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雨×Uberいない、は豊かな国の証拠では(笑)

今年になって車のコーティングをしまして、非常に気持ちがいいです。僕のシティーコミューターもスポーツカーもコーティングをする上での車体のクラスはSサイズ。旧車の小さなミニクーパーなんかはSSサイズらしいですが、それの1つ上のサイズです。

愛車のコーティングをする方、きっと結構いらっしゃると思うんですがやってないという方のために触れますと、まずコーティングをすると雨の日に雨がボディの上で球になるんですね。で、走ると風で後ろにコロコロと転がっていってくれます。車庫の中に入れた後も同じです。フーッと息を吹きかけるとコロコロコロ...。あとは勝手に乾いてくれるので、イイです。汚れを落とすのもとてもカンタン。

お値段は色々で、最高で16万超えとかのグレードのコーティングもあるんですが、僕は吉祥寺のENEOSさんで一番お手頃価格の「クリスタルキーパー」というものをやってもらっていて、Sサイズの車体で一台1万8千円程です(1時間半ほどで仕上がる)。これを毎年年明けに施工してもらっています。メリットとしてはその日から1年間何とガソリンが、コーティングをしてもらったお店でリッターあたり10円引きになることです(毎回400円値引きされたとして毎週給油したら年間2万2千円の節約に...)。

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(先日の雨を弾くボディ)

なので僕は雨は歓迎なんですが、ここ最近連日雨が降りましたよね。外を眺めながらそういえばUber Eatsってこんな雨でもやってる人いるのかな、と思う一方で、この雨の中Uberさんに、「私の夕食家まで持ってきて!」っていう人いるのかな、と疑問に思いました。そしてその日の夜、何気なくインスタグラムのストーリーズを見てみると...


仲の良い友人が頼んでいました


「新宿、ウーバーさん全然捕まらなくてマック2時間待ちだわー」とか言ってるではないですか...。


別に僕はこの人の道徳心を批判するつもりはないんですよ。Uberは立派なサービスなわけで、注文する側にも配達料金が発生している(利用したことないから詳しく知らんけど)し、運ぶことでドライバーさんもお金が儲かるわけですからね。けど...、真冬の寒い日の夜雨がザーザー降っていて...いや道もね、ちょっと危ないし「俺んちまで来て下さい」とはあくまで僕なら言えんですな、というだけの話です。

でも僕はその投稿を見てその時思ったんですよ;

「雨の日は出勤しない、というくらいのカジュアルなスタンスの働き方って豊かな証拠だな」と。

僕はどうしても商売人の心というか、客として見た時と言ってること真逆になりますけど、「雨の日は需要が高くなってきっと儲かるだろう。今日は雨が降っている。稼げるな。よし行くぞ」と思うと思うんですよ。それできっと目立つ色のカッパを着て、じゃんじゃん運んで稼ぐだろうなと思ったんですよね。でも、そこまではしないよ、と、大勢のドライバーさんが考えたからこの友人は2時間待ちだったわけで。ということは、あ、大勢の配達の人はこれ、言い方悪いけどただの趣味やな。と僕は思いました。

やや使い古されたハナシですが、「マクドナルドが流行る国は民主主義が浸透している国だ」とか言いますよね。僕はこの夜、マクドナルドを雨の日にUberがジャンジャン配達しない国は豊かな国だ、と改めて定義することにしました。

追記*投稿した数日後、都内で恐ろしく雪が降りました。路面に雪が積もったら、流石に二輪車は出動できないでしょうね。。

( 文・西澤伊織 / サムネイル・Uber Eats )


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