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🇺🇸米国株 S&P500(SPY)が新高値ブレイクしたので分析

米国株を代表する株価指数S&P500 は2024年1月19日(金)に史上最高の新高値をブレイクして取引を終えた。(ちなみにダウ工業も同様)

金利上昇局面だったこともあり、ダウントレンドに入る可能性が指摘されていたが見事に打ち破る展開となり市場は盛り上がった。

新高値ブレイクの中身について分析したため、この記事にまとめておきます。


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買われすぎの状態から新高値ブレイクしたS&P500 

S&P500 は年末の9週連続の上昇によって、テクニカル、モメンタム、ファンダメンタル、すべての観点から『割高』が指摘されていました。

2023年最終取引日にはS&P500 に含まれる76%の企業が200日移動平均線より上で取引される展開でした。

2024年に入ってからは11日連続で資金流出を観測するなど、弱気サインを示すインディケータが複数点灯する展開になりました。

更に足元では金利上昇局面だったこともあり、多くの投資家がリスクオフを想像していたことでしょう。

しかし、細かな下落が続いたことで急落による投資家マインドの毀損を回避できたことが新高値ブレイクの勝因の一つになったと思われます。

私もS&P500 をショート(空売り)する準備もしていましたが、毎日センチメントデータを確認していると、株価には現れない『クールダウン』が見て取れたので、下落のヘッジ部分のわずかなショートポジションだけ残し、大部分はロングポジションを継続しました。

高値ブレイクをした時点でヘッジ部分はすべて解消し、セオリーどおりに高値更新が続くか見ていく展開としています。

高値ブレイクから見えるS&P500 の実態

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