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九州にある、業界で一番視察が多いスーパー、ハローデイのお店「ボンラパス」とは!?

 こんにちは!ipoca@逆襲の女子デザインチームの福岡在住シャイラです。
家から少し離れた所に、とてもオシャレなスーパーがあるのですが、今回はそちらを是非ご紹介させて頂きたいと思い、本社にアプローチしました!
その注目のスーパーは、北九州市に本社を構える株式会社ハローデイさんの「ボンラパス薬院六つ角店」です!

今回特別に撮影許可をいただくことが出来、その上なんと店長への取材も設けていただきました!薬院というおしゃれなエリアにあるお店ですので、取材させていただくのがとても楽しみです。

それでは私が感じた「ボンラパス薬院六つ角店」の魅力を3点ご紹介します!
まず、なぜこちらの店舗に魅力を感じたかと言うと・・・


①落ち着いた雰囲気と華やかさを感じる店舗展開

薬院エリアにあるボンラパスの店内に入ると、入口でまず目を奪われるのが、右手にある華やかな生花と正面にライトアップされたみずみずしい林檎です。
林檎は陳列棚ではなく、いろいろな種類の籠に敷き詰められています。スポットライトが当たることでより一層みずみずしさを際立たせています。

ボンラパス_入口花

ボンラパス_りんご

暖色系の照明が全体を落ち着いた雰囲気で包み込み、一点から照らすスポット効果で影ができ、林檎が立体的に浮かび上がってワクワク感を湧きたたせてくれますね!
 本社広報の河原様に伺ったところ、なんと「ボンラパス薬院六つ角店」は、照明学会の「平成26年照明普及賞」を受賞しているとのことでした!
照明普及賞とは、「その年に竣工した優秀な照明施設を表彰したもの」であるとのこと。
こちらに掲載されています。

なかなかこういった落ち着いた照明の施設はないなぁと思っていたら、やはりボンラパスの照明は表彰されるほど素敵だということが分かりました!納得です。

では店内をぐるりとまわりながら、可能な限り魅力をお伝えしていきます。(長文になります)

青果の方に進むと、見てください!この立派な肉厚の椎茸を!
かなり大きいですよ。なかなか他のスーパーでは見られないと思います。こちらのお値段も大きさの割には手頃なお値段で魅力的です。。早速買い物カゴに入れました笑。
こちらの椎茸について後ほど本社広報の方に伺ったところ、「大分県の特産で“どんこ”という有名な椎茸です。ステーキにして食べると格別です。」とのこと。どんこはこんなに肉厚なのですね、すごいです!早速試してみようと思います♬
ほかに有機野菜のコーナーもあるので、オーガニックのものがお好きな人にもおススメです。

ボンラパス_椎茸

こちらはトマトですが、すでにパッケージが可愛いです!ほかにも色々な契約農家さんのトマトが赤・オレンジ色と色とりどりに並べられており、どれも新鮮で美味しそうです。私も別種のトマトを購入しましたが、かじるとプリっとしたみずみずしいトマトの味が最高でした!

ボンラパス_ミディトマト2

次は鮮魚コーナーに向かいます。
こちら、天然物の長崎県産の本マグロがこのお値段です!お安くないですか?他にもたくさんお刺身の種類があり、どれも新鮮なものを取り揃えてあります。
もし希望のものが無い場合や、切り分けて欲しいものがあった場合は、店員さんにお願いすれば別に切り分けてもらえるようです。素敵ですね♬

ボンラパス_マグロ

お次は紅茶のコーナーに向かいましたが、非常に種類が多いです!
女性が好きそうな可愛らしいパッケージのものが並べられており目移りしてしまいそうです。
こちらはムレスナティーという最高級の紅茶だそう。箱に「心からのありがとう」などメッセージ付きなので、お友達やお世話になった人に堅苦しくならない程度にプレゼントするのに最適ですね。(ほかにもいろいろなメッセージタイプがありました)

ボンラパス_ムレスナティー

ムレスナティーのカップルバージョンも見つけました♬こういった商品はデパ地下などで見かけますが、スーパーではあまり見かけないですよね?どんな商品があるかな、と見つける楽しさがあるのもボンラパスでお買い物する楽しみのひとつです。

