、「ストレングスファインダー2.0」もおすすめです。

本日も読んでくださりありがとうございました!

今日は時間があったので、ちょっと長くなりました!


よい1日を!








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