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今年読んだ本

⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)

皆さんこんばんは
フリックフラックのいっぽです。

いつも僕の記事をお読みいただき
ありがとうございます。

さて今日はね、
2022年に入ってから
僕が読んだ本について
ただただ書いていこうと思います。


去年は年末にまとめてやったんですけど

割と反応も良かったので

完全に味をしめまして

今年はもっとハイペースに
年始からやってやろうと



なので、
今年読んだ本を
読んだ順番に紹介していこうと
思います。

めちゃくちゃ話題になった本とか

そんなもん紹介されんでも
みんな知ってるわ

みたいなやつは
タイトルだけ載せて
省きつつ進めたいと思います。

あらすじとかは
ネットで検索すれば
すぐに出てくるので
なるべく内容の核心には触れずに
それ以外の部分を
掘り下げていければなと
思います。


それではスタートです。







『元彼の遺言状』 新川帆立


今年1発目に読んだのがこれですね。

僕年末年始、実家に少しだけ帰りまして

その数日間でね
小学校の頃に通っていた本屋さんに
めちゃくちゃ久しぶりに
寄ったんですよ。

この記事に登場した
書店なんですけども

その時に買った本です。

まあだから、今年最初に買った本でも
ありますね。

街の小さな本屋さんなんで
平積みとかもあんまりされてなくて
派手なポップがついている
わけでもなかったんですけど

この本は
割と店から推されている感じでして

帰り道に読みはじめて
結構すぐ読み終わりましたね。


僕、YouTubeでこの作家さんの
インタビュー動画も見たんですけど

弁護士資格を持ってはる方で

すごい戦略的に
新人賞を獲りに行って
デビューされたらしいんですよ。



この本自体は
ミステリー小説なんですけど
色んな法律知識が
散りばめられてまして

僕、1留しながらも
立命館大学法学部というところ
卒業したんですけども

読んでたら

あ、こんなんあったなぁ
みたいな箇所が何個かあって

講義とかもちゃんと受けてなかったんですけど
思っているより
覚えてるもんですね。



『向田理髪店』 奥田英朗


はい、2冊目ですね。

僕、noteの記事では何度も
書いてるんですけど
奥田英朗さんが
世の中で一番好きな作家さんの
1人でして

中学生くらいから
ずーっと読んでるんですけど

多分これは初めて
読みましたね。

北海道の高齢化が進んだ街を舞台にした
連作短編集なんですけど

人間臭い人がね、
いっぱい出てくるんですよ。

他人のことをちゃんと考えてるけど
やっぱり自分は可愛くて

みたいな

この作品の中で描かれている
田舎町とか
小さなコミュニティーってね
人の不幸とか幸福が
比較的伝染しやすい
環境だと思うんですけど

その様子の描き方が
抜群なんですよ。

人に言いづらい負の感情を
抱えている人は
奥田英朗作品を読むと

なんや!みんなそうやんけ!
あんまり気にせんとこう

ってなれるんで
オススメですね。



『N』 道尾秀介


この本はね
6つの章から構成されているんですけど

ちょっと変わった仕掛けがありまして

どの章をどの順番に
読んでもいいんですよ。

どの順番で読むかを
読者に委ねられていて

全部で720通りの
読み方があるらしいんですね。

だから、それぞれに違った
読後感があると

ちょっとこの説明だけじゃ
わかりづらいかもしれないですけど

わからなかったら
1回本屋で実際に手に取ってみてください。

なんかね、
最初のページに
各章のタイトルと
書き出しだけが書かれていて

そこから1番目に読む章を
選ぶんですよ。

で、読み終わったら
また最初のページに戻って
2番目に読む章を選ぶと

それを6回繰り返すんですね。

で、1章ごとに
天地が逆さまになってて

読みながら
本自体をひっくり返さないと
読めないようになっているんですよ。


僕はね、
結構バラバラに読みまして


で、反応を伺おうと思って

本のレビューサイトとか
一通り見たんですけど


みんな大体ね、

自分の順番こそが
正解だったと思う

的なことを書いてるんですよ。


これ凄いことですよね。

みんな違う順番で読んでいるはずなのに

それぞれが
720分の1の自分が選んだ順番を

正解だと思う
っていうのが


ただ僕はですね、

ちょっと違う順番で読んだ方が
良かったかな

って思いました。


なんでそう思ったかは
ネタバレになるんで
書かないですけど

気になったら読んでみてください。



『マイ国家』 星新一


はい、これはショートショートですね。

おそらく、再読だと思います。

一個一個の物語が短いんで
僕は電車の中とかで
読んでました。

31編入ってます。



『おもろい以外いらんねん』 大前粟生


これもめちゃくちゃ色んなところで
紹介されていたんで
飛ばします。



『推し、燃ゆ』 宇佐見りん

すいません、これも飛ばします。

なぜか読了までに1年半くらいかかりました。


『そして、バトンは渡された』 瀬尾まいこ


これも有名すぎるんで
飛ばしたいんですけど

さすがに3冊連続は
やりすぎなんで

個人的に思ったこと書いていきますね。

この本はね、
そういえば読んでなかったなぁ
ってふと思って

2月の前半くらいに読んだんですけど

最初のね、
100ページくらいですか

正直ね、
個人的に

なんてリアリティーのない話なんだ!

って思ってたんですよ。


僕、途中でやめて他の本読み出したり
よくするんですけど

この段階でも
迷ったくらいで

でも、読み終わると

最初にそう思うのも当たり前でね

非現実的な設定で
読者を感動させる底力を見たというか

物語自体は
割とテンポよく進むんですけど

描く事を省いた部分が絶妙というか

よく
『行間を読む』っていう
表現ありますけど

その次元を超えた
真意のようなものが
大量に降り注いできて

久しぶりに本読みながら泣きましたね。




『きみを嫌いな奴はクズだよ』 木下龍也


今日はこの辺で最後にしましょうか

これは短歌集ですね。

なんかね、この時期に
ネットとかで
色んな短歌を見てて

木下龍也さんという方の
短歌をよんで

なんじゃこれは!
ってなったんですよ。

で、これは是非
色んな作品を
見てみようとなりまして

買って読んだんですけど

僕が最初に
一目惚れ?

一目惚れで表現合ってるんですかね

一読み惚れ?

一詠み惚れかな

まあなんでもいいですわ

最初にグッときた作品と

テイストが違いすぎて

なんかね
作風が多岐に渡りすぎて

そんなんありなん?
っていうの
めっちゃ多いんですよ。


僕、短歌の知識とか
全くないですけど

これホンマに
同じ人が書いてるんか
みたいな

まあでも、
より興味は湧きましたね。





はい、今日はここまでです。

またね、
読んだ本が溜まってきたら
書こうと思います。



ではまた明日

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