ボンラパス_ムレスナティー男女

ほかにも、桜島溶岩窯を使用した焼きたてのパンが購入できるベーカリーコーナーが店内にあり、とてもよく売れているようです。通常朝やお昼だとパンを購入される人が多いイメージですが、夕方頃に来店した際も購入されている人が多かったですね。桜島溶岩窯を使用されている点からも、ベーカリー部門にも力を入れられていることがわかります!次回トライしてみます。

そしてこちらはプリザーブドフラワーの薔薇です!
店長によると、薬院エリアは他のエリアに比べて比較的年齢層が低く、30~40代を中心に単身世帯も多いため、この地域に合った商品を取り扱っているとのこと。こちらは年齢問わず女性が好きそうですが、こういったエリア層からも置いてあるのだと思います♬
デパ地下にあるような華やかさですね。

ボンラパス_薔薇

お次は落ち着いた大人層には欠かせない酒コーナー、その中でも目を引くおしゃれなワインコーナーです!見てください、この豊富な種類と照明の当たり具合。まるで海外のスーパーに来ているようです!
実際にアメリカのスーパーにも行ったことがありますが、そこを思い出します。お酒コーナーはこちらの写真に写っている箇所だけでなくもっと広いので、見て回るだけでも楽しめます。
普段飲まない方もついつい飲みたくなること間違いなしですね♬

ボンラパス_ワイン売場 (1)

お惣菜などは、一般的にはスーパー店内で調理せず、調理済みのものを仕入れて並べることが多いようですが、ボンラパスは人件費がかかっても店内で調理するというこだわり!その為こだわったお惣菜や健康志向のお惣菜が多かったです。出来立てのものを購入できる点は嬉しいですよね♬

ボンラパス_おにぎり

次は、無添加のものや、化学調味料不使用のものも多く取り揃えてあり、その中でも今の季節特に寒いので体を温めてくれるラーメンや香辛料が効いたレトルトカレーをご紹介します。
健康志向だけど寒い時にはラーメンを食べたい、という方も多いのではないでしょうか?そういう人には是非訪れていただきたい!化学調味料不使用・無かんすい麺と書かれたラーメンがたくさんあります。
こちらのカレーは、後ほど紹介するPOPに惹かれて良いなとおもい、購入しました♬

ボンラパス_ラーメン

ボンラパス_カレー商品

こちらには、ほかにもたくさんおススメしたい商品がありますが、ご紹介しきれないので、次の魅力に移ります!

②人を惹きつけるPOPが、ついつい買い物したくなる

 おしゃれな商品やほかであまり見ない商品が取り揃えてあるだけでも気になりますが、それでもやっぱり目を引くPOP(広告)がボンラパス独特の「らしさ」を引き出しています。
こちらのPOPを見てください!ヱスビー食品の「李錦記 特製オイスターソース」の調理法調理イメージが大々的にかつ分かりやすく書かれています。お客様から調理しやすいと思ってもらえるよう工夫をしていると、インタビュー時に宿利(しゅくり)店長が言われていました。
たしかにこれであれば、普段使い慣れない海外商品なども使ってみようかな?と買ってしまいそうですね♬

ボンラパス_輸入調味料POP2

本当に、ほかにもたくさんお客様目線でつくられたPOPがあるのですが、その中であとふたつをご紹介します。
こちらは、シャインマスカットの陳列箇所にあるPOPです。色々な品種のぶどうの名称と、好みのぶどうの探し方を分布図で分かりやすく表してくれています。(手が込んでいますね)好みのものや試したい、と思った品種を見つけやすいですね!

ボンラパス_POP (1)

先程ご紹介した、ちょっと手が込んだレトルトカレーについても、このように調理済イメージをPOPで大きく提案してくれています。美味しそうですね。私も美味しそうなPOPに惹かれ思わず買ってしまいました。笑

ボンラパス_カレーPOP

店内のPOPを見ていて気づいたのですが、ボンラパスのPOPは比較的大きめで、お客様の目に留まりやすいよう、分かりやすいよう、買った後をイメージしやすいようにと色々と工夫されていることが分かりました。
こうやってPOPに惹かれてついみなさん買っちゃうのですね♬

③お店全体が活き活きとしている

今回は特別にお時間をとっていただいたボンラパス薬院六つ角店の宿利店長に、色々と疑問点について質問させていただくことができました!

