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【後編】俺と邦楽ロック&ポップ30年史 〜主に思い出と妄想〜

(途中からの方は、前編をご覧ください)

③2010年代+


ここからの10年ちょっとは、音楽との関わり方が
180度変わりましたね。

社会人になってから、『この曲いいよね』なんて話、
同僚とすることはほぼ無くなって。
一方、YouTubeの音楽発掘はあり得ないくらい
捗るようになって、TSUTAYAのCD宅配レンタルで
借りまくる。部屋がCD-Rプレス工場みたいになった。

サブスクが始まると、CDを借りると言う行為すら
無くなった。これが決め手となって、
今のようなプレイリストのインフレに至るという…笑

もう世間で何が流行ってるとか、どうでも良くなって、
ただ好きな曲を、己の快感を追求するようになりました。

2010年は、新時代を新しい気持ちで迎えましたね。
SEKAI NO OWARI『虹色の戦争』は、次世代感あって
今思えば、どこかボカロっぽい雰囲気を感じますね。
あと、miwa『春になったら』も幕開けっぽくていい。
歌詞中のケータイがギリ、ガラケーなところもいい。
そう、まだLINEが無い世界なのだ。笑

2011年は、東日本大震災のイメージが強すぎて
暗い曲が多いかな…と思いきや。
School Food Punishment『in bloom』はこれ以上
無いくらいに爽やかで、春の息吹を感じる♪
南波志帆さんの『水色ジェネレーション』も
新しいガールズポップを予感させる名曲ですね。

2012年は、バンドシーンに突然変異が起きたなと。
パスピエの『トロイメライ』を初めて聴いたときは、
君たちどこから来たの?って思った。衝撃的だった。
Brian the Sunやカラスは真っ白とかも、変幻自在な
プレイでビビっときた。

2013年、なぜかこの頃、ど田舎なのにCDレンタル店の
品揃えがめっちゃ良くなった。
優秀な大学生バイトが邦ロック大量入荷したのか、
バンドシーンが今面白いってバレたのか。笑
phatmans after schoolの『メディアリテラシー』は
バンプ以来の邦ロックの新星が現れたと思った。
あと、ケラケラの『スターラブレイション』は
ヒットソング感がスゴい。スカパーでよく流れてて
好きになりました。

2014年、なんとなく世の中の流れに乗って
ライブ行ったりもした。時、既に遅し?(若い子ばかり)
赤い公園の『NOW ON AIR』、生で聴きたかったな。
そして杉恵ゆりかさん、こんなに誰かの音楽に
ハマったのはいつ以来だろう?天才すぎる…マジ聴いて

2015年、俺のiPod Twitter元年。音楽発掘が更に捗る。
時、既に遅しとは分かっていたものの、
それでもライブに行きたくて、パスピエを見に行った。
リリース前の『贅沢ないいわけ』をライブで聴いた時、
最高に盛り上がりました。ライブで一番興奮した瞬間。
Chakiさんの『恋がしたい!』は、つるうちはなさんの
レーベル『花とポップス』で知った曲なのですが、
世の中、知られていない良い曲が多すぎる!と
改めて思いましたね。

2016年、はい来ました。オムライスの年ですね。
オムライスの話を俺にさせると
それだけでこのnoteが終わってしまう可能性があるので
やめておきます。笑
カフカの『Ice Candy』もね。良すぎて言葉無いよ。
ライブハウスで聴いたけど、念のため2回通ったけど
本物すぎて語彙力を失ったわ。
こんな良いバンドが、なぜ…
ちなみにこの頃の髭男は、既に仕上がってましたね。
コーヒーとシロップとか…そりゃ売れるさ。

2017年、YouTubeでプレイリスト毎日更新始めました。
コレサワの『SSW』のMVは、泣けます!絶対見て。
鳴ル銅鑼の『DUNE』、ライブ観たとき椎名林檎かと
思うくらい妖艶だったなぁ。記憶に残るバンド!
すみません、この辺りの年代に入ると聴いた曲の
母数が多すぎて、トレンドとか逆に全然分からない。

2018年、仕事で転機があったりして忙しかったものの
Novaurelia『ユレルガール』に出会えただけで
全部チャラになった。ちょい歌謡曲っぽい節回しが
なぜか心地良いんだよなぁ。
あと、この頃から、ずっと真夜中でいいのに。とか
匿名系のアーティストがチラホラ出てきましたね。

2019年、コロナ前最後の日常だったとは夢にも思わず。
『平成生まれのメッセンジャー』のRETOが
ラストライブを終えて、令和になった年ですね。
RETOというのは、俺が今世紀で一番ハマったバンドで
活動休止してもなお聴き続ける、神様みたいな存在。
あと、EOW『U』は、令和最初の壮大なラブバラードだったなぁ。
その他、YOASOBIの『夜に駆ける』も実はリストイン。

2020年、コロナで何が変わったのかと言えば、
テレビを見なくなった事。暗いニュースばかりだから。
そんな中、ひむろ『ハルノヒカリ』は一筋の灯りみたく
温かい音楽だったし、mei & Henrii『クリームソーダと
シャンデリア』は夏のトキメキを思い出させてくれた。
やはり、音楽は心の支えになりますね。

2021年、気がつけば20年代に入っていた。
この年は入退院を繰り返した最悪の年。歳…?
PLOT SCRAPSの『透命花火』聴いて、一回死んだかと
思ったり、ひむろの『モラトリアム』聴いて、実の所、
心はまだモラトリアムなんじゃないかと思ったり。

2022年、やっと2022年にたどり着いた。去年だ。
ボカロは専門外なので、リストインしないのだけど、
VEGACHICKさんが作った『唯独りの魔法使い』という
曲がめちゃくちゃ気に入ったので、幻の101曲で
入れちゃいました。ポケモンのミュウみたいな感じで。
もはや人間と間違えそうなレベルの歌唱力。
音楽業界のChatGPTだろ。夏色花梨よ…

以上、30年史でした!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは。

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