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写真展『某東京』終幕10日経過

つい1週間少し前ですが、遥か昔に感じます。
そうです、写真展『某東京』が終幕しました。
鮮度が大切と分かっていても、バタバタして遅くなってしまいまいました。

お越し頂きました皆様、本当にありがとうございました。3日間で150人の方に足を運んでもらえたこと、非常に大盛況であったと思います。
周りがどうであれ、素晴らしいです。

うちのボス“のっち“氏が総括をしてくれているので、僕は個人的な意見をまとめていきます。

この12枚を展示しました

『人』と『街』×『東京』=『某東京』
テーマに沿って、写真を厳選する面白さ。
テーマを逸脱しないように、調整する難しさ。
どちらも表裏一体で、欠かせないものです。
その12枚を簡単ですが、振り返ります。

12枚の舞台裏

誰かも分からない、表情も見えない、場所も東京のどこか分からない。タイトルに相応しい。
晴天と裏腹に、表情と同じく光が差し込まない場所。映画『VAiN』にも出演してくれた、石村二郎さんにこの展示のため撮影させてもらいました。
タワーを撮るつもりが、赤信号に目が止まりました。そして東京タワーの赤色をこの信号が吸い取ったように写ればいいなと編集しました。
日の丸構図に、ポツン。のように見えるけれど、実はよく見ると奥にもう一人映っている。周りがそう見るだけで、本当は違うかもしれないよ。東京ぽくないですか。
派手な衣装に身を包み、どこか虚な表情。大都会にいながらも、一歩離れた所で俯瞰しているように橋から撮影しました。当時2018年、また都会でこんな派手な撮影が出来るだろうか。
この場所は何度か訪れたけれど、雨が止んだ直後に霧が立ち込めた一瞬でした。偶然この近くに昔住んでいた方が観に来られて、凄く喜んでくれた1枚。珍しい景色のようです。
展示者3名で撮りに行った日の1枚。周りのビルの光が反射して、同じ場所・同じ時間にまた行っても絶対撮れない。多種多様な東京という感じが個人的にしています。
道路も車の色も向きも、右は湾で左は工事中。もう情報量が多いのが東京。観に来ていた男の子が翌日ここを撮っていたのを見て、写真のパワーは凄いなと思いました。
いつもどこかで工事が行われている。それが東京。場所を11枚当てられた人でもこの場所は分からなかった。それだけ意外な場所から撮っています。どこか分かりますか?
一歩俯瞰視して、誰もが誰のことも気に留めていない様子を表現出来たらなと。大阪のスーパーモデル、むーちゃんを敢えて暈した贅沢な1枚でもあります。
背景の大きな雲が当時、怪獣のように見えて、怪獣が小さい世界を覗き込んでいるような世界観になっていたらと思う1枚。人や建物、雲との距離感が大切だったので嫁さんに立ってもらいました。
ゴリラは主人公。下から見るとめちゃくちゃ大きいゴリラも、上から見ると実は何かのほんの一部なんだよっていうのを伝えたくて。撮った日から感想が一切変わらない不思議な1枚。

グループ展を終えて

映画『VAiN』が上映終了し、
次に臨んだ一大イベントとなりました。
今年はかなり意欲的に、挑戦をしていますが元来自分はフォトグラファーであると、改めて再認識する良い機会になったと思います。

そして、今回おそらく初めてになるかと思われるのが企画を進行するのは、自分ではないということ。常に言い出しっぺで、指揮を執るというと大袈裟かもしれませんが形にするために先頭に立ってきました。そこで今回大切なことに気づきました。宣伝の仕方についてです。

VAiNでもそうですが、もうちょっと積極的に宣伝をして欲しいなぁと思う場面がありました。しかし、自分が先頭ではない場合どのように宣伝したら良いか、いや邪魔しちゃいかんし、テーマに沿わないのも良くないし等々悩むことがありました。もしかしたら、当時こう思っていた子たちもいたのではと。今となっては分かりませんが、何事も経験が大切ですね。

最後に

のっちさん、ゆきさん、ありがとう。

改めてこんな素敵な展示が、出来たのはお二人のおかげでございます。
本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

2023年は、公私で行事がまだまだ続きます。
きっとあっという間に2024年が来る模様です。
拙い文章ですが、これを書き終えるのに数日かかってしまいました。習慣にしないとダメですね、やっぱり。この辺りで終わります。

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