Q.どんな会社(お店)ですか?

 「チャンスがたくさんある会社。まずはなんでもトライしてみようという意識が強いです。意見も出しやすく、否定せずまずは受け入れようという雰囲気があります」とのこと。

店舗には多くの裁量権が与えられているそうで、店舗単位で実践・検証できることも活性化に繋がる強みのひとつのようですね。

ほかにも、「お客様から喜びのお声をいただくことが一番嬉しいです。人の幸せは自分の幸せという社長の考え方が会社全体に浸透しているので、自然とそうなっていると思います」とのこと。素晴らしいですね!

こちらをお聞きして、株式会社ハローデイさんの「日本一働きたいスーパーへ」というビデオの中で、加治敬通社長が言われていた言葉を思い出しました。

加治社長
みんな自分が幸せになりたいのなら、周りの人を大切にしよう。絶対に、周りの人が笑顔になったら、真ん中にいる自分が幸せじゃないわけがない

加治社長の、来店してくれるお客様、社員の方やパートナーの方みなさんに対する温かさを感じます。この言葉に、少しウルッときてしまいました。。この考え方が会社全体に浸透しているので、お店全体が活発なのですね!
ほかにも加治社長、徳留部長の以下の言葉が非常に心に響きました。

加治社長
「意外と自分の得意技って自分でわかってないということないですか。色々やっていたら自分の得意なところを別の方が認めてくれて、それをやったら人様に喜ばれて、それ(仕事)がすきになったということもありますからね」

徳留(とくとめ)部長(当時)
「1番大事なのは、人の良い所をいかにみつけるか。悪い所を叱るのは上司として簡単なんですけど、そこを極力責めないで良い所を伸ばすという事をつねに考えて仕事をしています」

こちらのお二人の言葉から、いかに人を大切にしているか、人を大事に育てようとしているか、という事が伝わってきました!こういった考えが社内全体・店舗全体に浸透して、みなさんが活き活きと働きやすい雰囲気になり、その雰囲気がお客様にも伝わり活気があるのかもしれないですね。素敵です!

ボンラパス_りんごUP2

Q.「一番視察が多いスーパー」と言われているが、宿利店長ご自身から見て、なぜ同業他社さんが視察に来られると思われますか?

「催事の時はどこにも負けないように装飾、POP、陳列、取扱商品にこだわっている為、次また何か新しいことをやっているのじゃないかと思ってもらえていると思います」とのこと。
「それに甘んじることなく深化していこうという思いです」と言われました。

売れた、と、売った、は違います」とのこと。
「売れた、というのはこちらが何もしてなくてもお客様が必要だと感じられて購入いただいたもの。売った、というのは本当は買う予定ではなかったものを、こちらが目を引くPOPや陳列方法、珍しい商品を取り扱うことで買いたい!と思ってもらえて購入いただいたものを指します」と言われ、これがボンラパスの一番の魅力ではないだろうか!と感じました。

興味を持ってもらえるよう、陳列の棚をジグザグに並べたり、こだわったPOPをつくったり、照明にもこだわったりしているそう。
私自身、その魅力にしっかりハマっており、店に行くまで買う予定ではなかったものをたくさん買ってしまいました。ほかにも多くの方が同じように購入されていると思います。お客様に楽しんでもらおう、喜んでもらおう、という思いがすごいですね!!

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長くなってしまいましたが、以上3点が今回の取材を通じて感じた「ボンラパス薬院六つ角店」の魅力です!いかがでしょうか?

もし福岡に来られることがあれば、是非こちらの、日本一視察が多いと言われるスーパー、ボンラパス薬院六つ角店へ足を運んでみてください!きっとお買い物を楽しませてくれるでしょう!でもついつい買い過ぎにはご注意を。笑

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